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適応障害で休職から一年経って。〜変化と現状〜

2023年7月10日に適応障害と診断され、2ヶ月間休職しました。

一年前の状況を書いた記事はこちら。

あれから一年経ってどうなったか?

正直なところ、状態はあまり変わっていません。

適応障害はストレス源から離れれば、6ヶ月以内に回復するとされています。

あまり変わっていないということは、まだこのような状態なのだと思います。

  • ストレス源から離れられていない

  • 根本的な原因が解決していない

この一年を振り返って、変化と現状を整理したいと思います。

ストレス源から離れられていない

ストレス源はなにかというと、ある特定の人であり特定の部署でもあり、もはや「会社」自体ともいえます。

ということは会社から離れた方がいいわけです。
とはいえ、なかなかすぐには動けません。

自分に合った仕事はなんだろうか?
どんな働き方がいいんだろうか?


衝動的ではなく計画的に準備して、十分にリサーチしたうえで自分で選択して決めたい。

どうすればいいかはわかっているけれど、心身の準備が整うタイミングを計っている。

今はそんな状況です。

根本的な原因とは

根本的な原因は、やはり自分の中にあります。

もっと気楽に生きられたらいいんだろうけど、自分の性質は変えられません。

自分自身はそのままで、どんな場所に身を置くか。

メンタルが不安定であることをいかにごまかし、忘れられるか。

夢中になっているときは、悩みも何もありませんから。集中して目の前のことに取り組めたとき、達成感を感じられます。

自分の特性を理解して、それを活かして生きること。それができれば自分を認められるかもしれません。

小さな目標を一つひとつ達成していけば、いつの間にか回復しているはずです。

適応障害が治らない

結論からいうと、一年経っても適応障害は治っていません。

復職してから部署を変えてもらい、仕事量も調整し自分のペースで仕事をこなしています。月に数日休みも取りながら会社には出勤している状況です。

会社では部署や仕事量、関わる人など周りの環境は変わりました。働き方や人との関わり方もずいぶん変化しています。

簡単にいえば、他人軸から自分軸へ。

とにかく自分中心の考え方をするようになりました。誰にも強制されず、影響も受けず、自分で意思決定したことをやる。

具体的には

  • 定時で帰る

  • こまめに休憩する

  • 自分の仕事に集中する

  • 今できることを淡々とこなす

ストレスを回避するには

  • 自分のタイミングで行動する

  • 自分のルールを優先する

  • やりたくないことはやらない

  • できないことはやらない

とにかく自分で決めることです。

「やらなければいけないこと」よりも「自分でやろうと決めたこと」の方がストレスがなく意欲も湧きます。

めちゃくちゃわがままで自己中心的かもしれませんが、なんでも自分で選択して行動すると、たしかにストレスは溜まりません。

適応障害になったら社会に適応できない

自己中心的なほうが生きやすいのは間違いないですが、それで許されるかどうかは人柄によりますよね。

いつまでもこうしてはいられないだろうとは思います。

社会に適応できていないなぁと。

周りは気を遣って許してくれても、自分自身では許していない。自分の中ではこの状態は「ナシ」なのです。

適応障害から立ち直るには

この一年、ほとんどの時間を意図的にひとりで過ごしてきました。ひとりで居れば誰の影響も受けずに、自分のタイミングで行動できるからです。

ひとりで考え、ひとりで決定する。
ひとりの時間は絶対に必要なものでした。

ただ適応障害から立ち直るには、適度に人と関わることが効果的です。

誰かと話している時間や人と何かをしている時間は、適応障害のことを忘れている瞬間があったからです。

じゃあ、いつも誰かと居ればいいんじゃない?

もしかしたら、そうなのかもしれません。
でもやっぱり、いずれ人に合わせ過ぎて疲れてしまうでしょう。自己犠牲が過ぎて結局、他人軸に戻ってしまうのが目に見えています。

自分の性質や特性に向き合い、自己理解した上で自分に合った環境に身を置くべきだと思っています。

もちろん、自らが選んだ場所で。
自らの意思で。

適応障害から一年経って、変化と現状

「状態は変わっていない」とはいえ、変えようとはしてきたので、前に進んではいるかなと思います。

一年で変化したこと

  • 介護の資格を取得した

  • Webライターとして20記事納品した

  • Webデザインの勉強をした

  • イラストを描いて毎日投稿してみた

  • 副業で5万稼げた

今できることをやっていたら
気づけば、着実にスキルアップしていました。

それでもまだ心の中がスッキリ晴れないのは、自分を認められていないからです。

自己理解してわかったこと

ずっと考えていました。
何もできない自分のことを。
ふがいない過去の出来事を。

やろうと思っているのに身体がついてこない。
わかっているのにできない。

スケジュールを立てて一つひとつタスクをこなしていきたいのに、計画通りにはいかないから、また自分に失望してしまう。

ひとつ上手くいったとしても、継続できない自分に落胆してしまう。いつまで経っても満たされない。

とことん自分と向き合い、わかったことは

  • 目標を達成し続けないと満たされない

  • 外部からの影響を受け過ぎる

  • 習慣化したルーティンから抜け出せない

  • 大胆なアクションを起こさないと変えられない

逆にいえば

  • 小さな目標を達成し続ければいい

  • 自分の意思を優先させればいい

  • 意図的にリズムを崩してみればいい

  • アクションを起こしてみればいい

できなかったことよりできたことに目を向けて、自分を認めてやることが大切なのだとわかりました。

【まとめ】けっこう頑張ってるじゃん

落ちる気持ちと付き合いながら、働き、人と関わり、記事を書いて発信している。

けっこう頑張ってるんじゃない?

そんなふうに素直に思えれば、きっと未来は開けるはず。

光は射し込んでいるんだから

あとは、閉じている目を開くだけです。

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