マガジンのカバー画像

#建築 記事まとめ

565
建築系の記事を収集してまとめるマガジン。主にハッシュタグ #建築 のついた記事などをチェックしています。
運営しているクリエイター

2021年7月の記事一覧

息子との建築巡り | 無形財産への投資

夏休みに入った息子たちとの特別企画【夏の建築巡り弾丸ツアー】を先日、決行しました。 第一弾は、岐阜県の『多治見市モザイクタイルミュージアム』と愛知県の『豊田市美術館』に長男と二人で行ってきました。 出発(5時30分) ⇓ 『多治見市モザイクタイルミュージアム』で見学と工作体験 ⇓ 『豊田市美術館』で見学と美術鑑賞 ⇓ 『モリコロパーク』で遊ぶ ⇓ 温泉でリフレッシュ ⇓ 帰宅(21時30分) という過密スケジュールでしたが、濃厚で有意義な時間を過ごせました(濃厚過ぎて長

●建築設計事務所で山程仕事したらわかったこと。(自己紹介④)

こんにちは。 ハッピーすまいコンサルタントの しのぽんです。 自己紹介の続きです。 毎日朝から晩まで働く中で 会社は急成長。 やりたかったプロジェクトをばんばんやれるようになりました。 ✔ラグジュアリーホテル ✔坪単価200万円の別荘 ✔公共建築 ✔高級タワマン ✔大規模商業施設 ✔学校 ✔工場 ✔海外物件 etc ありとあらゆる用途の建物を いろいろな組織形態のクライアントと作りました。 大企業、中小企業、個人、行政、など。 で、気づいたことがあって、 建物を建

フィンランドデザインの質の高さは「工業」と「アート」の往復運動から生まれる 〜アアルトとカイフランクのデザインアプローチ〜

みなさんこんにちは! 暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか? 今回の北欧デザインコラムでは、フィンランドデザインのクオリティの源泉を、アルヴァ・アアルトとカイ・フランクの二人の名デザイナーの事例を引きながら「工業」と「アート」という二つの視点から紐解いてみたいと思います。 1.アアルトのデザインにおける「遊び」の役割先日、世田谷美術館で開催されていたアルヴァ・アアルト展に行ったときのこと。最後のブースにアアルトが描いた「絵画」が展示されていました。アアルトと言

エネルギーまちづくりのススメ

温暖化対策法が6月に改正されました。これにより、いろんなことが大きく変わっているので、ポイントを押さえながら解説したいと思います。 まず、二酸化炭素排出ゼロが法律によって明記されたことです。っていうのはどういうことかというと、政権がたとえ途中で変わっても、この方針は明確なので安心して、脱炭素社会に向かって投資などをしても大丈夫ということです。全く逆の法律ができることもあり得ますが、今の 国際的な枠組みから外れない限り、この路線は守られるわけです。 今ままでは政令指定都市など

「建築士の日」に読みたい柴岡亥佐雄『楽しい我が家を建てる手引』

今日、7月1日は「建築士の日」。1950年の今日、建築士法が施行されたことにちなんで、日本建築士連合会が制定したのだそう。同法の目的が示された第1条には「この法律は、建築物の設計、工事監理等を行う技術者の資格を定めて、その業務の適正をはかり、もつて建築物の質の向上に寄与させることを目的とする」とあります。 そんな「建築士の日」に読むのにふさわしい小冊子があります。建築士法がまさに施行された1950年7月発行の雑誌『婦人世界』の付録、題して『九万円から三十五万円まで 楽しい我