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GWも飽きた頃...

豚汁が食べたくなり、冷凍庫で冬眠していた豚肩ロースを解凍

さて、作ろう
と、おや?何かちょっとツンとくる臭いがする...

冷凍すれば何でもOK神話は嘘です
このパターン、何回もあります

そんなこんなで、豚無しの『汁』を作る
それはそれで置いといて...

さけるチーズってありますよね?
あれ、チーズじゃないですよね?
チーズ風味の弾力ある何かしら、ですよね

買ってしまう私が居るので、何かしらの魅力があるのでしょうが...
売りの、裂ける状態を保つには何かしらの手を加え、何かしらを手放さなくてはならない

どちらかというと、硬い蒲鉾寄りのチーズ風

何もチーズが裂ける必要は無いのに...なんて、思ってしまう
私なら、裂けてるチーズを発明しますね...きっと売れないでしょう

裂く行為に重きを置いたチーズで支持を得てる食品なのですから
また、この不自然な弾力が変な癖を植え付ける

感覚って、やつでしょうか
本質に到達する前に、感覚でやっつけてしまう

これって、チーズじゃないよね?と思わす前に、なんかこの弾力と裂く行為が楽しいぞ!食感もプリプリしていて本来のチーズでは味わえない感触だ!

そう、もぅ、チーズなんてどうでも良くなっている
裂ける蒲鉾だって、売れるはずだ
裂ける竹輪とか、バターもありかな?
(切れてるバター程度ではつまらない)
これは開発部の勝利です
冷静になれば、たいして美味くもない硬いチーズが日常的にベストセラーになって浸透してるのですから

そんなに美味くないのに、つい買ってしまう...
これが、難しいのです
買い食いしたとして手が汚れない、チビチビと貧乏臭く食べられて長持ちする、擬似チーズなので、チーズ嫌いな人でも食べられる可能性がある、最終的には、皆んな、そんな美味いものだと思って食べていないが、支持率が高い

これに尽きる
この断定できない曖昧さ...
不味く無いが美味くも無い、しかし、この食感と食べやすさに惹かれる...

なんか、つい買っちゃうんだよねー
このポイントって、ものすごく狭いピンポイントだと思うんです
宝くじ的な

そう思って、裂けるチーズの食感と裂く行為に耽りながら食べる中年

しかし、美味くないな...

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