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「桃の節句」特別御朱印のお知らせ

長かった冬も影をひそめ、春の到来に心躍る季節となりましたね😊

今月は、3月3日のひなまつりにちなんだ3種類の御朱印を授与いたします…🌺


◆「桃の節句」特別御朱印

初穂料  800円 (3月1日〜末日まで限定数の授与)

3月3日は女の子の成長を祝うひなまつり

大きな桃の向こうにいるのは、おだいり様とおひな様の姿をしたネコ! 

かわいいおだいり様とおひな様を、御祭神の小野たかむら公や御配神の菅原道真公が祝福します🎵

「桃の節句」という美しい名前で親しまれているひなまつりですが、上巳じょうしの節句」という行事が元になっています。

ひなまつりでは“邪気払い”として桃の花を飾りますが、ひなまつりと同様、私たちが幼少期から親しむ童話『桃太郎』も、桃から生まれた桃太郎が鬼を倒す、桃の魔除けの力について感じられるお話だったりします。

現在のひな祭りでは「祝い」や「願い」が先行して、「祓え」という感覚は薄くなっているかもしれません。

しかし、桃の花を飾ったりひなあられや菱餅を食べる、ひな人形を飾ったりひな遊びをすることなど、行事にまつわる様々な行為に「祓え」の観念が折り込まれているのです。


◆3月「桃花」特別御朱印

初穂料 500円 (3月1日〜末日までの授与)

御祭神の小野篁公は桃の枝のブランコで空から花見を楽しんでいます♪
待ちに待った春の空気の中、力いっぱい漕ぎ出す篁公。

篁公の傍らには、ネコや狛犬の姿も。
春真っ盛りの、一面ピンクの景色に文鳥も空中でニッコリ💛

御朱印に添えられた啓蟄けいちつ」「桃始笑ももはじめてさくとは、二十四節気・七十二候という季節を表す言葉。

時候の目安として、一年を夏至・冬至の「二至」で2等分春分・秋分の「二分」で4等分、それぞれの中間に立春・立夏・立秋・立冬の「四立」を入れて8等分して「八節」とし、一節を各3等分し「二十四節気」とし、それをさらに3等分し「七十二候」としました。

「啓蟄」とは二十四節気のひとつ。
この頃、暖かさに誘われて動物たちや土の中の虫たちも動き出します。

「桃始笑」とは桃の花がひとつ、ふたつと咲きはじめる頃(3月中旬頃)のことを表現した七十二候の言葉。古くは花が咲くことを「笑む」と表現しました。

蕾がほころび、微笑むように咲くという言葉の通り、笑顔がたくさん咲く春になるとよいですね…!


◆3月「ひなまつり」特別御朱印

初穂料 500円 (3月1日〜末日までの授与)

こちらは「つるし雛」がテーマの御朱印。
つるし雛というのは小さな人形や様々な願いを込めたモチーフをつるして飾る、かわいい雛飾りです。

御祭神の小野篁公と菅原道真公は花を撒いて雛まつりをお祝い。
雛飾りのモチーフとともに当神社おなじみのイノシシや文鳥、狛犬などのキャラクターも一緒にお祝いしています🌺

つるし雛で選ばれるモチーフには、それぞれに女の子の成長を願う親から子への愛情が込められているのです…😊


◆3月の月参り御朱印


◆情報を通じてご参拝をより豊かな体験に

御朱印をお受けいただいた方に、特別なリーフレットを無料でお分かちしております。十分な数を用意しておりますが、数に限りがありますことご了承ください。

今月は童話の『桃太郎』や春分、稲荷の初午祭についてなど、たくさんのコラムを掲載しております。是非ご一読ください😊



◆小野篁公とめぐる四季の旅

神社は「神様」と「自然」と「人」が交わる場所。小野篁公と巡る四季の旅を通じて親しくお参りをいただき、日々の中で四季の彩りを感じて頂ければ幸いです。

御参拝が難しい方も、身近な日常の中で神社や四季を感じられる一助となればと毎月2種類の「待ち受け壁紙」をご用意しております。
待ち受け画像は、毎月1日に更新致します。

御祭神と巡る四季の旅を通じて、親しくお参りをいただき、日々の中で四季の彩りを感じて頂ければ幸いです。


桃の花は、桜や梅ともよく似ていて慣れてないと見分けがちょっと難しい植物です。

桃は、桜や梅に比べて少し地味? 
…いえいえそんなことはありません! 

空に向かって咲き誇る姿は、桜や梅とはまた違う奥ゆかしさを感じます✨

当社では南鳥居の横、稲荷社や富士塚の隣などで紅白の照手桃(鑑賞用の桃の品種)を楽しむことができます。

桃の花は、3月~4月にかけて見頃となりますので、ご参拝の際はぜひこちらもご覧ください♪

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