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ウズベキスタン旅行1

新型コロナウイルスという中国武漢発祥の感染症が流行して世界が少し変わる前の話です。

2018/9/14~9/24

1996年、トルコのイスタンブールでウズベキスタン大使館にビザを申請した私は、領事の判断というよくわからない理由でビザ発給を拒否された。
それから20年以上過ぎて、日本人は2週間の観光はビザなしとなったという話を聞いたので旅行病が再発。ムリクリ仕事を休んでいくことにした。
その計画を立てたのは2018年春のこと。
9月のシルバーウィーク目指して、計画は静かに進行していく。


関空連絡橋が漂流船に破壊された台風21号から復旧した翌日、運良く間引かれなかった飛行機を予約していた私は無事に出国。
ウズベキスタンの首都タシケントに向けて飛び立った。


アートホテル(タシケント)

大韓航空利用ソウル経由で夜にウズベキスタンの首都タシケントに到着。
タクシーでホテルへ。

18年ぶりの海外一人旅。英語忘れてるし、旅のルール変わっているし、ガイドブック持ってないし、キリル文字読めても意味不明だし、と本当なら不安要素しかないはずなのに楽しみしかない。

不安は一切なかった。
ロンプラと歩き方と情報ノートで旅した世代だからかも知れないが、まあなんとかなるしという開き直りと、なんともならなかったらそれまでの事という死生観のおかげかも。

年取っただけ、とも言う。



街路樹のわきにバジル


アミール・ティムーム(ウズベキスタンの英雄)


翌朝、タシケント市内を徒歩で散策。
銀行に両替行ってウズベキスム(現地通貨)を手に入れて、ツーリストSIMを手に入れようとウズベキNTT(電話局のことね)に行く。
このときは時間切れでSIMは手に入らず、飛行機で西方の都市ウルゲンチに移動。そこからヒヴァにタクシーで移動した。
SIMはヒヴァで無事購入。



ヒヴァ旧市街



お土産屋さん
モスクの塔もあちこちに



城壁の上から街を望む


少々の刺激では動じなくなった、というか鈍くなった年寄りの感性に刺激を与えてくれる景色は、大好きなイスラム圏であり久々の海外旅行であることも手伝って、大きな解放感とともに日々の生活で忘れていたものをいろいろと思い出させてくれるものだった。
また、それは旅行病という不治の病の再発を示すものでもあった。

つづく。


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