情報は耳で聞くのではなく、目で見る

こんにちは、大成信一朗です。
 
「成功するには情報が大事」
 
多くの人はこの成功法則を知っている。
だから、ネットや本やセミナーなどで情報収集している。
 
しかし。
それらの情報は本当に成功のために役立っているだろうか?
特にネット上には誤った情報がたくさんあり、詐欺も後を絶たない。
 
なので、その情報が真実かどうかを見極めなければならない。
そこで、情報の確かめ方を紹介する。

情報の性質

情報の確かめ方を話す前に、情報の性質について解説する。
情報は人を介してもたらされる。
人は情報を受け取ると、何らかの心の変化や考えか浮かぶ。
そのため、情報は通過した人たちの感情に染まって、誇張表現されたり歪められる。
 
例えば、Aさんは会社の同僚Bさんに「副業で今月50万円稼いだ」と事実を言ったとする。
すると、Bさんは「副収入が50万円もあって羨ましいなぁ」と嫉妬の感情を抱いてしまう。
そして、Bさんが他の人にAさんが副業で月収50万円稼いでいる話をする時、嫉妬の感情を伴った話し方になるので、ネガティブな表現になってしまう。
 
その話を聞いた人は更にネガティブな感情を抱いてしまい、最後には「Aさんは毎月副業や投資で100万円稼いでいて、会社の仕事は手を抜いている」みたいな風にメチャクチャに歪んでしまう。
 
このように、情報には伝わってきた人たちの感情が入っていて、事実は違うことが多々あるので注意しよう。

情報の見極め方

情報は人を介することで感情が入るので、どんどん事実からズレてしまう。
なので、あなたの耳に届いた時は、すでに歪んでいるかもしれない。
歪んでいる情報を基に判断すれば、当然、適切な決定を下せないので、失敗の原因となる。
 
そこで、情報が正しいかどうかを見極めるため、耳ではなく目で確かめよう。
耳ではなく、目で確かめるとはどういうことか?
 
もしも対面で情報を聞いているのなら、話の内容ではなく、相手の挙動を観察しよう。
 
あなたはメラビアンの法則をご存じだろうか?
メラビアンの法則とは、コミュニケーションの時に相手や情報を判断する時、言葉の内容に頼るのは7%で、残りの97%は声の調子や顔の表情やジャスチャーなどに頼って判断するという法則である。
 
要するに、人は元々、言葉の内容以外で情報を判断するのである。
なので、言葉ではなく、言葉以外を見て判断しよう。
 
文字情報の場合は、鵜吞みにせず、証拠やデータを自分で探して確認する癖を付けよう。
また、情報には、一次情報、二次情報、三次情報、…と種類があるのをご存じかもしれない。
一次情報とは、自分が直接体験したり、自分が調査して得た情報である。
二次情報とは、一次情報を得た人から聞いた情報である。
三次情報とは、二次情報を得た人から聞いた情報で、噂や情報源がわからない情報などである。
 
情報の性質でも触れたように、情報は人を介せば介すほど、感情が入り込んで歪む。
あなたが聞いた時には、すでに二次情報、三次情報であるので、一次情報に当たろう。

情報は耳で聞くのではなく、目で見よう!

情報は人を介すことで、感情が入り込んで、真実からかけ離れていく。
情報は成功にとって重要なので、間違った情報を手にしたら、失敗してしまう。
 
そこで、情報が真実であるか確かめるために、耳ではなく、目で確かめよう。
わかりやすく言うと、言葉を鵜吞みにせず、話し手の挙動や表情を観察したり、証拠やデータを自分でリサーチしよう。
そうすれば、騙されないで済む。
 
今日から、「情報は耳ではなく目で確かめる」というマインドセットで、情報収集しよう。
 
大成信一朗

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