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関ジャニ∞の18祭は最高の幕の内弁当だったなという感想

18祭、すっっっっごくたのしかった!
すっごくすっごくすっごくたのしかった!!!そしてなによりしあわせだった!!!ので、こうしてnoteを始めるに至りました。

簡単に自分のこと
 それまでジャニーズにはまったく興味がなかったのに、とあることがきっかけで丸山隆平さんを知り、そこから転げ落ちるように関ジャニ∞のファンになって今は7年目くらい。丸山くんに感情と情緒をめちゃめちゃにされながら日々たのしくゆるくおたくをしている。(きっかけの”とあること”、についてはいつかまた改めて記したいです) 
 

18祭で感じたこと
 先日、大倉さんがJohnny's web内でのご自身の連載「Oculb」にて18祭を振り返った投稿をされていて、その中で今回のツアーを「幕の内弁当」という単語で例えている場面があり、思わず「これや!!!」と膝を打った。たしかにあれは「幕の内弁当」だった。しかも特大大盛りの、デザートまでついてる、ぜいたくなやつ。
 今回の18祭は、元気の出る楽曲あり、バキバキダンス曲あり、しっとりバラードあり、ジャニーズメドレーあり、コントあり、バンドあり、爆笑MCあり、本当に、なんでもあり。
 もうこんなん各所で言われているだろうけど、1つの公演として通して見たときに、各要素が完璧なパワーバランスで構築され、完成されている。すごい技術というか、すごいバランス感覚だなと公演中に何度も感動してしまった。どこかが突出しすぎててもだめだし、反対にどこかが弱くてもたぶんだめで、絶妙なバランスを、こうも実現できるのかと。何者なんだこの人たち……アイドルか……アイドルって、すげーーーとなんべんも感激してしまった。
 
 ただ、この「ライブの幕の内弁当化」については、なにも今回から始まったわけではなくて、これまでも今までも関ジャニ∞のひとつの持ち味であったのは間違いなく。ジャニーズメドレーやコントについてはほかの祭りシリーズでもやっているし、MCで爆笑をとれるのなんていつものこと?でしょうし。
 でも、それでも今回の「幕の内弁当」は、贔屓目かもしれないけど、めちゃめちゃに仕上がってた、と思う。もう、米の炊き上がり方からして、違った。

 これまでの弁当と、今回の弁当、何が違うんだろう?と考えたときに、そりゃもちろんセットリストの組み方とか、本人たちの技術、パフォーマンス力の底上げなんていうのもあると思うんだけど(アラフォーになって新たな楽器にチャレンジするのも、ここにきてまだ歌唱力が伸びるのも、本当に本当に努力の結晶で、そのひとつひとつがすごいことだと思う)、客席にいて一番感じたのは「各々が”今”を楽しんでいる気持ち」が全面に出てきているからなのかな~、とか思った。

 ここからは、なんか、あんまり根拠のない話になるんですが。

 とある日のMCで、ジャニーズメドレーの振付が難しいよな!って話になり、そこからメンバー各々が「ここの振付ができなかった」「さっきここ間違えましたすみません」「じゃあ俺も言うけど……」と、次々に自身のミスを申告しているのを見たときに「わー!なんだこれ!すごい!」 と思った。なんというか、彼らがみんなして、自分たちの「欠けている部分」をためらいなく顧客であるわたしたちに見せてくれたのが、すごいことだと思ったのだ。
 特にこの数年は、どこかで「良いものを見せよう」と一生懸命がんばってがんばってくれている姿が印象的で、特にドームで見た最後の姿であった3年前の十五祭では「欠けを悟らせてはいけない」「完璧でなくてはならない」「自分がここを埋めなければいけない」という意思をすごくすごく感じていたので(錦戸さんの件が公表される前からセトリとかの端々になんとなくそういった意志は感じていたし、その件が公になってからは振り返ってさらにそう思うような公演でした。あの時の緊張感、みんな、すごかった。)、今回のMCのように「欠けている部分」「できない部分」を互いに笑いながら、それがまるで自分たちの魅力の一部みたいに語る姿が、自分にはとても新鮮に映った。
 同時に、もうこの人たちは、失ったものを埋めようとしているのではなくて、今ここにあるものを自分たちなりに楽しんでいるのかも!と気づかされた瞬間だった。
 (……という話を頭の中でぼんやりぐるぐる考えていたら、先日発売された「TVガイドPERSON vol.125」で、丸山くんが似たようなことをはっきり言葉にしてくださっていて、読みながらちょっと泣いた。欠けたものを埋めるために一生懸命、それこそすべてを懸けて戦ってくれていた姿ももちろんかっこよくて大好きだったけれど、わたしは今の、”今”を全身全霊で謳歌している彼らがとてもだいすきだ。)

 8人が7人になって、6人になって、5人になって、物理的にできなくなったこともあると思う。
 でも、この5人になったからこそ、できるようになったことも、きっとあるのだと、綺麗事としてではなく、ましてや負け惜しみではなく、たしかな「体験」として改めて感じ取れたのが、今回の18祭だった気がする。

 どこかの公演で、横山さんが「今が一番楽しい」と明言してくれた。どこかの公演で、大倉さんが「十五祭のときは複雑だったけれど、今はまた違った気持ちで歌える」といったような話で、「ひとつのうた」を紹介してくれた。その度に、わかるよー、わたしもだよーって心の中で返事した。うれしいなと心から感じる場面がたくさんあるツアーだった。こんなにしあわせでいいのか?と心配になるくらい。

 結論としては、一流シェフが完璧なレシピで作ってくれるおいしい「幕の内弁当」ももちろん好きなんだけど、ぶきっちょな人たちがぶきっちょながらも、自分たちが楽しみながら作ってくれた「幕の内弁当」、とっても好きなんですよね、って話なのかもしれません。ちょっと卵焼き焦げてるけどさ、それがええねん、っていう。
 そういう、ダイレクトに愛情を感じるツアーでした。幸せでした。愛でした。でした!

 おいしい幕の内弁当、ごちそうさまでした。

18祭について、関ジャニ∞について、まだまだ話したいこと、たくさんある気がするので、また書きたいです。 

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