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それでもやはり、意識せざるをえない(小野美由紀のマガジン)

作家小野美由紀によるエッセイマガジンです。タイトル通り "それでもやはり、意識せざるをえない” 物事について、月に5-10本程度配信します。日々のエッセイ、恋愛、性愛、家族、また…
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2018年9月の記事一覧

安心感を育てる方法

安心感を育てる方法

カウンセラーでボディワーカーの向井清二さんと、イサム・ノグチ展を見た後にお茶する。

向井さんは元がITデザイナーだけあって、「情報の交通整理」が得意だ。その観点からカウンセリングを行ってくれる。全然スピリチュアルではない上に、理路整然としているのでわかりやすい。私も仕事で行き詰まった時、将来の展望が見えなくなった時に時々コーチングを受けているが、一発で悩みが解決するのですごい。

「人間の体の持

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Webでも読まれる小説って

Webでも読まれる小説って

”眠れない夜”をテーマにしたショート・ショート
「その日、月が片目に忍び込んだ」
がフミナーズさんに載る。

こういう小説がウェブで書けるということがとても嬉しい。

というか、掲載してもらえた、ということがとても嬉しい。

現代モノ以外の小説は、ウェブでお金もらって載せるのが難しいと思い込んでいたので。

いま、ウェブで読まれる小説(ラノベ以外)って、ほとんどが現代モノだ(違ったら教えてほしい)

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世界との縁結びツールとしてのタロット

9月某日

鏡リュウジさんと米光一成さんの「思考ツールとしてのタロット講座」へ。
米光さんは「ぷよぷよ」の作者で、ゲームクリエイターである。ぷよぷよ以外にも独創的なゲームを多数生み出し続けている。メゾン刻の湯の出版お祝い会の時に、五百田逹成先生にご紹介いただいて知った。

物語を作るためにタロットを使う。大塚英志さんの「物語の体操」並びに「ストーリー・メーカー」にもそのやり方が書いてある。
占いで

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ダメ親父が夢にも現実にも現れませんように

ダメ親父が夢にも現実にも現れませんように

8月某日

「身体を使って書くクリエイティブライティング講座」のために京都へ。
前日、コーディネーターさんとの待ち合わせ前に時間があったので、前々から行きたかった場所へ行く。

悪縁切り神社として有名な、安井金比羅宮だ。

京都には縁切り神社がいくつもあるが、それぞれにまつわるエピソードはどれもおどろおどろしい。
「前を通り過ぎただけで縁が切れてしまうから結婚前の娘は近づいては行けない」とか、

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