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未来を創るための人材育成3つの基本 Vol.1

いつもありがとうございます。
オンオクリ株式会社、代表取締役の内田亮吾です。

離職が少なく、採用に困らず、事業が成長している企業には、ある共通点があります。これまで多くの企業や組織を見てきましたが、成功する組織には必ず『3つの育成要素』が存在します。今日は、その要素についてお話しします。

3つの育成要素

①リーダーの育成マインド

リーダーが自己成長を追求し、他者の成長を支援する姿勢を持つことで、学びの文化を促進します。

② メンバーの可能性を最大限に引き出すスキル

メンバー一人ひとりの強みを見極め、それを引き出し活かすスキルが、個人と組織の成長を促します。

③ 組織に人が育つ文化をつくること

成長を奨励し、失敗を学びに変える文化を育むことで、組織全体が持続的に発展します。

皆さんの組織には、この3つの育成要素がありますか?
もし「この要素1つもない」や「欠けている」と感じる方は、この後もぜひ読み進めてください。

今日は「① リーダーの育成マインド」について詳しくご紹介します。

リーダーがメンバーを育成しようと考えない限り、組織は成長しません。リーダーの姿勢は、メンバーに強いメッセージとして伝わります。リーダーは、常にメンバーに見られているのです。リーダーが持つべき育成マインドは、次の5つです。

5つの「① リーダーの育成マインド」

1.自己成長へのコミットメント

リーダーは常に自己成長を意識し、新しいスキルや知識を学び続け、学びの文化を広めます。

2.他者の成長を促す姿勢

メンバーの強みを理解し、信頼関係を築き、フィードバックを通じて成長を支援します。

3.ビジョンを共有し、共感を生む

明確なビジョンをメンバーと共有し、共感を生むことで、組織全体を同じ方向へ導きます。

4.失敗を許容し、学びに変える

失敗を恐れず挑戦を奨励し、失敗から学び次の成功へとつなげる姿勢を促します。

5.持続可能なリーダーシップの育成

次世代リーダーを育成し、組織の持続的な成長を支える仕組みをつくります。

実際に、ある企業で、新任リーダーが組織を崩壊させてしまいました。彼はその責任を自覚し、自分自身を変えることに取り組みました。自己成長にコミットし、外部の研修に定期的に参加して学び続けた彼は、その経験をチームに共有し、メンバーの成長を促すフィードバックを頻繁に行いました。また、プロジェクトごとにビジョンを明確に示し、メンバーの共感を得て、全員が同じ方向に進むことができました。さらに、失敗を恐れず挑戦を奨励し、失敗から学ぶ文化をチームに根付かせました。このようにして彼は、次世代リーダーを育成し、組織全体が持続的に成長する基盤をつくり上げたのです。

ちなみに、これは私自身の実体験です。
組織はリーダーの心によって大きく変わるのがお分かりいただけたかと思います。

まとめ

<未来を創るための人材育成3つの基本>
① リーダーの育成マインド
② メンバーの可能性を最大限に引き出すスキル
③ 組織に人が育つ文化をつくること
この3つの要素を意識することで、組織は確実に成長し、未来を築く力が養われます。今日からリーダーとして育成マインドを高め、大きな一歩を踏み出しましょう。

次回は「② メンバーの可能性を最大限に引き出すスキル」についてお伝えします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事があなたの組織づくりに役立つことを願っています。

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