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Netflixで「ミッドナイト・ラン」観た

1988年。

ってかなんで俺今までこの映画に出会わなかったんだろう。

間違いなく俺史上十指に入る傑作。

ロバート・デ・ニーロ本人も「出演作の中で一番好き」って言ってるとか。

元警官で賞金稼ぎのジャック(デ・ニーロ)と、顧客が麻薬王だと知り預かり金を横領、全額慈善事業に寄付した会計士の「公爵(デューク)」マデューカス。裁判までの5日間中にNYからLAまでマデューカスを連れ戻す仕事を(破格の懸賞金で)引き受けたジャック。たった5時間の飛行機旅という「チョロい仕事(ミッドナイト・ラン)」で済むはずの道中が、ひょんなことから列車と車を乗り継ぎ、ギャングとFBI両方から追われることになってしまうコメディ・ロードムービー。

『ミッドナイト・ラン』二人の名優の芝居が極上のケミストリーを生んだ、バディ・ムービーの金字塔

うんちくに関しては上の記事が詳しいのでいつものとおり詳細はこちらでどうぞ。

ロバート・デ・ニーロ演じるジャックがカッコいいのはもちろんなんだけど、マデューカス役のチャールズ・グローディンが最高。善良だけど頭の切れる会計士として徐々にジャックと心を通わせていく。

監督も「ビバリーヒルズ・コップ」の人なのね、どうりで。

会話劇×バディもの×ロードムービー。

要するに最&高なやつです。

どうやらアドリブが多々採用されたらしいジャックとマデューカスの洒脱な掛け合い。

ジャックが分かれた娘と再会するシーンは涙腺が決壊(松田優作も涙が止まらなかったとか)。まあ再会の仕方としては最悪なわけだけれど。

ジャックがずっと腕時計を気にしている癖も真相が分かるとまた涙が…

そして珍道中も最終局面、二人が出した結末とは…

観てない人はとにかく観てほしい。

全人類に文句なくオススメ。

★★★★★


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