見出し画像

SNSの情報洪水に流されず、やりたいことを見つけるコミュニティ活用法

「自分が何をしたらいいのかわからない」
「SNSをたくさん見てしまって、受動的になってしまっている」
「毎日が同じことの繰り返しでなんとなく楽しくないんだよなぁ」

こんな悩み、誰しも一度はもったことがあると思います。2年前の僕もそうでした。

SNSを通して昔よりたくさん情報を受け取るようになったものの、振り返ってみると自分の学びにつながったものや必要だった情報、記憶に残るものは少なく、毎日が充実しているわけでもなないんですよね…

「このままではいかん....!」

憂鬱とした状況を打開するための2年間にわたる体験談をもとにした、「日常の中で継続的に視野を広げて、毎日を充実させるコミュニティ活用方法」をまとめていきます。


■視野を広げるってなに?


今回のnoteで扱う”視野を広げる”の定義は、

過去に出来なかったことができるようになること(成長)
自分が知らなかった世界について知り、自分の日常に活かせること

としています。過去に出来なかったことをするためには、何が必要でしょうか?

ベストセラー『1分で話せ』の著者であり、Yahooアカデミアの学長である伊藤羊一さんは、成長について以下のように話していました。

Action(アクション)、Skill(スキル)、Mind(マインド)のサイクルを高速でサイクルさせる必要があり、そのためには、実行したあとに振り返る習慣が大事。
つまり、
①書く(アクション)→②Sowhat?(抽象化)→③Aha!(気付き)→④やってみる(アクションへの転用))→①→・・・
のサイクル大事だ。

画像1

(朝渋・著者イベント)

気付きを増やすには、振り返る材料であるアクション回数が必要です。(振り返りについては別の回で)

日常の中でいうと

・職場の同じ人だけではなく、異なるバックグラウンドをもつ人と会話する
・いつも同じ作業や同じ分野の仕事ではなく、新しい体験をする
・人と話す中で自分の得意・不得意に気づく

ことが必要かと。つまり、

自分にとって新しいインプットを定期的にしていく必要があります。

ただ、様々なバックグラウンドの人に会うことや新しい体験をすることは、日常の中では難しいですよね...

そこでオススメは、「オンラインコミュニティに入る」方法です。


■一人でやると大変なので、コミュニティを活用する

オンラインコミュニティに入ると、どのように成長サイクルを回すことができるのかを僕の体験談を元に紹介ます。

今回の事例で紹介するのは、早起きのオンラインコミュニティ「朝渋」です。

画像2

オンラインなので、さまざまな土地に住む人や職種の人、年齢の人が参加しているため、自分と異なる世界の話を聞くことができます。

朝渋には2019年5月ごろに入ったので、もうすぐ2年間続けたことになります。


■オンラインコミュニティを最大に活用する1ヶ月サイクル

朝渋には様々な活動があります。おすすめの活用方法は、次に紹介する①~③の活動を1ヶ月サイクルでまわし続けて気付きを積み上げる方法です。

自分と”他人”の違いに気づく早起き習慣化チーム
②トップランナーの話を通して興味の種がみつかる著者イベント
好きを形にして、磨く部活動
④①~③を月1のペースでまわし、気付きを積み上げていく

画像3


自分と”他人”の違いに気づく早起き習慣化チーム

朝渋では、早起きを1ヶ月ごとに一緒にがんばるチームが形成され、お互いの早起きをサポートしあいます。

チームで早起きをサポートしあいつつ、日常では絶対出会わない様々な人と会話する中で、自分の得意・不得意、興味関心について気づくことができます。

自分の特徴に気づくためには、”他人”が必要です。毎月”他人”と会話をして違いに気づく早起きチームは自己理解のきっかけになっています。

例えば、習慣が続かない悩みをもつ人がいるなかで、自分は継続していることが多くなにかを習慣化することが得意なことに気づきました。

自分をさらけ出して違いを認めあえる環境は貴重です。


トップランナーの話を通して興味の種がみつかる著者イベント

画像4

自分の強みや得意がわかっても、自分の得意を使って何をしたいかがわからないことって多いですよね。

朝渋では、本の著者を呼んだ不定期イベントを通して、自分の興味関心分野を見つけるきっかけがあります。

例えば、

・Yahooアカデミア学長の伊藤羊一さんが語る毎日の振り返りについて
・遺伝子解析における研究者兼起業家の高橋祥子さんが語る生命科学的思考
・元LINE執行役員の田端さんが語るお金との向き合い方

などなど、様々な分野のトップランナーの方から話をきくことができます。

興味がない会でも参加してみることで、自分がやってみたい興味の種を見つけることができました。


好きを形にして、磨く部活動

チームや著者イベントで理解した自分の興味や強み、関心の種はそのままにしていたら枯れてしまいます

そこで、文化系からスポーツ系まで様々な部活を通して自分の好きを開放して伸ばす場が朝渋にはあります。

たとえば、

・こんまり断捨離部・偏愛book部・瞑想部・ゼロ秒思考部・料理部
・note部・動画クリエイティブ部・シェア読部・散歩部・筋トレ部・朝5時から始まる作業部・・・・

などなど様々な部活が揃っています。

既存の部活に自分がやりたいことがなければ、自分で部活を立ち上げて部長として活動するもよし。

活動の幅は自分次第です。チームやイベントで理解した自分を、部活という実践のなかでより理解し伸ばすことが出来ます。

そして、ここが重要なのですが、部活を通した好きのおそそわけによって、コミュニティという小さなマーケットでの反応を見ることができます。

好きは、自分の偏愛であるだけに周りへの価値に展開しづらいです。だからこそ、コミュニティを通して、好きへのリアクションをみて、価値の調整をすることが大事です。(誰かのためになったほうが楽しいですしね)

①~③のサイクルを1ヶ月で回して、自分の視野を継続的に広げよう

最初はやりたくて参加したものの自分に合わなかった部活もあるでしょう。(しょうがないです。人間だもの。)

その場合、同じ部活にずっと所属しないといけないわけではなく、退部することも可能です。(*最低限の周りへの配慮はしましょう)

コミュニティを実験の場と捉えて、チャレンジすることで、自分のウチとソトに対する視野が広がります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

自分探しのコツは、小さな好きや興味を見逃さず、実践する

複数オンラインコミュニティに入ってますが、設立数年のオンラインコミュニティには形は違えど、①~③の環境が整っている気がしています。

そのため、自分にあったオンラインコミュニティを選んで、①~④を実行してみるとよいと思います。

「自分探し」は、自分の小さな興味の種を無視せずに育てて、共有し、周りの反応を見ることで大きくすることができます。ぜひ、実践してみてください。

今回は改めて、オンラインコミュニティに入る意味について、体験談を元に振り返ってみました。今回紹介した方法が、ご参考になれば幸いです。

早起きの習慣化に興味がある方は、朝渋をぜひ覗いてみてください。


この記事が参加している募集

習慣にしていること

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?