急な子供の発熱 男性の仕事は犠牲の上に成り立っている説

急な子供(2歳)の発熱。39.1℃。有休消化中のため、今日は私が看病。いざやってみると、私がいかに恵まれていたか、甘かったかと考えてしまう。

あのまま(海外赴任取りやめ、国内転勤辞令、単身赴任)会社の言うままにしてしまい、退職、転職を決断しなかったらどうだっただろう?
妻も子供も限界、最悪、家庭崩壊、離婚だったろうと思う。求職中の身が言うのもお笑いだが、経済的にもただただ消耗していたと思う。
(現実、妻はワンオペ家事育児で働いており心身ともに限界、子供もパパの単身赴任のリスクでいわれる情緒不安定な状態(小児うつ)になっていた。)

最近のパパは、それより年上の方より一層子育てに積極的に参加していると思います。そういう人が多い。

ただ、それもママの犠牲の上に成り立っているものではないだろうか?

・子供が保育園に行ってから熱が出て呼び出しがあったら、迎えに行けますか?
・朝からとても保育園に行けるような状態じゃない時、急に休みを取れますか?
・子供のお尻に坐薬つっこめますか?
・子供のゲロを処理できますか?
・パパだけで子供を病院に連れて行けますか?
・子供が保育園に通うにあたって、必要な書類、買うもの、毎日の細かなタスク、どんなものがあるか分かっていて、出来ますか?
・名もなき家事をどれだけ挙げられますか?出来ますか?

上記は少しの例ですが、全てYesと答えられる人は僅かではないのではないでしょうか?
オムツ替え、お風呂、着替え、寝かしつけとかは、当然のものとしてカウントしません(笑)

「会社では重責を担っている。」
「出来ないから、その分仕事を頑張っている。」
「夫の方が稼いでいる。」
「男は仕事を頑張るもの。」「旦那には仕事を頑張ってほしい。」
そうですよね。何も間違っていない。
そうするしかない、そうするしかなかったですよね。
東京はよくわからんけど、地方においては。私の家庭もそんなところがあります。

ただ、現実そうであるかも知れないけど、バイアスがかかっていないでしょうか?
パパ:総合職/ママ:一般職、パパの年収>ママの年収
を前提にしていないでしょうか?特に地方のみなさん。

じゃあ、パパもママも総合職、年収も同じぐらい、となったらどう考えるだろう?
ママの方が年収多いぐらいじゃないと真剣に考えないかも。

とにかく、特に既婚&子供がいる男性は、自分がフツーに働けているのはフツーのことではない。
妻の協力、犠牲があってこそというのを、常に戒めて生きなきゃダメではなイカ?

経団連も公に終身雇用ギブアップしたし、働く側も我慢せずにこの辺から変えていっては?
多分経済界は、低賃金、強制転勤、専門性なしの無理ゲーを変えるつもりはないだろうし。

に、してもこの中西会長、憎たらしい顔してますね。。

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