見出し画像

e-温泉マイスター 四の湯温泉

別府亀川 四の湯温泉
               e-温泉マイスター 大分県 野崎雪美

別府市亀川にある四の湯温泉をアピールしたいと思います。
温泉分析書による成分データは下記ようになっております。

源泉名:四の湯温泉
湧出地:別府市亀川四の湯町528番1号
泉 質:単純温泉(弱アルカリ性 低張性 高温泉)
泉 温:44℃
PH :7.7
知覚試験:無色・澄明・無味・無臭

PRポイント
 四の湯温泉は、JR亀川駅より亀川商店街を15分ほど進んだ先にあります。亀川商店街内には、四の湯温泉の他にも、亀陽泉亀川筋湯温泉がありますが、私はその中で、四の湯温泉が一番親しみやすく、好きな温泉です。

四の湯温泉

 外観は1階建ての古い公民館のような建物で、正面真ん中が受付となっており、右側が女性、左側が男性の湯となっています。
扉を開けると数段の下り階段があり、浴場は半地下のような空間にあります。屋根が1階部分にあり、壁にはすりガラスの大きな窓があるため、とても明るくて、広い空間が広がっています。浴槽は、楕円形で2槽となっており、水道が一槽毎についています。脱衣所は木製の棚とすのこを敷いた床があり、洗い場はタイル張りとなっていて、全体的にレトロな雰囲気ですが、いつも清潔が保たれており、ドアを開けて入ると、温泉蒸気とすのこや棚の木のいい香りが漂ってきます。

浴室内に掲示されている戦前の鉱泉分析書

 温泉は分析書に書かれている通り、無色透明で匂いもありません。泉温は44℃で高温泉に分類されます。別府の公共温泉では「普通くらい」の温度でありますが、日常的に温泉に触れていない方からすると熱いと感じるかもしれません。地元の方は、水を出さずに入りますが、人が少ないときは桶の中で温泉に水を混ぜて、徐々に体を慣れさせると良いでしょう。
入浴するとお湯は柔らかく、浴槽は肩までたっぷりと浸かれる深さのため、心地よく入浴することができます。無色無臭のため、明礬や鉄輪のような温泉っぽさは感じられませんが、上がった後の保温効果はさすが温泉!体が芯からぽかぽか温かく感じます。

 年末年始は無料開放日が設けられており、夜中に行くと、ザボンを浮かべた温泉にゆっくりと浸かることができるため、一年の締めくくりにもおすすめの温泉です!

【e-温泉マイスター(マイクロラーニング)】
  一講座10分程度のスキマ時間で「温泉学」の基礎が学べます。
  温泉マイスター講座 受講料 12,000円
  e-ラーニングで30講座を学び、終了問題とレポートが合格すると
 「e-温泉マイスター」として認定されます。


この記事が参加している募集

至福の温泉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?