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関ジャニ∞18祭感想 ーERライトって最高ー

18祭ほんとうにたのしかったねえ~のきもちでいっぱいになり、急にnoteを始めました。
前回の記事はこちら。(前回の記事にスキくださった皆様ありがとうございます!初投稿でド緊張していましたがめちゃハッピーです!)

今回は、その18祭をめちゃめちゃたのしく演出していた「ERライト」について記しておきたく、またしても勢いに任せていろいろと書き連ねます。

●ERライトって、すげー!

 ERライト!!!すっごかった!!!!

 ERライトは制御ペンライトと呼ばれる、Bluetoothを使用して一括制御が可能なペンライト。関ジャニ∞としては今回のツアー「18祭」で初めての導入。
 始まる前はいろいろ物議を醸したペンライトでもあったけれども、蓋を開けてみれば、自分はこれ以上ない最高のペンライトだったな~と感動しきりだった。
 
 一面の光の海、きらきらと照らされた客席。ほんとうにほんとうにきれいな光景で、一曲一曲それぞれにライトを使った特別な演出があって、ツアーが完走してしばらく経ったいまでも、きらきらの景色が瞼に焼き付いている。

 そしてなにより、ドームの上の方の座席……いわゆる天井席に入っても、ERライトのおかげで「天井席ならではの楽しみ方」ができるのがすっごいうれしかった。

 今回のツアーでは、ありがたいことにアリーナにも入れて、もちろんたのしかったのだけれど、ERライトを使った演出は、アリーナにいるときではぜったいに気が付けないものもたくさんあって、照明も込みの、「ドーム全体」を使っての演出を全身で体感するなら、ぜったいスタンド席、それも高い位置からのほうがたのしいなあこれは!?と実感したし、そのおかげで天井席に入ってもいつもよりもだんぜんに楽しめて、これはすごいことだ……と感激した。
 特に、ジャニーズのコンサートって、アリーナだろうがスタンドの上だろうが一律で同じお値段の座席しかないので、上のほうは上のほうで、勝手にたのしめる仕掛けがあるっていうのは、ちょっとハッピーなことだなと、しみじみ思った。
 
 それと、これはおそらく大倉さんあたりが提案してくれたんじゃないだろうかと思うんですが、制御されていないタイミングでは、プリセット済のメンバーカラーである8色の中から自分の好きな色に自由に変えることができて、体感としてはけっこうその「制御なし」タイミングが多かったのと、その「制御なし」のタイミングが個人的には絶妙で、そのおかげでまったくストレスなくペンライトを楽しむことができたのもすごくよかった。

 8BEATあたりから始まった(と思っています)、メンバー個別のあいさつのときにはそれぞれのメンカラ一色で会場を染め上げるのとかも、たぶんそれをしたいオタク側の気持ちを汲んでくれた上で、あえて「制御なし」タイミングにしてくれてたのとか、粋だったな~、と。

●沸いた演出たち

 現状で思い出せる限りなので、きっとライブDVDが発売されたら「あー!そう!これ!」ってのが出てきそうだけれど……とりあえず、記憶にある限りの好きな場面を列挙します。ていうかライトがよく見える全景映像みたいの見たい。

・開演前の点灯確認
なんやかんやこのタイミングだいすきでした。福岡初日、いっせいにブルーになる会場でおたくたちが「わー!」て声上げてたの最高だったし、自分も漏れなく同じ声を上げた。
ブルーもきれいだったけどライトグリーンもめちゃめちゃきれいだったので、あれいろんな色で見たかった!

・OP映像、絶対に押すなボタン
 記念すべき初制御がここ!?wwwって笑ったけれど、すぐに「でもこういうのが関ジャニさんらしくていいな~」ともしみじみした場面。
 押すなボタンのせいで真っ赤に染まる会場を見て、すげー!すげー!って大興奮したの楽しかったし、ここからどんな制御が始まるんだ~!?とわくわくが止まらなくなった。

・メンカラに染まる会場
 OP映像終盤、メンバーの名前が出る瞬間に「バン!!!!!」ってメンカラに一斉に変わるあの瞬間がだいすきすぎて。
ライブ全般を通して、会場全体が一気にバン!って変わる場面あんまりなかったと思うので、そういった意味でもとても印象強いです。
 映像に合わせた制御のタイミングが完璧すぎて何度見ても惚れ惚れでした。制御をコントロールしている方にボーナスあげてほしいすばらしドンピシャタイミング。

・歓喜の舞台
 いま思い出しても「めっちゃすごかったな~……」って浸れる良すぎ良すぎペンライト演出。
最初は、センステの外周に立ったメンバーに対応して、色が自分の正面にいるメンバーのメンカラになるという素敵仕様。なので、あ、今日は丸山くん席だなとか、この位置は安田くん席になるんだ~とか、日によって色が違うのを体感するのがおもしろかった。
 さらに、ソロパートを歌うメンバーに合わせて、そのメンカラだけが点滅するのもおしゃれだったし、メンバーの立ち位置が変われば自分の光る色ももちろん変わるし、さらにさらに、サビで安田くんが歌いとその歌声が「青い光の波」になって会場全体に広がっていって、ま~~~~じですばらしかった。一曲目にふさわしい演出!!!

・がむしゃら行進曲の自己紹介
 トロッコ移動しながら自己紹介するタイミングでスタンド席に「YOU YOKOYAMA」とか「SHINGO MURAKAMI」みたいに、それぞれのお名前がペンライトで作られた文字になって流れていっているのに東京の最終日に気が付きまして、いかに自担しか見ていなかったかを思い知りましたがとってもよきよき演出でした。
  
・トロッコや徒歩で移動したときにそこだけメンカラになる技術
 あれなんなんですか?すごない?
 最初、スタンドから見ていた時は、近くに来たメンバーの色にみんな変えてるのかな~と思っていたら、ちがう……あれもこっそり制御されているんだ……と気が付いたときの衝撃。
 徒歩移動の微妙な位置変更とかにも対応していてどういう技術???ってびっくりしました。
 最終的に花道にまっすぐ並んだメンバーに対応したメンカラが光の河みたいに5本伸びていたのすごいきれいで最高。

・ジャニーズメドレーは制御なしだったのにMonsterだけ急に制御されるところ
 Monsterへの圧倒的こだわり……ジャニーズ制御ペンラの先駆者である嵐さんへのリスペクトを感じざるを得ない…………。でも気合の入りっぷりちょっとおもろかったです。

・BAD団にビーム食らうところ
 ビームのためだけにペンライト制御されるの愉快すぎませんか???ビーム食らう座席に入れなかったのでいつかリベンジさせてください。思いっきり食らいたい。
 
・エイトレンジャーで連打させられるところ
 ツアー開始前からヨコヒナちゃんねるで横山さんがしきりに「ペンライトがないと世界が困る」的な匂わせをされていたのでこれはレンジャーで活用する気だぞ……と覚悟していたら案の定なシーンが来て福岡初日は爆笑しましたし隣の横山担は「dボタン!!!????」って大爆笑していてオモロでした。
 ツアー中盤からは連打した数値がスクリーンに表示されるのも謎技術発揮されていて好きだったし、横山さんがそのたび「明確に!数字が出ています!」って言うてたのも好きすぎるし、「今日は早い!」みたいな日もあって大好きすぎた。
 「演者を応援する意思を表示するアイテム」という意味ではアイドル現場におけるペンライトの正しい使いかたをしていたんじゃなかろうか。

・キャンジャニちゃん
 出てくるときに会場がピンクに染まるの最高~~~。キャンジャニちゃんの間ずっとピンクに点灯してくれててもいいくらいピンクがお似合いのみんなたちきゃわきゃわたん。

・宇宙に行ったライオン
 バンドパートのペンライト、どれもこれもだいすきだったけれどしょっぱなの宇宙に行ったライオンの緑色した宇宙に浮かび上がるまっすぐな光の道の光景が天の川みたいで本当に本当にだいすきでした。

・ここにしかない景色前、ピアノソロから生まれた音の波
 きれいすぎる~~~~~~~~~~~~~!!!!!
 大きな大きなドームに村上信五さんのピアノの音だけが響いて、それが波紋のように広がって、いつかぜんぶが紫色に染まっているあの光景を考えた人がこの世界にいるのが信じられない、天才すぎる。  

・宇宙に行ったライオン~応答セヨ~ここにしかない景色の流れ
 銀河から地球の夜空、朝焼けから夕焼け……みたいに空の色がくるくると移り変わっていくようですごくすごく印象強いです。
 ここにしかない景色の、あったかくてまぶしい色合いが今思い出してもすごくすごくきれいだったなあと。
 ていうかここセトリの流れがずるずるずるすぎてそれも相まってすごい印象的な瞬間。

・ラスト、横山さんの「最強で~?」「最高の~?」の合いの手の瞬間だけ白くなるライト
 芸が細かすぎて笑いました。

 中盤(特にダンスパートとバンドの後半あたり)がごっそり抜けているのは楽しみすぎて記憶がすっ飛んでいるからです。円盤はよ。


●結局のところ、ERライトはお高かったのか?

 これだけ楽しんだERライトも、18祭冬公演が始まる少し前、公演に先立ちグッズの詳細が公開されたとき、世間がちょっとざわついていた。
 というのも、十五祭ぶりに発売が決定した関ジャニ∞のペンライトの値段が、びっくりするほど値上がりしていたからである。

 直近のペンライトの値段を並べてみるとこんなかんじ。

 JAM…1600円(赤1色のみ)
 GR8EST…1,600円(自動8色・手動変更機能なし)
 UPDATE…なし
 8BEAT…なし
 十五祭…1,800円(8色・手動変更機能あり)
 18祭 …4,500円(8色・手動変更機能あり・Bluetooth対応)

 たしかにこうして値段だけ比較するとだいぶ値上がりしている。単純計算で、3年前のペンライトの2倍以上のお値段。

 ちなみに、おそらくあんまり仕様変更がなく、材料費に変動がないと思われる定番アイテム「ジャンボうちわ」で比較すると、十五祭のときは600円だったうちわも、18祭のときには800円に値上がりしている。
 つまり、ペンライトの値上がりも、単純に世の中の物価高の影響を受けているというのはたぶんあると思う。(さらに、半導体不足でペンライト不足が叫ばれていたのも記憶に新しいですし、お寿司。)
 
 で、実際に使ってみて、結局ERライトはお高かったと思うか?と聞かれると、私個人としては、はっきりと「そんなことまったくないですね!!!!!」と答えられます。(個人の感想です)

 だって8色展開で、色も自由に変えられて、その上でBluetooth機能も付いていて、専用のアプリとも連携できて、ペンライトの演出も会場によって企画されていて……。もろもろの機能向上&手間賃を考えるとぜんぜん適正価格!!!と思う。(個人の感想です)

 あと、今回発売されたERライト、今までのグッズのようにライブツアータイトルが入っていない上に、制御でいくらでも色数を増やすことができることが判明したので、今後も活用していく気満々なのだろな~と思っているので、そういう意味でも今後もっと活躍機会が増えそう、という気持ちも強い。
 まったくもって良い買い物をしました。(個人の感想だけど心底そう思っております)

●ライトに込められた想いを勝手に汲み取るということ

 前回の記事と引き続きまたしてもOclubの話をしてしまうけれど、ペンライトの詳細が発表されて世間がなんやかんや騒いでいるときに、大倉さんがライトについての話をしっかりと言葉にしてくれて、ああ気を遣わせて申し訳ねえ……と思うと同時に、ちゃんと言葉にして伝えてくれる環境があるのってありがたいなあと心底感謝したりもした。
 
 発声ができない環境下で、声を取り入れた演出ができるペンライトを開発しようとしていたこと。
 世間の情勢の変化に合わせて、ペンライトに付随させる機能もだんだんと変更させていったこと。
 制御されるだけではなく、ひとりひとりが自由に色を変えられる配慮もされていること。

 あたりまえだけど、いま手にしているペンライトの機能ひとつひとつは、昨日今日で思い付きで始めてることなんかではなくて、どんなライブだったら喜んでもらえるだろう、どんな景色だったらきれいだと思えるだろう、そんなたくさんの試行錯誤を経て形になったものなんだよなあと思うと、エンタメってその一瞬限りの刹那的なものに見えても、実は緻密な積み上げのもとに成り立っているよなあ~ってことを、改めてしみじみ感じ入ったりしてしまいました。
 
 たくさんの想いが詰まったペンライト、これからもたくさん振れますように!!!


18祭のことまだまだ書きたいものあるのでそのうちまた書きます!

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