Vol.55 溢れた

心の中の小さな出来事が埋もれて消えてしまわないように、大事に残す。

またまた前回投稿から2か月半経ちました。
今回は気持ちが溢れて行き場を失ってしまったから書いています。

ベトナム南部HCMが社会隔離になって今日は51日です。
ここまで長くなるのに、経緯はもちろんあります。
昨日19日0時からは南部の広い範囲で厳しい制限の16号が適用されました。

知人のお父さんはホーチミンではないところの医者なんですが、
病院の医者だったらコロナ対策に駆り出されて大変だろうと思っていたら、
意外にも　今月は半分出勤で、半額減給　とのこと。
ある意味、きびしー。

ベトナムは社会主義国で、
働けない人に宝くじを配ってその利益を生活に充ててもらっています。
でも、それがなくなってから2週間くらい経ちます。
大丈夫なの？と思います。

小道なんか意味も分からず封鎖されて、
そこから出られずデリバリー頼みとか。

小道だけかと思いきや、大通り以外は封鎖されてて、
中に入る用事や事情を聞いている....絶対に入れねー、ここ。

一番近いスーパーも、予告なく閉鎖...。
私が立ち寄った日も、ベトナム人が来て、ビビっていましたから、
私は情弱じゃない!!

ホント、餓死者が出てもおかしくないし、
こんなに人に会わない生活で精神面がズレてしまう人も多いと思います。

なにより、生産工場もストップするって.....
しかもこの国って休業補償がないじゃん。
少しだったら耐えられるところが、数週間になったら耐えられるの?????

もちろん、私がそんなことを言う前に、
地域の人が考えていることはわかっています。
それが社会主義の国でのコミュニティだというのもわかっています。

温かい気持ちの人が何と多いことか。
SNSでいろんな活動を見ます。
反面、何もできない私も露呈されます。

そして、どこまで行っても中途半端な外国人なんだよなと感じてしまう。
遠慮もあるし、迷惑もかけるわけにもいかない気持ちもある。
何にも動けない自分がいます。

ちょっと弱音を吐きました。
弱音は吐いていますが、この国で生きていくことを長く考えています。

ベトナム語の勉強が進まねぇ(涙)