付加価値について①

文章を書くことに抵抗があるかないかといえば、もしかしたら嫌いでは無かったかとしれない。
確か、小学3年のときに詩をかく授業なのか、恒例行事なのかわからないけど、そんな時間があった。優秀だと県か市の小学生の詩集に載れるというもの。

それに載った経験が一度だけある。

「逆上がり」について書いた。
まさに小学生らしいな。

“ずっとできなくて、くるっと回れたときは”背中に羽が生えたみたいだ” ってーーー......”

出来上がってその詩集をみたとき、小学生ながら、これ違うな、私のじゃないなて思った。
先生が添削しすぎて原型がなくなってたってわけだ。すごくいいものになってた、たぶん、いわゆる小学生らしい逆上がりという、添削しがいのあるものが、たまたまわたしの詩だったということだと今ならそう思う。

当時のわたしは、まあこんな感じだったかな?ってぐらい何にも考えてない。
そのあと味をしめたかのように、それっぽいものをよく書いていた。作文の時さえ。
私の悪いところ、一度うまく行ったらほいほいそのレールに乗っかろうとする。

で、失敗する。

周りの子と文の作り方、なんか違うなって、
なんだかすごく勘違い、というか、自意識過剰というか、そんな気持ちになり、恥ずかしくなった思い出がある。全部消して書き直した。こうゆう小さな経験って後の性格にすごく反映されると思う。


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