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伊能忠敬『地球の大きさを知りたい』

「銅像碑抜粋 日本の科学、技術の確かさを世界に示した伊能忠敬翁の世界的偉業に尊敬と感謝

色々調べている一環で、伊能忠敬記念館に取材にいく。
婿入りした先の商家の経営を建て直し、なんと1億5千万売上まで急成長させた後、
55才(!!)から71才まで全国津々浦々、測量行脚

道もない、当時の海岸線。。どれだけ歩くのが大変だったろうか。山なら熊だってガンガン出たはず、野生生物の脅威も高かったろう。本当にこの島まで行ったのかというほどの全国。。

私財を投げうって、親や子の死に目にも会えず、途中片腕の仲間も失う。歯も1本でそれも奈良漬けも食べるにも激痛で、麹を買って凌ぐ(歯痛・咳・痔に耐え…)

20歳近く下の師匠の高橋至時に弟子入り懇願し、師匠は39歳没(涙)。。。二人の熱い絆。

日本地図を作ることを本来の目的としたわけではない。
『地球の大きさを知りたい』
当時の西洋天文学でも地球の大きさは未解明の問題であった。


地図作りを名目として幕府に許可を得て、緯度1度の距離を算定しようとした。

彼らのその人生に大変な感銘を受ける。肉筆、生家、道具、書物、そのライフサイズを己で体と脳で実感理解するよう努める。
並大抵の努力と決意ではない。気魄。インスピレーション、勇気を多いに得る。

佐原は利根川水運で栄えた小江戸、美しい情緒ある町並み。

乙女?心もくすぐる佐原。

なお、食事所の混雑行列時間が勿体なく、記念館や生家を先に見学し、昼食が3時頃になってしまったら、全て食事所・喫茶店も閉まっておりまして(準備中の看板に)、食べ損ねました(^-^;
佐原での食事のランチタイム、お気をつけください。

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