[野球][北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2022] 6/19 ロッテに3タテを食らう

 試合後に長文の記事を書いていたんですが、操作ミスで消してしまいました。もう一度復元する気力が湧かないので、要点のみ書きます。

1)せっかく交流戦最後に3連勝したのに、すぐ上の敵・ロッテにあえなく3連敗
2)3連敗だけは避けたいところだったのに、9人中4人が打率1割台のお試しスタメン。お試しが必要なことは認めるが、なぜ一気に4人も? 極端すぎるし、勝つ気があるのかと疑いたくレベル
3)案の定、1回表の守備で、先頭の荻野の当たりを急増外野手・郡のまずい守備で2ベースに(松本や淺間なら十分に獲れた)→次打者高部のバントを上原とお試し石川亮のお見合いでオールセーフに→一塁走者高部が走り、石川亮がいい送球をしたのに、お試し二塁手杉谷がなぜかベースのはるか手前でキャッチして(もしかしたらダブルスチールを警戒したのかもしれないが)セーフに……という、お試しスタメン3人の記録に残らないお些末な守備ミスの連続でピンチを招き、あっという間に3失点。その後両軍とも1点ずつを加えたものの、結局この初回の守備が全てだった。
4)お試しの4人(石川亮、杉谷、郡、中島)はハムのヒット9本のうち4本を打ったが、守備ミスが大きすぎて全然カバーできてない。新庄監督は守備重視のはずなのに、なぜ郡を外野で使うのか。たぶんお気に入りの選手でチャンスを与えたいんだろうけど、まだ力不足は明らか。この日もノーヒットだった。試合終盤には捕手をやらせていたけど、また大事な試合でお試し郡捕手をやらないかと心配。
5)そもそも3連敗だけは絶対避けたいところなのに監督は試合前、好きな格闘技選手の試合を見たいがために「試合を早く終わらせたい。初球打った選手に賞金を出したい」などと発言。もちろん冗談にしても、そういう指揮官の弛緩した発言がチームの集中力を削ぎ、初回の守備に繋がったんじゃないか。2連敗した悪い流れを指揮官自ら後押しするような発言と用兵。
5)3回裏、先頭の中島がヒットで出て次の松本が送り二番に入った石川亮がヒットを打って1点返したが、3点差あるのになぜ首位打者にバントをさせるのか。バントさせたところでせいぜい1点をとるのが精一杯。美馬相手にそうチャンスは作れない。一塁走者は足が速く、バッターはミート力に長けている。それこそ監督得意のエンドランでもかけて、一気に畳みかけるべきだった。この日の試合前に監督は「バントで走者を送り手堅く1点をとる打線」などと言っていたらしいが、試合の展開関係なく、とにかく「バントをやる」のがこの日のテーマで、それを実現するのが第一だったのだろう。試合の勝ち負けは一切考えてないらしい。案の定、次打者の清宮があっさりゲッツーに倒れ、ゲームの主導権を握ることができなかった。
6)この日の収穫は河野と柿木の好投、そしてヌニエスのホームランのみ。河野は先発を諦めて中継ぎで結果を出せるように頑張るしかない。柿木は前回に続いて素晴らしいピッチング。全球ストレートでマーティンを空振り三振に仕留めたのは見事だった。河野と柿木がブルペンで戦力になってくれれば非常にでかい。ヌニエスは初球のストレートを迷いなく強振しての一発で、消極的な打席が目立っていただけに、開眼の一打となるといい。
7)鈴木健矢に関しては、対右打者用のスペシャリストとして育てたいという監督の意思を感じるが、郡といい鈴木といい、育てたいお気に入りの選手と、そうでない選手の扱いの差が気になる。

 来週の楽天戦は、吉田輝星の先発が決まっています。本人の猛アピールの結果決まったようですが、もしここで結果を出せないようなら、少なくとも今年中は中継ぎに専念するしかないでしょう。それで結果を出せるように頑張るしかないですね。柿木が1軍で戦力になるようなら、1軍のブルペンにも居場所はないかもしれない。それぐらいの覚悟でやるしかない。

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