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さばカレー、またはサバカリー

仕事や身の回りのことが少し落ち着いてきて、家で食事を摂る機会が増えてきた。何かテーマを持って食べようと思ったのだがこれがなかなかまとまらない。なるとヤキメシやらきくらげ沖縄なんてお気楽極楽なものを作って食べておりましたが、ふとスーパーでさばカレーの缶詰を見つけて買ってみたところから、ちょっとしたさば缶詰ブームになってきた。幾つか食べ比べてみたのでそれを書いてみることにする。

CoCo壱番屋監修さばカレー

これを見つけたところから僕のさば缶詰ブームが始まったのです。CoCo壱番屋監修さばカレー。株式会社宝幸とのコラボ商品。今までココイチをそんなに利用する機会がなかったし、さばの缶詰にもそれほど思い入れはなかった。ただその二つが手を組んでこのようなパッケージで眼前に現れると何か僕のセンサーがピピッと働いて、この先に新しい世界が広がっているのではないかと期待が膨らんだのだった。センサーの誤作動でなければ良いが。

CoCo壱番屋監修さばカレー

缶オープン。大昔は缶切りでギコギコ開けなければならなかったが、今は殆どの缶詰がイージーオープンふた(フルオープニングふた)で開けられるようになっている。便利になったものだ。いつからイージーオープンになったのだろう。そんなことを調べているとまた何日もかかってしまうので立ち入らないことにする。でも英語だとEasy Opening Endsと云うのか。初めて知った。何でも調べ始めると果てがない。

CoCo壱番屋監修さばカレーライス

ライスと共に盛り付けてみた。CoCo壱番屋監修さばカレーライスである。さばカレーは缶ごと湯煎して温めてみたが、アツアツにはならなかった。ご飯が炊き立てなのでそれで良しとする。

CoCo壱番屋監修さばカレーライス

当たり前のことだがさばがたっぷりと入っていた。さばとカレーの組み合わせを流行らせたのは誰であろうか。どうやら1990年代のテレビドラマから生まれたようだ。これもあまり深く立ち入らないようにしよう。

CoCo壱番屋監修さばカレーライスを食らう

ウマウマウー。きっと今までにもちょっとは口にしていたであろうさばカレー。いや、もしかしたら本当にこれが初体験なのか。どうなのか。思ったよりも違和感なく、さばもカレーも美味しいと思った。なるほど。さばのクセをカレーがうまくカバーして大変に食べやすい。僕はこうした缶詰の魚を苦手に思ったことは殆どないが、その魚特有のクセや匂いが気になることは度々あった。今はあまりないが缶詰臭さがハッキリあるのにも出会ったことはある。カレーならばその辺りのトラブルをかなり軽減することになる。もっと辛いとかスパイシーとかでも良いと思ったが、なかなかの完成度であると思った。

CoCo壱番屋監修さばカレーライスを食らう

ウマウマウー。とは云え、さばである。さばの良さや特徴がカレーで霞むことはない。むしろ風味はブーストされているのではないか。さば満喫である。

CoCo壱番屋監修さばカレーライスを食らう

ウマウマウー。骨もやわらかく、くしくしと食べられてしまう。ご飯ともとてもよく合う。ヒジョーにウマかった。さばカレーの世界へようこそ。と云われたわけではないが、調子に乗ってもう少し入り込んでみる。

SSK&新宿中村屋共同開発<サバカリー>インドカリー仕立て

続いてはSSK&新宿中村屋共同開発<サバカリー>インドカリー仕立てである。名前が長いので以下サバカリーインドカリー仕立てとする。缶の青さに惹かれた。DHAやEPAと云った頭に良さそうなものもいっぱい入っていそうだ。頭が良いと聞くと、昔のテレビアニメのタイムボカンのエンディング曲で俺たちゃ天才うんうんあったまいいぞうんうんと云うのをすぐ思い出してしまう。頭が良いとかどうとかそこも深入りは避けておこう。大体今の日本は頭(後略)。

サバカリーインドカリー仕立て

缶オープン。さほど驚くようなことはない。ご飯を準備する。

サバカリーインドカリー仕立てライス

サバカリーインドカリー仕立てライス、となると名称がまた長い。サバカリーライスとしよう。さあこちらはどうだ。

サバカリーライスを食らう

ウマウマウー。こちらの方がさばがさば然としている。さばの風味が強い。これはもしかしたらスパイスがさばの持ち味を引き出しているのか。そうだとしたらカリーのお手柄である。これもいいな、サバカリーライス

サバカリーライスを食らう

ウマウマウー。そしてこれはお酒にも合うと思う。ビールか。レモンサワーもアリだと思う。いつかやってみよう。

サバカリーライスを食らう

ウマウマウー。もっとスパイシーでも良いと思うので、追いスパイスとか出来ないものだろうかと台所を物色し始めたが、それもまた遠く深い世界への旅立ちとなりそうだったので中止。でもどんなクセのあるスパイスもさばがしっかり受け止めてくれそうだ。そうかそうか。さばとカレー。魚とカレー。俄然興味が湧いてきたのだった。

KALDIのさばカレー

探すと色々と見つかる。こちらはKALDIのさばカレー。なかなかにエキゾチックなデザインである。

KALDIのさばカレー

缶オープン。汁がかなり赤い。これは辛いのではないだろうか。いかがであろうか。

KALDIのさばカレーライス

KALDIのさばカレーライスである。こうして盛り付けるとカレーは赤と云うよりオレンジ色になる。もちろんさばがたっぷりである。さばいいな。飽きないな。

KALDIのさばカレーライス

パクチーでも何でも買ってきて緑色を添えれば良かったかと思う。緑を足すだけで見栄えは数段良くなるであろう。でもそれも面倒と云えば面倒であるのでご容赦願いたい。野菜は他で食べているので大丈夫です。

KALDIのさばカレーライスを食らう

ウマウマウー。前出の2缶よりも、KALDIのさばカレーが一番さばがブーストされている。辛さはほぼない。そして塩味が強い。さばと塩、それを支えるスパイスと云う構図か。塩気があるのでご飯とのマッチングもこれが一番。スパイスはもっと複雑に絡んでくるかと思いきや、意外なマイルドさ。もっと温めて香りを立てるとかすればまた印象は違うのだろうと思う。ご飯も白米でなく、ジャスミンライスとかであればもっとエスニックで面白いであろう。工夫はいくらでも思いつくけれど、実行に移すのをなかなかやらない。ずぼらな僕ですみません。

KALDIのさばカレーライスを食らう

ウマウマウー。三者三様、どれも皆ウマイ。さばカレー(またはサバカリー)の世界はこの入り口だけでもかなりのディープさである。そんなこんなで別の味のさば缶もゲットしてあるのでまたそれも書こうと思う。放っておくと果てしなき旅になるので、バス一日名所遊覧程度に収めたい。それでも結構遠くに行ってしまいそうな気がするが。今日はここまで。

末永くがんばりますのでご支援よろしくお願い致します♫