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パリルーベに向けて飛行機輪行

この記事はパリルーベチャレンジに向けての飛行機輪行についての記事です。


パリルーベチャレンジとは

パリルーベ、北の地獄と言われる伝統的なロードレースの一つ。
そのコースを体験しようというファンライドのことを指す。

上の動画にあるように非常に過酷でわざわざ自転車を廃車に持ち込むためのレースと言っても過言ではない。
そんなレースに出たいという興味本位と酔った勢いで申し込みをしてしまった私は1万円ほどの参加費をドブに捨てないがためにフランスはルーベへ行くことに。

飛行機で輪行

右下に物々しい輪行袋

さて今回は知人と一緒に行くということでフランスではなくドイツから向かうことに。そのため今回の飛行機は日本航空JL407便という成田発フランクフルト着の14時間にも及ぶフライト。
ロシア上空を飛行できなくなった際は飛行時間が15時間を超えていたため、正直1時間短くなったのは大きいものの、出発時刻も9時台ということもあり私の自宅からは始発でもギリギリという時間なため今回は車で向かうことに。
まぁ、チェックイン締め切り5分前に到着したのでどっこいどっこいでしたが

飛行機輪行の事前確認

さて、本題の飛行機輪行に移りますが、飛行機輪行をする際に一番気をつけないといけないことは航空会社の運賃規則を確認することです。コードシェアや使用空港、使用機材によって制限が設けられているため逐一確認が必要です。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/baggage/checked/

以上は今回使用した日本航空の荷物についてのサイトです。
ここにあるように縦 + 横 + 厚さ 203cm という枠の中で抑えないといけません。加えてスーツケースが多すぎると超過料金になってしまったり、輪行スーツケース・ハードケースですとこの枠に収まらないため問い合わせが必須になったりと条件が変わるので注意が必要です。
今回私は輪行袋を使用したため上記2点に抵触することなく預け入れができました。

預ける時の注意点

今回私が確認されたことは以下の4点
・電動自転車であるか(電動シフトも含む)
・ペダルを外しているか
・油などの石油系の危険物を所持していないか
・空気はある程度抜いてあるか

 今回の私の機材はSram Force Etapを採用しているため、前後のバッテリを外さないと輪行することができません。Di2の場合もバッテリの取り出しが必要なため、予め向いておくと良いと思います。
忘れがちですが、場合によってはパワーメーター等も抵触する可能性があるため、リチウムイオンバッテリの持ち込み項目を確認する必要性も出てきます。
 他にもチェーンルブなどの油は危険物に該当するため一律持ち込みが一切不可ではありますが、現地で調達、もしくは補給所のSHIMANOベースで差してもらうなどの方法があるので問題はあまりないと思います。
 空気に関しては飛行機は高高度で飛行するため明確な基準はありませんがある程度抜くのが良いかと思われます。私は60psiにしていますが

輪行袋ならでは注意点

注意と言っても絶対に尊守しなくてはならないというわけではありませんが、私の場合はリアディレーラーとチェーンは外した状態での輪行、且つ予備のディレイラーハンガーを持つようにしています。RDは別でスーツケースに入れておきました。スラムの特権です。

輪行の際によく壊れる部分としては突起している部分が大半なため、RDとハンガーにだけは注意を置いています。STIなどのレバーに関しては、飛行機輪行の際にはどちらの面を上にするかなどを指定できるため、レバー側を上にすれば特に問題ないと思っています

預けてから到着まで

皆さんは飛行機の中で何をしていますか?
最近だと動画をダウンロードして一気見するなどがあると思いますが、時差ボケ対策を怠るとただでさえ地獄と称されるこのイベントが、修羅へと変貌します。

なので機内での睡眠を適切なタイミングでして、時差ボケなく現地に順応するのが必須になります。そこでお腹を満たして、アルコールでの強制睡眠を誘発することに。

ラウンジで朝朝ごはん出典;自分
機内食(朝ごはん)、確かビーフだった気がするけど覚えていない

くわえて私は子供の頃から飛行機の中では興奮しているからなのか寝れない質なため、ありとあらゆる手段を使って寝ようとしますが、今回も見事に失敗に終わって寝れたのは3時間のみという惨状です。

人に言える立場にありません、ほんと。

夕ご飯

そんなこんなでフランクフルトに到着、17時に到着なため睡眠としては昼寝程度でも十分ですが、やはりもう少し眠らないとキツイです。

自転車のピックアップに関しては大型用の荷物出口から出てくるため、スーツケースのピックアップの場所よりも手前に取りに行かなくてはなりません。
今回も特に問題は機材に問題はなさそうで安心して、ひとまず目的地に向かうことに。

今回はDeutsche Bahnことドイツ鉄道で知り合いの住むデュッセルドルフ近郊までICEで行くことになっているので、自転車を持って乗車です。

ここで輪行袋を取った状態でもいくらか払えば自転車を持ち込むことも可能ですが、輪行状態ですと追加金は要らないため、私はこれをケチりました。

チケットの取り方はWebやアプリ、フランクフルト空港のReisezentrumやAutomate(券売機)などで購入できますが、国際線などの長距離列車を使用する際は事前予約が金銭的にもおすすめです。なお、次回で詳しくお話ししますが、フランスのTGVなど一部列車は自転車の持ち込みが輪行袋のようなもので覆われていないといけないなどのルールもあるので注意です。

ひとまず、今回はここまで。航空会社や公共交通機関、自治体によっても制度や運賃形態の違いもあるので注意ですが、なるべく直行便で海外に渡航することや、自身である程度のトラブルに対処できるような準備や、ショップの場所の確認等も伏せて行うのをおすすめします。

では次回はドイツからフランスまでの輪行とパリルーベチャレンジの受付までを書き記したいと思います。

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