2021シーズン 明治安田生命J1リーグ 第25節 浦和レッズvs徳島ヴォルティス(A)

結果は1-0の勝ち。

メンバー

4-2-3-1。ショルツが初スタメン。ユンカーがまさかのスタメンだけどケガは大丈夫なのか。

ざっくり試合内容

前半
前半はとにかくボールが奪えずに常に徳島ペース。ピッチの問題もあり難しい試合になりそうでしたがその通りに。

浦和側はボールを奪っても上手くパスが回せず相手ボールになることが多々あり我慢の時間帯が続く。

徳島のシュートで何度もピンチになるが最後の最後でＤＦ陣や西川の頑張りもあって得点をさせず。

結局シュートは1本のみで、ポゼッションも徳島が64%とかなりボールを握られる展開のまま終了。

後半
後半は守備時のポジションを変更して4-3-3のような形に変更。徳島の攻撃時に最終ラインに対して同数で当たれるように修正。

これがあたり徐々にボールを保持できるように。またタナタツに代わって江坂が入ることで繋がりが出来るようになったのもポイントだった。

そして62分ついに先制点が。

スローインかを中央から寄ってきた江坂が受け、汰木へパス。相手ＤＦを背に受けた状態でターンしてライン際を縦に走った江坂へ戻す。ＤＦの股ぬきパスを汰木が受けてゴール前へドリブルしマイナスのクロスを関根が叩き込んで先制。

その後はお互い攻めるものの時間が終了に近づくにつれ徳島が盛り返す。ただ浦和側も交代で3バック(5バック)にフォーメーションチェンジし最後まで割らせることなく試合終了。

試合途中からひどい雨でピッチコンディションもすぐれない中の試合を制す。

◎GK
・西川
今日のＭＶＰ。得点になるシュートを2,3本は止めている。キックは雨の影響もあり精度はよくなかった。

◎DF
・酒井
そこまで調子はよくなさそうだが相手に仕事をさせず。やはりレベルの差を見せるシーンも多々あった。
・岩波
何度か危ないシーンはあったが体を張ってブロックするなど得点を許さず。フィードはズレはあったものの意図がわかるものが多かった。
・ショルツ
試合に入った直後はやや安定にかけていたが縦への持ち運びやフィードは武器になりそう。コンディションの問題もあり途中交代。
・明本
押し込まれる時間帯は守備で奮闘。後半になっても落ちない馬力で危ないシーンも走り抜ける。攻撃でも力を発揮して縦へのランニングを繰り返す。

◎MF
・田中
守備での追い込みはよかったが…。攻撃では大ブレーキ。少なくとも3回はピンチになるパスミスがあった。
・平野
縦へのボールはよかったが相手の守備により孤立気味に。状況が改善したあとは上手く急所にささるようなパスも増えた。もう少し慣れるまで時間が欲しい。
・柴戸
ピッチの問題もあり少々プレーが不安定だったが徐々に安定。
・汰木
守備の時間が多かったもののアシストで結果を出す。回数は少ないもののやはり仕掛けは脅威になっていた。

◎FW
・関根
前半は守備に追われてほとんど攻撃できず。しかしいい時間帯で得点ゲットできたのはよかった。
・ユンカー
まさかのフェイスガードをつけて強行出場。ハイボールの競り合いはやや酒気味だったが縦へのスピードあるプレーは問題なし。チャンスが少なすぎたのもありシュートは控えめ。

◎控え
・江坂(HT 田中と交代)
今までのポジションよりは下がり目でプレーで繋ぎ役に。得点シーンの起点となるプレーは流石の一言。
・伊藤敦(66分 平野と交代)
いつもよりやや前目のポジションでのプレーだったので攻撃的な姿勢が見られた。疲れはあると思うが守備はもう少しタイトにいくと尚良。
・槙野(66分 ショルツと交代)
途中出場ながら最後まで守備で貢献。
・大久保(72分 汰木と交代)
得点にはならなかったが彼の仕掛けでチャンスになるシーンも。フリーキックの精度も徐々に上がっている。
・宇賀神(87分 関根と交代)
交代後は3バックに移行。右サイドでの出場だが相手の最終ラインに対して激しくボールを追いかけ気迫を見せる。

全体的な感想

ユンカーはもう少しかかると思いましたがまさか出場するとは…。しかもフル出場は予想外でした。

前半は真面目にチャンスもなかったしピンチになるようなプレーが多かったので後半勝負だなとは思っていました。

特にタナタツのダイレクトのパスミスがひどすぎる。自陣ゴール付近でのパスミスが2本はあり、酒井に負担をかけすぎているのはちょっと…。ピッチが悪いのもあるとは思いますがはっきり言ってダメダメですね。

後半に関しては改善してチャンスも増えたのでいつか決まるだろうとは思っていましたが関根が決めてくれましたね。最近は空回りしてる感が凄かったのでこれで落ち着いてくれると助かります。

次節は8/25 ホームのサンフレッチェ広島です。連戦で疲れはあると思いますが落とせない試合なのでぜひとも勝ち点3を勝ち取って欲しいところ。