[日本ハムファイターズ観戦記] 7/11 対オリックス負け越し決定

オリックス 5x - 3 日本ハム

 オリックス6連戦の負け越しが決定。最下位争いにふさわしいお笑い試合が続いてますが、今日もまた投打に渡るミスが連発して負けました。いちいちミスをあげつらうのも面倒臭いのでやめますが、吉田やジョーンズにガツンとホームラン打たれて負けるならまだ切り替えも効きますが、ピッチャーがファーストベースカバーが遅れてピンチを広げ、さらにバックホーム送球にもたついて勝ち越しを許すとか、そういうアホな負け方だけはマジ勘弁してほしいです。技術が足りないのもそうですが、気持ちが緩みきっている。オリックスとは投手力はほぼ互角、打力は明らかに負けていて、さらに守備走塁含めた総合力でも劣っていることがはっきりしました。正直いって今のパリーグでオリックスに勝てなければどこにも勝てない。むこうもそう思ってたろうけど、こっちの野球の質の低下は予想以上でした。

 栗山監督は策士ではあると思いますし、ドラマティックに試合を盛り上げて勝つような一種のカリスマ性はあると思いますが、それも大谷のような天才スター・プレイヤーがいてこそ。派手でマスコミ受けする野球を目指すがあまり、ディフェンスやオフェンスの一番大事な基本の部分をおろそかにしてきたツケが、今年の戦いぶりに出ている。とりわけ守備のミスは目に余ります。昔から言ってきたことですが、守備のミスで負けるのが一番腹が立つし、ダメージも大きい。ここまでチームが緩みきっていると、清宮が勝負の決まった場面でホームランを打ったところでほとんど意味がない。

 もはやチームとしての課題は明らかです。もう一度守備・走塁・打撃すべてにわたって基本から徹底的にたたき直すこと。そして緩みきった今のチームを象徴するような選手やコーチは一掃して血を入れ替えること。とにかく選手をファーストネームで呼んで親しみをアピールしたり、勝敗二の次で自分の理想を押しつけたり、選手を甘やかすだけの監督は害悪でしかない。ガツンとやれる厳しい監督に来てほしい。小笠原(か、稲葉か)が監督になるのは既定路線として、その前に厳しい監督に3年間ぐらいチームを預けて、守備走塁打撃から、選手の意識、すべてを基本からビシビシ鍛え直してもらう。基礎固めだからその間の成績は目をつぶりましょう。単に打たれる打てないだけじゃなく、つまらない基本的なミスが多いのは、練習量の不足とコーチの指導に問題がある証拠です。理想は固いディフェンスとしぶとい攻撃で守り勝つ、2007年のチーム。今からじゃ2023年の新球場オープンには間に合わないかもしれないけど、背に腹は代えられないです。監督は、ハムに縁があってやって、なおかつ北海道まで来てくれそうな人は白井さんしか思い浮かばないけど、どうでしょう?


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