ライター小山典子

企業広報系をメインとするフリーランスのライター・編集者。事業テーマは「日陰も光を当てれ…

ライター小山典子

企業広報系をメインとするフリーランスのライター・編集者。事業テーマは「日陰も光を当てれば日向になる」。写真を撮ったり、イラストを描いたりもしています。雑談の大切さに気づいた今日この頃。

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ものすごく月並みだけれど 人に支えられて生きているなと思う フリーランスになって1年が過ぎるころ どうやったら成長できるのだろうかと悩んだ 知識を詰め込むことはできるけれど、 経験はこれから積めるもしれないけれど、 成長しようにも自分のことがわからなかった そのころ、原稿を提出しても フィードバックも修正依頼もほとんどいただけなくて 自分が提出した原稿の精度がわからなかったのだ 2年目になった今年、 同業の先輩が仕事を振ってくれたときに原稿をチェックしてくださった 編

    • 30代、どうする?

      20代最後の年だ。 ふと、自分の未来を考えてみる。 いまは、「子どもを作らない」という選択をしているけれど、 本当にそれでいいのだろうか? 自分は子どもが欲しいのだろうか? 親に見せてあげたいという気持ちはある。 3人の娘を育て上げた両親に、 ただ可愛がればいいだけの「孫」を抱かせてあげたいって。 でも、実際に育てるのは自分だし (ツレは頼りにならない) 何よりいまは仕事が大事だし、 産んだところでフリーだから産休・育休ないし、と 二の足を踏みまくっている。 いまま

      • 「人に会う」ということ

        昨日、ひさびさに新規の取引先の方にお会いした。 ありがたいことに同業の先輩にご紹介いただいたのだけど、 「人と会う」ことの大切さをあらためて実感した。 年末から先週にかけて、 プライベートがごたついていて そのせいで仕事もごたついてしまっていた。 頭のなかはぐるんぐるん。 同じところで足踏みしながらぐるんぐるん。 動くことをやめてしまっていたのだ。 行きたいセミナーがあっても 仕事や用事と重なって行けないことが続いて すっかりいじけているうちに、 視野がすっかり狭く

        • お酒好きではないけれど

          最近、焼酎にはまっている。 きっかけは、とあるお店で飲んだ芋焼酎「山ねこ」。 なんとなく焼酎は飲まず嫌いしていたのに、なぜか「山ねこ」という名前に心惹かれ、3杯目にして注文してしまったのだ。 そもそも、外では飲んでも1軒2杯までのこの私が。 結果、、、おいしくてびっくり! その後、ほかのお店でも「山ねこ」を見つけて飲んでみたのだけど、安い店はダメ。薄くて飲めたものじゃない。ただの水の方がおいしいって。 ここでマイルール制定「安いチェーン店では焼酎の水割りを頼むべか

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        • もの忘れ日記
          6本
        • いろいろ感想
          2本

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          あの頃はインタビュアーじゃなかった

          ひさびさにテープ起こしをした。 しかも、自分がインタビュアーじゃないやつ。 これはもう、新卒のときぶりかもしれない。 初めて取材したのは大学1年生のとき。 雑誌を作る授業の課題で、だった。 たしか、大学の敷地内にあるコンビニの店長に、 「どうして猫缶が充実しているのか?」を聞きに行った。 (そして実際に試食した。味は・・・ツナ缶の味が薄いやつだったかな) もう少し真面目に取材したのが、大学2年生。 なんと、京都で舞妓さんに取材させていただいた。 なぜか実家にあったテ

          あの頃はインタビュアーじゃなかった

          嬉しい重なり

          実は、少し前まで何も進捗がなく鬱々ととしていた。 メインの仕事はあるけれど、それが忙しくなりすぎて ここ数ヶ月、フリーだというのにこの仕事しかしていないのだ。 収入は安定しているけれどそれでいいのかよ、と。 そんな自分がつまらなくて、どうにかしたくて。 とりあえずいろいろインプットしようと思い、 映画を観たり、本を読んだり、目の前と少し先のことを考えているうちに わくわくするお誘いが来たり、素敵なセミナーを見つけたりした。 そんなセミナーで出会った方から 嬉しい連絡を

          言葉のチカラは何よりも強く『本日はお日柄もよく』

          言葉のチカラは剣よりも強い。 そんなことを信じたいと思うのは、あまりにピュアだろうか。 原田マハさんの著書『本日はお日柄もよく』はスピーチライターという仕事をとおして政党の戦いについて書いているようで、実はただひたすらに言葉のチカラや可能性について書かれた物語だと思う。 私は読みながら、何度も涙がこみ上げてきてしまった。 話が感動的だとか、切ないとかそんな理由ではない。言葉のチカラが、思いが押し寄せてきて、どうにもたまらなくなったのだ。 私の読書時間は、基本的に移動

          言葉のチカラは何よりも強く『本日はお日柄もよく』

          何かを作るってきっと頑固と柔軟の隣り合わせ 映画『繕い裁つ人』

          正直なことを言えば、ファッションにはあまり興味がない。 そんな私だけど、“こだわりの一着”は欲しいかも・・・と思ってしまった。 主人公の市江が作るのはデパートに置いてある多くの服のなかにある1着ではない。南洋裁店のお客様のためだけに作る、オンリーワンの1着だ。メイドインジャパンどころではない。メイドイン南洋裁店なのだ。 南洋裁店の服は、その人の人生に寄り添い、その人の形を一緒に作る。必要があればお直しをし、新たな息が吹き込まれる。そしてまた共に歩き出す。 市江は、オリ

          何かを作るってきっと頑固と柔軟の隣り合わせ 映画『繕い裁つ人』