2021シーズン 明治安田生命J1リーグ 第13節 浦和レッズvsベガルタ仙台(H)

結果は2-0の勝ち。

メンバー

4-2-3-1。ユンカー、ザイオンリーグ戦初先発へ。柴戸はやはりケガの影響でメンバー入りせず。

ざっくり試合内容

前半
前半はかなり凡ミスが多い印象。全体的に厳しさが足りないというか、切り替えだったり詰めが仙台よりも遅いシーンが多くパスミスなどであわやピンチといったのが何度も見られました。

攻撃は中々最後のところまでいけずにサイドや中盤でボールをカットされてカウンター、というような感じであまり攻撃の形は出来ていません。

何度かあったチャンスも決めきれずノーゴールで前半終了。

後半

HT明け直後から修正が効いたのか、相手に厳しくいくようになるとやや浦和ペースに。相手陣地に押し込む回数が増えた58分についに得点。

西からパスを受けた関根が武藤へパス。スピードが遅かったがやや戻りながら相手を躱して相手ゴール前中央の佳穂へパス。フリックでワンツーすると完璧なタイミングでユンカーへ。左足でしっかりコントロールしたボールを流し込み先制。

その後攻め続けるものの仙台もやや盛り返してきた75分に追加点。
スローインから興梠の左足でサイドチェンジ。中央付近で相手ヘディングのこぼれたところを関根がトラップしてまたもやゴール前中央の佳穂へ。上手くボールを前へ出し入れ替わり時にファウルゲット。佳穂と阿部ちゃんがキッカーで並んでいますが、阿部ちゃんが壁上を越えたキーパーの届かないゴール右上隅へ完璧なキックで追加点。

残り時間は杉本投入でやや怪しさが出たもののなんとかシャットアウトして試合終了。

◎GK
・鈴木
ついにリーグデビュー。強力なフィードや西村、マルティノスのシュートをビッグセーブするなどスケールの大きさを見せつける試合だった。
◎DF
・西
序盤は周りに選手が来ないためパスを貰っても効果的なプレー出来ず。後半は前へ出ることで選手間の距離が改善され彼のプレーも光った。
・岩波
サイドチェンジはよかったが、PKを取られそうなプレーは反省すべき。
・槙野
縦につけるパスやドリブルしてラインを上げるなど必要なプレーは出来ていた。
・明本
前半後半通じて猛烈な守備で活躍。攻撃も惜しいクロスなど上げていたのは評価できる点。

◎MF
・関根
今日は仕掛けは多かった印象。球離れが悪く取られるシーンもあったのは反省点。
・阿部
ひさびさのFKでゴールはアベッカム。今日は相手プレスによる綻びにならずに逆に上手く往なしていた。
・伊藤敦
前半はバックパスが多く、適切なプレーが出来ていなかったが。後半は調子を戻して縦へのパスや強くいく守備を見せる。
・小泉
前半は左サイドでやや窮屈にプレーしていたが、後半はやや中央よりにポジションを取るようにした後はチャンスメイク。明本へのパスや武藤とのワンツーで彼の武器を見せた。

◎FW
・ユンカー
ノルウェーリーグ得点王はフロックではなかった。前半から惜しいシュートがあったが、後半の得点シーンはトラップからシュートまで完璧な流れだった。
・武藤
ユンカーへのアシストは完璧。サイドや中央など衛星的な動きをさせればピカイチ。

◎控え
・興梠(64分 ユンカーと交代)
得点こそなかったが効果的なプレーでチームを躍動させる。調子は十分戻ってきているので得点を早く入れたい。
・汰木(77分 小泉と交代)
カウンターの起点になりそうなシーンはあったが中々効果的な攻撃はできず。
・杉本(77分 武藤と交代)
正直何をしに出たのか理解できない。中途半端な守備や攻撃はチームリズムを崩す要因
・田中(83分 関根と交代)
守備でプレスをかけるものの攻撃ではあまり目立てず。
・金子(83分 阿部と交代)
残り時間的に守備要因での投入だがもう少し攻撃での貢献も欲しい。

全体的な感想

真面目に負けられない1戦でしたがなんとか勝ち切ることに成功できてよかったです。

前半はお付き合いしすぎて大丈夫かと思いましたが、後半は修正されたようで、ユンカーの流れからの得点と阿部ちゃんのフリーキックで得点。ザイオンもビッグセーブでシャットアウトしたのはかなりいい経験になったのではないでしょうか？

このままキーパー交代かは不明ですが、西川も奮起してプレーレベルを上げて欲しいですね。

次は5/16 アウェイのガンバ大阪戦です。下位に沈んでるとは言え難敵ではあるのでしっかり休養して対策やチーム練度を上げてもらいたいです。