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【ゴーヤの肉巻きピカタ】

~ちょっと新しくておつまみに最適!!~

夏真っ盛りです! パリオリンピックでは、日本勢が頑張りを見せてくれてくれていますね!冷えたお酒が美味しい季節。おつまみに旬のゴーヤを使ったレシピを今月ご紹介いたします。
レシピをご紹介くださるのは、Cooking Studio I-e(イーエ)代表・料理研究家の中村美紀さんです。それでは中村美紀さんの季節のコラムと共にお楽しみください。
*コラムの後にレシピを投稿しております。

<ふくしまごはん歳時記 2024年8月 葉月(はづき)>
【二十四節気(にじゅうしせっき)とは】
二十四節気(にじゅうしせっき)は、今でも立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられています。1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもので、「節(せつ)または節気(せっき)」と「気(中(ちゅう)または中気(ちゅうき)とも呼ばれる)」が交互にあります。太陰太陽暦(旧暦)の閏月を設ける基準となっており、中気のない月を閏月としていました。二十四節気は、その年によって1日程度前後することがあります。

■立秋(りっしゅう) 2024/8/7-8/21
暑さは続くが、秋の気配を感じる頃。
処暑(しょしょ) 2024/8/22-9/6
暑さが和らぎ、台風シーズンになる頃。

【季節のコラム】
早いものでもう8月、お盆になります。
お盆が過ぎると昼間は暑いですが朝晩は涼しい風が吹き秋の気配を感じられるように。夏野菜もたわわに実り、成熟しておいしい季節でもあります。
夏野菜の中でも、いぼいぼの見た目が特徴的なゴーヤ。カーテン代わりに窓際の家庭菜園で育てる方も多いですよね。
ゴーヤには、カリウム、マグネシウム、ビタミンCなどのミネラルやビタミンが豊富に含まれており、水分バランスを調整し、体温の調節をサポートする役割を果たすことで、熱中症予防にもよい食材とされています。
ただ、その苦味が苦手という方も多いかもしれませんが、今回ご紹介した「ゴーヤの肉巻きピカタ」ならおいしく食べていただけるのではないでしょうか。豚バラの脂身と卵衣の周りに絡んだ甘辛ソースがゴーヤを引き立てます。ぜひ、お試しくださいね。ではまた来月お会いしましょう。

※参考資料:にっぽんの七十二候(枻出版社)
春夏秋冬・土用で暮らす。(富田貴史・植松良枝著 主婦と生活社)
二十四節気2024 https://fusuihoui.jp/24sekki/2024.html
 
レシピ監修:Cooking Studio I-e(イーエ) 料理研究家 中村美紀

~ちょっと新しくておつまみに最適!!~

【ゴーヤの肉巻きピカタ】

■材料:(2~3人分)
ゴーヤ・・・・1本
豚バラ・・・・250g
卵・・・・・2個
米粉又は薄力粉・・・大さじ2
油・・・・大さじ1
塩・・・・少々
※合わせだれ・・・めんつゆ大さじ2、こんにちは料理酒大さじ1、
         砂糖小さじ1、すりおろし生姜1片分

材料

■作り方
1.      下ごしらえ
ゴーヤを横4等分し、中のわたをスプーンでこそげとり、8mm程度の厚みに切る。ゴーヤに塩をして、5分ほど置いておく…この後さっと洗って使用すると苦味が和らぐ。たれの材料を合わせておく。

ゴーヤを横に4等分し、スプーンでわたをとる
塩をして5分おく
合わせダレを作っておく

2.      肉を巻く
ゴーヤの水分をよくふき取り、半分にした豚バラを巻いてつまようじを刺しておく。米粉または薄力粉をかるくまぶす。

肉で巻いてつまようじを刺す
米粉または薄力をまぶす

3.      焼く
フライパンに油をひき、卵にくぐらせてからゴーヤを並べ、蓋をして蒸し焼きにする。肉に火が通ったら合わせダレを入れて煮絡めたら完成。

卵にくぐらせてフライパンに並べる
蒸し焼きにする
合わせダレを入れて煮絡める
完成!

■こんにちは料理酒を使うポイント
・タレを品よく、風味よくします
・みりん代わりに…タレを煮詰めた時に照りを出します


こんにちは料理酒

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