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タイ最南端、リペ島に行く

バンコクからリペ島へ旅行した時のメモです。
日本語が通じないことに躊躇している方もいるかと思いますので参考になればと思います。日本からバンコクまでは割愛します。

バンコクから南タイの空港 → 飛行機
空港から陸路で港へ → ミニバン(ロットゥー)
港からリペ島到着 → ボート

2回乗り換えがあるので結構大変かと思ったのですが意外とそうでもなかったかな。

準備

金曜の朝にバンコクを出発して日曜の夜にバンコクに到着しなければならないという制約があったので安いけど時間はかかる、という方法ではないです。
今回は出発の5日前に突然お誘いがあったので事前に調べる時間があまりなく、スケジュールと財布の中身と相談して一番楽と思われる行き方にしました。

それは、エアアジアの乗り換え込みの便です。楽です。グーグルのフライト検索をするとノックエアとタイライオンエアもあるようですが今回はエアアジアを使いました。ウェブサイトが日本語対応していることもあるので。

出発地 バンコク - ドンムアン (DMK)
到着地 リペ島 - サンライズビーチ (1AE)

バンコク発、リペ島着で調べるとプロモの安いので1人往復約13,000円(3800バーツ)くらいからあります。私が買ったときはプロモーションの安い料金が無く、1人往復19,956円(5707バーツ)でした。それでも空港から港まで、港からリペ島までの移動手段を調べて、料金を確認して、乗り換え時間を調整して、実際に窓口に行ってチケットを買ってとかもろもろの手間を考えるとお得かなと。

購入したチケットのスケジュールはこんな感じです。

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バンコクからリペ島


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リペ島からバンコクの帰りの便

ドンムアン空港 → ハジャイ空港 → パクバラ港 → リペ島となります。トラン経由でもっと早く着くのもあるらしいですがとりあえず今回はハジャイ経由です。最終日はほとんどリペ島では遊べないことになります。

ハジャイ空港からミニバンでパクバラ港へ

ちなみにハジャイ空港についてから乗り換えについてどうするのかという説明はエアアジアから届いたメールには記載がなかったので少し不安に感じていましたが(タイの事なので特に)とりあえずカウンターに行けばなんとかなるかと思ってたのですが、手荷物を受け取って出たらすぐのところにエアアジアの赤いロゴの入ったホワイトボードを持った女性が立ってるのがすぐにわかりました。

ボードにはKoh Lipeと書いてあるのでとりあえず「コリペー!」とか言って話しかけるとリストを見せられて、私たちの名前があることを確認できたのでひとまず安心。そして胸にツアー会社?のシールをはられました。

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空港についてから移動するまでに1時間25分の待ち時間があるから暇だなぁと思ってそのお姉さんに10時半出発でしょ?と聞くと「あと何人か来たら出発するからトイレに行ったほうがいいナカ」、「空港出たところにセブンイレブンがあるから水買えるナカ」と教えてくれた。そして嬉しかったのは「たぶんリペ島には13時ころには着くと思うナカ」の一言。到着予定が15時だから長いと思っていたのでラッキー。

そしてトイレに行ってから空港から出てセブンイレブン(出口の向かい側にあるので見えます)で朝のコーヒー買っていたら店の中までわざわざ呼びに来てくれました。セブンイレブンから出てミニバンの駐車場まで歩いていく途中にリペ島に行ったことありますか?と質問。「2回行ったことあるナカ。んもうめっちゃ綺麗!」とものすごい笑顔で答えてくれました。期待が高まります。

ミニバンの駐車場までは徒歩3分ほどでした。既に何台か止まってます。

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写真の奥が空港

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中には既に先客がいました

予定では10:30に港に向けて出発のはずが9:15には出発です。のんびりしているタイらしくない早い展開で以外でした。

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出発して1時間くらいでトイレ休憩があったので改めて見たら旅行会社のミニバンでした。セブンで飲み物を買いそこねた方はここの小さいコンビニで買えますがこの後40分くらいで港に到着します。

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11時にパクバラ港に到着です。空港ではられたシールの会社、Jolly Travelの下にAir Asiaの看板も見えますので変なところではないことに安心します。ロータリーをぐるっと回ってJolly Travelの前に泊まるのでそのままカウンターの女性に名前を伝えてください。すぐに行列ができますので、ここで間違って隣の店に入ってしまうと最後尾に並び直すことになりますので注意です。

名簿で名前を探していると人数と帰りの日にちを聞いてきますのでなんとか英語で乗り切りましょう。

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行きと帰りのボートのチケットをもらいます。帰りの分は無くさないようにしましょう。ついでに赤いリボンも渡されます。荷物につけるらしいですがリュック1個だけだったので目印としては使いませんでした。手荷物の他にスーツケースなど預ける荷物がある人は目印として付けていました。

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ボートが11:30出発なので時間までにバラミーの乗り場に来るように伝えられます。

パクバラ港からボートで出発

チケットをよく読むと出発30分前に来るように書いていますが既に11時は過ぎているのですが、出発まで15分くらい時間があったので並びの店でビーチサンダル(80バーツ)とサングラス(140バーツ)を購入です。

ビーチサンダルを履いて無い方はリペ島に到着するまでに濡れる可能性があるので履き替えたほうが良いでしょう。できればズボンも膝より上にまくれるようなのが良いです。私はジーパンで来たので後で失敗したと感じることになりました。

ボート乗り場に入るまでに行列がありますが、無視して入り口まで行きます。そして「エアエイジアー」と叫んでいる人のところに行ってチケットを見せましょう。エアアジアで買った人は優先して入れるようです。ここで1人200バーツの入島料?が取られますので現金で支払です。

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領収書?は島で使うから無くさないようにとのこと

中に入ったらバラミー(Baramee)のカウンターに行き、ボートのチケットを渡すと代わりに番号が書いたカードをくれます。乗り場の番号を教えてくれるので乗り場付近で待ちます。

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60番でした。よく見るとパクバラ・タルタオ・リペと書いてあります。

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かなりの待ち人がいました。乗り場で待つときはカードの色別に番号の若い順に並ばされるので結構待ちます。混雑していたからか、なんやかんやでボートに乗ることが出来たのは11:45ころ。

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中はぎゅうぎゅうです。そして安全のためベスト着用で、これがまた暑いのです。乗客はセルフィーしたりしてはしゃぐ人が多かったですが揺れるからかすぐに静かになります。船酔いする人は薬があったほうが良いかもしれません。

30分くらい経ったところで急にエンジン音が止まったので周りをみると島に到着しました。携帯でグーグルマップを見るとリペ島ではありません。先程のチケットに書いてあったタルタオ島のようです。


タルタオ島

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国立公園らしいです

透き通ってる海なので歓声があがります。船員からは15分休憩と告げられて乗客はどんどん降りて行きます。島の桟橋にいる係員は拡声器で20分と言っているので、話が食い違っているのがいかにもタイらしいなと感じることができます。

桟橋から島に入るときにボート乗り場で200バーツ払って手に入れた領収書を見せなければ上陸出来ないようです。無くした場合は200バーツ払う必要があるようです。というか強制的に上陸させているようにも思います。というのも私たちよりも先に出発したボートや途中で追い抜いていったボートはこの島に来ていないようだからです。

アイスクリーム屋と小さな売店があるくらいで、お手洗いを済ましてあとは写真を撮るだけで待ち時間が暇です。桟橋に戻ると来るときに一緒のボートに乗っていた乗客が船に乗り込んでいるので後をついていったのですが、空いている座席が無くなっていて一瞬!?と思いましたが、どうやら違う船だったみたいで乗り込んだみんな赤い顔して下船したのが微笑ましいです。

自分の乗ってきた船から降りるときに船の番号を確認したほうがいいでしょう。私たちはバラミー5でしたが確認せずに違う船に乗り込んでました。
気を取り直して正しい船に乗り込んで再度出発して1時間くらい経ったところでまたエンジン音が止まります。

小さな島

チュク島?衛星写真にしないと見えないめっちゃ小さい島です

ビーチサンダルを履いていない方、船内で裸足になったほうが良いです。この島に降りるときはスネまで濡れます。桟橋とかないので船の後ろ側から浜に直接上陸します。船からジャンプして浜に届く距離ではないので絶対濡れます。

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先程のタルタオ島よりも透明度が高い海です

そして何も無い島でまた15分休憩です。裸足になったらなったで足裏が痛いです。この浜はきれいなのですがあちこち珊瑚の死骸だらけなので歩くと痛いです。

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白くなった珊瑚、なんだかちょっと悲しい気持ちにもなりました

船に戻るときも濡れます。降りるときよりも濡れると思います。ここで膝まで濡れたジーパンが肌にひっつくので、生乾きだったら臭いかなー、早くホテルで干したいなーとか考えていました。

リペ島上陸

そして13:45ころにいよいよ本当にリペ島に向けて出発してリペ島の到着が14:35でした。予約ではサンライズビーチと書いてあったのですが南側のパタヤビーチに到着しました。どうやら時期とかによって場所を変えているらしい。船着き場にもAirAsiaの旗があったので帰りもここから乗ることがわかります。

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テレビ番組の水泳大会で使われそうな浮きの上を歩いてとうとう上陸です。

ここですごく良いなと感じたのが予約したホテルのスタッフが看板を持って迎えに来ていたこと。ビーチから携帯のマップを見ながら歩いていこうと考えていたのですが、道案内してくれて助かりました。ちゃんと予約者の名簿も持っていて名前の確認もしていたのが意外で、タイぽっくないなと感じながら。安くはなかったけどホテル予約しておいてよかった。ビーチでお迎えなので車はなく、徒歩でホテルまで先導してくれます。

道中ずっと移動だったのでたいした食事も出来ず、ホテルに到着した頃にはお腹ペコペコです。
食べ物を買うタイミングとしてはドンムアン空港の他にはハジャイ空港からミニバンに乗るまで、ミニバンの休憩で寄ったコンビニ、パクバラ港でボートに乗る前、タルタオ島の小さな売店くらいです。買い物するにはどこも15分くらいしか時間がないのでドンムアン出発前にしっかり食べて行くことをオススメします。

05:30頃にドンムアン空港に向けて出発して07:20のフライトでリペ島の到着が14:35、ホテルまでビーチを歩いて約15分、チェックインして部屋に到着するまで今回の移動時間はドア〜ドアで9時間30分くらい。ほとんど座ってるだけでしたが。

途中で2つの島によらなければ1時間は早く到着したと思うけど全部セットならしかたがないし、いい思い出にもなったので、結局はエアアジアの予定通りで、よかったかなと。


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