見出し画像

「時間最短化、成果最大化の法則 一日一話インストールする“できる人”の思考アルゴリズム」(木下勝寿著、ダイヤモンド社)

週の始まり、月曜日。
仕事のモチベが上がりそうな本を上げてみます。

※Amazon のアソシエイトとして、この記事は適格販売により収入を得ています。

宣伝文句
著者累計27万部突破!【がっちりマンデー!!】「ニトリ似鳥会長が2022年に読んだオススメ本3選」に選抜!
さらに、「食べチョク秋元代表が2022年に読んだオススメ本3選」にもダブル選抜!!
【日経新聞掲載】有隣堂横浜駅西口店「週間総合」ベスト3ランクイン(1/2~7)
◎東洋経済オンライン「市場が評価した経営者ランキング2019」1位
◎フォーブス アジア「アジアの優良中小企業ベスト200」4度受賞
著者が初めて明かす「最短時間で最大の成果を上げる方法」

★★★チャンネル登録者数69.9万人の書評YouTuber サラタメさん大絶賛!★★★
「10年も技を磨いている場合か!
今、ビジネスパーソンが一番読むべき一冊」

「なぜ、あの人は私の150倍の成果を出せるのだろう?」

amazonの紹介ページより(煽りすげぇな)


思うように成果が上がらないのはなぜか?


成果について、著者は

成果 = スキル × 思考アルゴリズム

という。

思考アルゴリズムは、著者の造語で「考え方のクセ」ということらしい。

スキルは1:3だが、これに対し、思考アルゴリズムは1:50だそうだ。
したがって、これをかけ合わせれば150倍の差になる。

150倍はすごい。

「考え方のクセ」を変えることで成果は50~150倍も変わるのである。

いいかえると、同じスキルでも成果が上がる「考え方のクセ」と成果が上がらない「考え方のクセ」が存在する。

だから成果の上がる「考え方のクセ」にしたほうがいい。

でも、「考え方のクセ」は変えろと言われてもなかなか変えられない。

では、どうするか。


新たに別の「考え方のクセ」をインストールすればいいのだ。

本書は、最短で最大の効果を上げる思考アルゴリズムから、著者が研修で行って再現性のある有用なインストールすべき思考アルゴリズムを「45の法則」として挙げてくれている。

新しい「考え方のクセ」をインストールして、成果を150倍!にしよう。

今回は2つだけご紹介。

1 「ピッパの法則」


そんな本書の第一法則として書かれているのは、「ピッパの法則」である。

「ピッパの法則」とは・・・?

ピッパの法則とは、「ピッ」と思い付いたら「パッ」とやる法則である


なんだこの法則は?ふざけているのか?と思った方。


もう少し待ってほしい。


この本は、思考アルゴリズムをインストールする本である。

思考アルゴリズムは、自分で変えるのは難しい。
新しい思考アルゴリズムを別でインストールするしかないというのが、著者の持論である。

思考アルゴリズムは「考え方のクセ」だ。


では、もう一度問うてみる。


あなたは(私は)、「ピッ」と思い付いたら「パッ」とやれているか?


私は、「忙しいから実行できない」と思っていないだろうか。
しかし、よく考えれば、私より忙しい人はいくらでもいる。

気が付かないうちに「思考の足かせ」があるのである。

この気が付かない古い「考え方のクセ」を撲滅しなければならない。

「忙しいからすぐには実行できない」という古い「思考アルゴリズム」をアンインストールし、
新しい思考アルゴリズム「ピッパの法則」をインストールしなおすのだ。


「思考アルゴリズム」は考え方なので、一度インストールすれば、すぐに変えられる、何回でも実践できる。


さあ、新しい思考アルゴリズムをインストールしよう。


「ピッ」と思い付いたら「パッ」とやる「ピッパの法則」をインストールしよう。


なお、ピッパの法則は、もう少し具体的に言うと

やるべきことが起こったとき、その場ですぐやるか、すぐできない場合はいつやるかをその場で決める。

という法則である。

これで「思考の足かせ」を外してみよう。


2 「後でじっくり考えない法則」


「ピッパの法則」に比べるとだいぶ普通な名称だが、これは、仕事が早い人と遅い人の法則である。

仕事が遅い人と仕事が早い人の実業務時間はそんなに変わらない。
大きく違うのは、仕事が遅い人は実業務に取り掛かるアイドルタイムが長いということ

仕事が遅い人の思考アルゴリズムは「後でじっくり考える」である。


「後でじっくり考える」という思考アルゴリズムを撲滅しよう
と筆者はいう。
「後でじっくり考える」という考え方のクセによって、アイドルタイムが長くなり、後からだと忘れてしまって、仕事が進まない。


したがって、仕事が早くなる思考アルゴリズムは「後でじっくり考えない法則」である。


具体的にいうと、打合せは、「この後すぐ何をどうすべきか」を明確にする。

さっきのピッパの法則と共通する部分もあるが、打ち合わせは、打ち合わせが終わった直後に中身に着手する前提で打ち合わせに臨むということ。


もう一度まとめると、

「後でじっくり考える」思考アルゴリズムをアンインストールし、
「後でじっくり考えない」思考アルゴリズムをインストールして、アイドルタイムをなくそう。


本書の読み方

本書は、このような思考アルゴリズムを紹介している。
いつもの癖だが、本書の読み方的なものをまとめてみたい。

本書は

アンインストールする思考アルゴリズムは何か、
インストールする思考アルゴリズムは何か

を意識して読むといいんじゃないかと思う。

本書は意外にもそこがはっきりしていないことがあるが、そこを意識すると意外な読解につながることもある気がする。(まあ、読解より実践する方が先ですが)。


とりあえず、私は第1法則と第2法則を実践してみようと思います。



月曜から思い切って、後でじっくりとか考えないで、ピッと思い付いたらパッとやって、成果を150倍にして、最短時間で最大効果をあげてやろうぜ、そんな感じです。


ということで、「今日一日を最高の一日に」


起床6:00

この記事が参加している募集

#読書感想文

191,457件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?