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Cちゃんと短い電話。相談。それから夏に旅行にいきたい約束をする。おたがいもう人妻なのに、わたしは、Cちゃんの家に夏休みの小学生気分で家に遊びに行ってしまう。ゲームして、お菓子たべよって。過去、中毒オブ中毒になった「パネポン」のもっとやばい、新しいゲーム機器があるらしいので、それも気になる。その情報聞いたのももう数か月前だけど、そうだそうだ、とたのしみが取ってある気持ち。

ちなみに「とっておく」は私の口癖のひとつで、おおかた食べ残しを目の前に発される。正確には「とっとく」か。なんというか行儀の悪い話だが、最後のひとくちが食べられない。冷蔵庫にそのまましまって、あす、チンしたら空腹で美味しく食べられると思う。もうお腹いっぱい、というタイミング。気づくと箸をつけなくなる現象を、まるで、三歳児だとツッコミものなのだが、この性質は三歳児から変わっていない部分はある自覚はある。

『小説家としての生き方 100箇条』(吉本 ばなな著) は、有楽町三省堂で、日比谷での某トークイベントの帰り道、内容の半分はとても素晴らしかったのに、もう半分は消化不良でモヤモヤのこり、なんでもいいが本を買いたいと思ってウロウロすること1時間くらいして買った本。小説も、いろいろ新刊がでていて、スティーブン・キングや、クエンティン・タランティーノの小説を横目に、いまは物語よりもそのモヤモヤの中和を優先させることにした。

ビジネス書の物書きスタンスでこう、ライフスタイルとして「わかるよ」の連続。1回目をすぐに読み終わってしまうが、ばなな調なので、物足りなさよりはエッセイコラム的な読み物としてたのしめた。それよりもあとがきで、共著になるはずがトラブルで単著になった経緯が短く記されていて、そっちほうがよっぽど知りたいのだけど、とも思ったり。人柄にあんまり振れたことはなかった。どうやら、奥底の深い方なのだ。


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