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3か月ぶりの認知症母との遭遇

転倒が増えた施設入所中の認知症母80歳。
施設の人からケアマネさんへ提案もあり、介護用具をあれこれと利用することになりました。

それに伴い新しく福祉用具レンタル会社さんとの契約が必要なので施設で担当者会議(本人含む)が行われました。

自分仕事は立て込んでおりましたが、半休を取れたので、仕事を昼で終えてから施設へ向かいました。

予定の時刻の少し前に施設に到着すると、玄関にはすでにケアマネさんのお姿が。さすが。玄関先で最近のあれこれを話すことが出来ました。
そして、ほどなくして福祉レンタルの会社の若い女性が見えて、施設に入ると3階までどうぞとのこと。やっといろいろ解除されたんだなぁと不思議な気分。でも母以外はみんなマスク装着!

さて担当者会議は、デイサービス担当の方、ヘルパー担当さん、ケアマネさん、福祉レンタルの方、私、母の総勢6名となりました。

司会はケアマネさん。それぞれの担当者から最近の様子などの申し送りも行われました。

日中はどなたかとうまくいかないということもなく、とても穏やかに、むしろ周りの入所者さんたちのことをいつも気にかけて、あれこれと教えてくれるらしい(昔の看護師気質が残っているのかな?)。
転倒に関しては押し車を嫌がることもなく使っているとのこと(笑)
あとは夜間、トイレ問題で1~2時間おきに起きているらしく…
ベッドの下に徘徊センサーを付けてもらいました。
それにより、夜間におもらしして起き上がってベッドから立つとセンサーが教えてくれるので、職員の皆様が駆けつけてくれるというシステム。
おもらしは気が付くのだが、新しい下着を出して着替えるなどということが考えられない為、とりあえず脱ぎはするけど、そこからがお手伝いが必要とのことでした。
これ、自宅だったら本当に大変なことでした。施設に入ってからのことで、とても助かりました。
おむつだと、とりあえず中のポリマーとかほじくりだしてしまったりするらしい。大変だ(-_-;)

さて、そんな説明をあれこれ受けている所にもちろん母もいるのだが、「へぇ~…」「なるほどね~」「うんうん」などと時々つぶやいている(笑)
あなたのことですわよww

私が話しかけるのも、わかっているのかいないのか、時々返事が敬語で返ってくる(^▽^;)
そうですよね~とか、これはここでいいんですか?とか(笑)
こりゃ分かってないなw

時には普通に以前のような返答がある時もあったけど、たぶんほぼわかってないな…

ケアマネさんに名前をここに書いてもらいましょうね~ってボールペン渡されると、ここ?この辺かしら?ここでいいのかしら…となかなか書こうとしない。
指さしてここだよと言うけど、すぐは出来ない。
さらに、ケアマネさんがすぐ上に母の名前を大きく書いた紙を置いてくれたので、とりあえずは書くことが出来た、という感じ。

さて、姉に送る母の写真なども撮れたりして、普通に手を振り、施設を後にしたのだが、母は始終にっこにこでありました。
とにかくニコニコしっぱなし。ほんと、あなた誰ですか状態ですw
施設の人にもケアマネさんにも、担当の女医さんにも、お母さんはかわいらしい人だとか、穏やかでいいとか、毎度言われる。
その度に、いやあ、うちの母は認知症になって、穏やかになるタイプでほんと良かったです!と言うのだけれど、たぶん信じてもらえてないかもなぁ。

毎度毎度人の悪口を言い、何か良からぬことが起きるとすぐ人や何かのせいにして、自分が悪いとは一切言えない人だったのに。
小バカにしたような憎らしいことをいつもいつも言ってきては私や姉を腹立たせていた人とは思えませんよ…
まぁ身内だけが被害に遭うのはそれはそれでよかったのかもしれませんけどね。

さて、今回契約したのが、部屋に設置された手すりやポール、徘徊センサーマット、転倒防止の手押し車で、月々1750円。
これらも母の通帳からさくっと引き落としでございます。

来月あたりに介護保険認定がまた行われます。
今度はもう私の立会いらず。そもそも一緒にいないのでなんの参考になる話も出来ませんからね。施設の方との面談となっております。
現在こんな状態でもまだ要介護1ですが、次はどうなるでしょうかね。

母は新しい用具を手に入れた!

以前、救急搬送を何度もされた「呑気症(大量の空気を呑み込んでしまうことにより色々な症状が起こること。母の場合は呼吸困難。)」ですが、施設の人が対処に慣れてきてくださいました!!
頻繁におなかのマッサージをしたり、時には下剤でガス抜きをしたりすることで症状が緩和されるようになったとのこと。
本当にありがたい…🙇

こうやって日々沢山の人とかかわることで私も母もとても安心して暮らせていることに本当に感謝しかない日々でございます。


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