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駒込というまち

駒込というまちに住んでいる。スーパーも立ち並ぶのだけど「しもふり商店街」でいつも野菜や果物、魚をそれぞれ八百屋や魚屋さんで購入できるところが気に入っている。ブティックのような服屋さんもあるのだけど先月「閉店セール」と聞いて立ち入った。小さめの入り口ながら奥行があり、かわいい服がごまんとあってのセールである。店名は「ふしぎどう」といって、「ははーん、これは安くてかわいくて、それが摩訶不思議だからだな~」と理解する。

この日はちょっとしたパーティーにめかしこまねばならず、洋服を買いにルミネかサンシャインかと考えるだけで、わざわざ行くだけで汗をかくぜ&高いぜ、とため息が出ていたので、灯台下暗しとはこのこと。店内の客層は100%ご近所で構成されているようだったけど(私含め)、ノースリーブ系やパーティ系は、普段着とは一線を画しているので買いホーダイだった。

それが本当の閉店らしく7月半ばまでというので、のぞいてみるとまた、商品もさまがわりしつつ、プライスダウンもしている。レジでお客さんとの会話も聞こえてくる。お客さんもみんな年配~だから自然と声が大きいせいか、三ノ輪の方面に別店舗があるという。じぶんの会計タイムでも、わたしと誕生日が一日違いだということが判明。

店を閉める理由やご家族のお話を聞く。会計に際してとんでもない情報量。洋服を袋いっぱいにして帰る。このあたりは一人暮らしの女性も多いそうだ。おしゃべりたのしいよね。

駒込のフタバ書店で『泣いてちゃご飯に遅れるよ』を買う。店に入るときはぜったいに買い物帰りにしようと決めてて、いつもスーパーの袋をガサガサいわせているのだけど今日は八百屋も魚屋さんも休みの水曜日。営業マンがPayPayトークしていた。今この時のタイミング?とグリーンコート方面の文教堂もレイアウト変更があるのか、ちょうどスタッフだけが店内でがっつりいる様相に出くわし、立ち読みしていいやら回れ右したらいいやら悩む瞬間があった。コソコソみて周りようやく仕事帰りのサラリーマンも増え始める。ほっ。

古本屋「青いカバ」は19時まで。店の前を通ったらシャッターがちょうど締められているところだった。ガビーン!

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