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映画感想文2022

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2022年11月の記事一覧

映画感想文〜今年のベスト・ワースト

今年も後1か月。今年観た私の映画鑑賞作品ベストとワーストを選びます。個人的感想です。

ベスト〜ミセス・ハリスパリへ行く今年観た映画作品で一番良かったのは今公開中のミセス・ハリスパリへ行く。某映画情報サイトではもちろん満点にした。家政婦ミセス・ハリスがクリスチャン・ディオールのドレスに憧れて夢と縁と希望を持ってフランスへ行く熱意には脱帽。ミセス・ハリスの姿を観てどこかホッとして休まる作品。今の御時

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映画感想文特別編〜もう1度観て確認したいすずめの戸締まり(簡易版)

すずめの戸締まりを観てもしっくりとこない点が結構ある。猫の存在、戸締まり士など確認したい事がいっぱい。原作小説を買って読んでから納得して終わりたい。

本日も拙い文章ながらお読みいただきありがとうございました。
#映画感想文 #すずめの戸締まり

映画感想文~アルキメデスの大戦を振り返る

まず、原作は漫画で読んでいない事をお断りしておきたいし、私は戦争エンタメはあまり好きではない。菅田将暉と舘ひろしの演技が気になって観た。
菅田と舘の演技は文句なしでこれだけでも良し。しかし、いきなり戦艦大和の沈没シーンから入るのはやはり引いてしまう。この点はやはりマイナス。また、原作が漫画で戦争に関する史料や書籍にも触れるべきだった。その点で減点。
この映画は戦前でも同調圧力と妨害の中戦艦大和の設

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映画感想文~瀬戸内寂聴 99年生きて思うことを観て

瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと

これぞドキュメントという物を見せてもらった。
彼女は昨年亡くなったが20年前から彼女に密着していた監督の手腕、熱意が彼女に本音を引き出すまでに至るぐらい素晴らしかった。彼女が99歳まで生きてこられたのは食欲と熱意。これが続く限り生きてこられたのだろうなと痛感した。
興味があったのは新型コロナ禍の時の彼女の生活。講話はなかったが魂は失っていなかった姿を知ることがで

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映画感想文~ツユクサを観て

映画『ツユクサ』公式サイト | 絶賛公開中 (tsuyukusa-movie.jp)

後味がいい映画。主人公の小林聡美と松重豊のやりとりが面白かったし演技がうまい。小林聡美は久々に演技を観たがさすがにうまい!昔、室井滋、もたいまさことのドラマを観たことがありそのやりとりが面白かった印象が強かったが健在。松重豊はどうしても孤独のグルメのイメージが強い中、NHK朝ドラマでの演技に驚いたが今回の演技で

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映画感想文~ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インドを観て

映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』オフィシャルサイト|9.23 FRI (mimosafilms.com)

ビートルズファンにはたまらないドキュメント。個人的にはビートルズとインドがこれだけつながっていたとは全く知らなかっただけに参考になった。
どんな歌手やバンドにも時にはファンやマスコミから離れて集中したいときがある。ビートルズにとってはインドがその舞台だったのかなと感じた。

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映画感想文~PLAN75を観て

映画『PLAN 75』オフィシャルサイト 2022年6/17公開 (happinet-phantom.com)

PLAN75の映画は色々考えさせられた。重たい。ただ、三種三様の視点から考えさせてくれた映画。
映画シーン内で起きていることは今後日本でもしPLAN75のようなことが起こったら?この事をはっきりさせてくれた映画。難しい内容だが、身近でも起こるだけに観て良かった。
ただ、結論をもう少し分

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映画感想文特別編〜パンフレットを買う時・エンディングを観る時

映画館を観る時、パンフレットを買う場面、エンディングまで席を立たない場面がありますでしょうか?私はあります。ただし、映画が良かった時。

その映画の余韻に浸りたい時はほとんどそうです。パンフレットを買ってこの映画を振り返ってみたいですし、この作品良かったなと思った時はほとんどエンディングまで席を立ちません。今イチの作品ならさっさと帰ります。

本日も拙い文章ながらお読みいただきありがとうございまし

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映画感想文~ボヘミアン・ラプソテイを振り返る

私はこの映画を観るまでは洋楽に興味がなかった。しかし、このボヘミアン・ラプソディを観てもっと幅広く音楽を聴かなければと痛感した。

クィーンはボヘミアンラプソディ、栄光のチャンピオン、ウィーウルロックユーの3曲しか知らない。ボヘミアンラプソディは日本の車の宣伝で使われた曲で初めて聴いた。
そんな私でもこの3曲以外にもクィーンのヒット曲のステージを入れつつ映画としても観れて良かった。また、同性愛、恋

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映画感想文〜すずめの戸締まりを観て

すずめの戸締まりを観た。新海誠監督の作品は初めてで作品だけの評価になるが脱帽、ハラハラドキドキさせてくれるストーリー。
終盤にこの作品で観客に伝えたかった事をもってくるあたりは脱帽の一言。
ただ、どこかストーリーがごちゃごちゃして混乱する事もあるが終盤にしっかりまとめてくるあたりは見事だがどこか疲れる作品。
観て良かった作品。アニメも侮れない。特に新海誠監督の作品は。

本日も拙い文章ながらお読み

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映画感想文~ドライブ・マイ・カーを観て

映画『ドライブ・マイ・カー』公式サイト (bitters.co.jp)

今更ですが、今年やっとドライブ・マイ・カーを観た。約3時間近い映画はやはりしんどい。
もう少し、コンパクトにできなかったか?原作は村上春樹にしても。村上らしい作品の映画化だったが好みにもよるがやはりしんどいストーリー。
よかった点は考えさせられた内容と海外の人にも観てもらえる内容。この点はよかった。カンヌ映画祭で賞を獲るのは

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映画感想文特別編〜私が映画に興味を持った訳

映画ファンの方が最近私の映画感想文を読んで下さる方がいらっしゃいます。ありがとうございます。自己紹介も兼ねて。

私が映画に関心を持ちはじめたのはここ最近。今まではあまり観なかった。それでも少しは作品を観ました。その時はローマの休日とアマデウスが印象に残りました。
映画を本格的に観るきっかけとなったのがボヘミアン・ラプソディです。感想はまた機会があれば書く予定ですが、この作品をきっかけに色々観るよ

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映画感想文〜今年観た映画(個人的まとめ)

もうすぐ、12月。今年観た映画を振り返ってみたい。個人的総括してみました。

アカデミー賞今年は昨年ヒットし今年のアカデミー賞でも受賞したドライブ・マイ・カーだが観ていると納得させられる内容だが時間が長すぎる。飽きちゃう場面もあるし、原作が村上春樹だからか体が疲れる。

韓国映画の勢いと不安点韓国映画の勢いは確かに凄い。犯罪都市のマ・ドンソクや人質のファン・ジョンミンなど活躍している。演技もうまい

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映画感想文〜犯罪都市THE ROUNDUPを観て

韓国映画犯罪都市THEROUNDUPを観た。

犯罪都市を観た。韓国映画のアクション映画は人質以来である。目的はマ・ドンソクの演技を観たかったが期待通りだった。
アクション映画といえばマ・ドンソク。これでしょう。オーラが違う。オーラだけではなくユーモアとジョークを取り入れる。それが彼の強みだろう。それだけでも満点の価値がある。また悪役のソン・ソックの演技も良かった。
マイナス点は単調なアクションシ

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