ヤーキーズ・ドットソンの法則で仕事や副業のモチベーションやパフォーマンスを上げる方法

こんにちは、大成信一朗です。
 
プレッシャーがあり過ぎると失敗する。
緊張感が無いとだらけて最高の成果が出ない。
 
人は良い仕事をするために適度な緊張感が必要なのである。
これを説明したのが「ヤーキーズ・ドットソンの法則」である。
もしかしたら、自己啓発本や成功哲学書を読んでいて、すでにご存じかもしれない。
 
本業でも副業でも現在は高いパフォーマンスを発揮しないと成功できない。
そこで、ヤーキーズ・ドットソンの法則について説明する。

ヤーキーズ・ドットソンの法則とは?

ヤーキーズ・ドットソンの法則とは、ストレスとパフォーマンスの関係を示した心理法則である。
ストレスをかければかけるほどパフォーマンスが上がるが、ストレスが一定の段階に達すると今度はパフォーマンスが落ちるという法則である。

ヤーキーズ・ドットソンの法則によるストレスとパフォーマンスの関係
引用:wikipedia

要するに、職場で上司がいない無法状態だとストレスが無くて(だらけて)仕事の生産性が低いが、怖い上司がいるとストレスがかかり過ぎて生産性が下がる。
 
これはパフォーマンスだけではなく、やる気にも当てはまる。
例えば、簡単すぎる課題を与えられてもやる気は上がらず、なんとか解けるレベルの課題なら「解いてやろう!」とやる気が高まり、難しすぎると「もうお手上げ」となってやる気が出ない。

ヤーキーズ・ドットソンで見る一番パフォーマンスが高くなるストレスのレベルとは?

人は適切なストレスがあった時に一番パフォーマンスが良い。
しかし、具体的にどのぐらいのストレスが一番パフォーマンスが良いのだろうか?
 
それは、自分が全力を出して何とか解決できるレベルだ。
 
また、成長という視点で見ると、今の自分の能力よりも少しだけ高いレベルが良い。
ヤーキーズ・ドットソンの法則から、このぐらいのレベルはハイパフォーマンスを維持できる。

ヤーキーズ・ドットソンの法則を使って仕事や副業の生産性やモチベーションを上げる方法

ヤーキーズ・ドットソンの法則から、一番パフォーマンスが発揮できるのは全力で取り組んでなんとか解決できるレベルの仕事をすることである。
 
なので、そういう仕事やプロジェクトに積極的に取り組めば、高いパフォーマンスを出せるので、成果も上がる。
しかし、いつもそういう仕事に恵まれるわけではないし、副業は単調な仕事が多い。
なので、パフォーマンスやモチベーションが低い仕事や作業をやることも少なくない。
 
そこで、自分の能力で余裕にできてストレスが大してかからない仕事や作業で、高いパフォーマンスやモチベーションを出す方法を紹介する。

1. 目標を持つ

達成できるかできないかギリギリの目標を設定しよう。
目標は仕事や副業や全体のものにすると良い。
例えば、副業で月10万円稼いでいるのであれば、月12万円というように、今までのやり方では達成できないようなちょっと高めの目標が良い。

2. 締め切りを作る

雑務や単調な作業など、ストレスがかからずにモチベーションが上がらない仕事や作業をする時、締め切りを設定しよう。
人は締め切りがないと仕事をダラダラしてしまうが、一旦締め切りを作ると、それに間に合わせるために頑張る。
 
なので、単調な仕事や作業を始める前に、「これを〇分間で終わらす」と締め切りを設定して取り組もう。
もちろん、締め切りは頑張ればなんとか終わるレベルに設定しよう。
そうすれば、単調な仕事や作業に対して、モチベーションや生産性が上がるので、一日が終わってみるといつもよりも多くの仕事をこなしている。

ヤーキーズ・ドットソンの法則を仕事や副業に活用してモチベーションやパフォーマンスを上げよう!

ストレスがかかればかかるほどパフォーマンスが上がるが、一定のレベルを超えるとパフォーマンスが下がり始めるというのを説明したのがヤーキーズ・ドットソンの法則である。
ヤーキーズ・ドットソンの法則はパフォーマンスだけではなく、やる気に対しても同じように働く。
 
パフォーマンスが一番高くなるストレスのレベルは、全力を出せばなんとかできるレベルである。
また、全力を出してもできるかどうかわからないという、今の自分の能力よりも少し上のレベルも、成長できるのでおすすめである。
 
毎日の仕事や副業が単調でモチベーションが上がらないという場合、目標を持ったり締め切りを作ろう。
そうすれば、意図的にストレスをかけることができるので、パフォーマンスややる気が上がるので、いつもよりも生産性が上がる。
 
今日からヤーキーズ・ドットソンの法則を意識して適度にストレスをかけて仕事や副業をしよう。
 
大成信一朗

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