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企業のnoteが書くべきことってなんだろう?【法人note勉強会】

さて、暦の上では立秋も過ぎ、晩夏の風を感じる季節となってきましたが皆さまはいかかがお過ごしでしょうか?

まだまだ残暑が烈しい日が続きますが、熱中症に気を付けながら皆さまに氷をお届けしていきたいと思います!

…ところで先月末なんですが、夕蝉の鳴く中、東京都千代田区にあるnote placeまで「法人note勉強会」に参加してきました!

初めてのnote place訪問!

小野田商店と製氷業界、ひいては氷そのものについて広く知ってもらいたいという思いで始めた「小野田の超純氷®【公式】」noteですが、今まで我々小野田商店や広報担当個人が伝えたいことを書き続け、早1年以上が経ちました。

しかし、
企業として皆様にお伝えすべき適切な情報とは何なのか?

他の企業のnoteは、どんな方針で行われていることが多いのか?

ユーザーは企業のnoteに何を求めているのか?

正直、これだけの間noteを更新し続けてきても、聞かれたときハッキリとそれに答える自身はありませんでした。
そんな中で、改めて自身の広報活動を見つめ直すための参加でもありました。

名だたる有名企業がnoteを活用しています。
毎度興味深く読ませて頂いてる株式会社マクロミル様のnoteも紹介されてました!

さて、そんな心持で参加した法人note勉強会ですが、まず驚いたのは最初はお隣の席の方との名刺交換から始まったことです!

たまたま自分の席の横に座っていたのはなんと株式会社Nine Craftの取締役副社長の方でした!(緊張! (;'∀') )

株式会社Nine Craftの名刺、黒でビシッと決まっています!

株式Nine Craftはブランドコンサルティングの会社で、新たに氷のブランドを立ち上げた小野田商店としては、非常に参考になることも伺えるnoteを執筆しておりました。

こうした普段接点のない企業の方とも知り合えるのが、リアルイベントならではの強みですね!

さて…今回の法人note勉強会において自分なりに考え、参考になったこととして大きかったのは、以下の3点。

・noteは新規顧客獲得のツールとしてはあまり向いていない。

・noteはブランドストーリーを展開する場としては最適である。

・オープン社内報の意義は大きい。

特に、noteを通じて今まで小野田商店を知らなかった方にも当社を知ってほしいという思い強めでnoteを執筆してきた広報担当としては、新規顧客獲得のツールとしてはあまり向いていないというのは衝撃的でした。

しかし、企業でnoteを運営する本当の強みも今回の法人note勉強会で知ることが出来ました。
強調されていたのは、noteはユーザーに「会社の素顔」を語るツールとして最適ということです。

特に採用においては、会社がどのような個性を持っているのかを発信する場として最適なため、採用サイトにリンクを繋げるなどすることで、会社の社風や考えなどを伝えるツールとして大きな強みを持ちそうです。

企業のnoteを広めていくためには、SNSとの連携も欠かせないそうです。

また、同じ理由からブランディング活動においても、ブランドストーリーを展開する上でnoteというツールは非常に有効だと言えます。

会社のブランドに興味を持っていただいた方をnoteへ誘導することで、より一層ブランドの付加価値について、お客様自身の興味で読んでいただける場になるからです。

noteは「プル」のコミュニケーション、興味を持っていただいた方により深い情報を提供する。

また、noteは「プッシュ型」「プル型」「相互型」のコミュニケーションツールの中では「プル型」に分類されるようです。

「プル型」のコミュニケーションツールとは、情報の出し手が相手や状況などを特定せず、情報を共通の蓄積場所に掲示する。
そして受け手はその中から自分に必要なものを選んで情報を受け取る、というものです。

対して、「プッシュ型」は広告に代表される、ユーザーの興味や意思に関係なく半強制的に情報を発信するコンテンツやサービスのことです。
「相互型」は、2人以上の当事者が複数方向に情報を伝達し合うタイプのコミュニケーションで、オンラインチャットやネット掲示板が分類されます。

「プル型」コミュニケーションであるnoteで、どんな情報を持って帰りたいかはユーザー次第、あくまで積極的宣伝の場として「プル型」に使おうとするのはあまりnoteの特性にあってるとは言えないでしょう。

よって企業におけるnoteは「物語性のあるホームページ」のような考えが適切なのかもしれません。

また、もう一つ参考になったこととして、オープン社内報は積極的に宣伝をするつもりがなくても、あくまで会社内の記録として付けていくだけで、第三者にも会社の社風や雰囲気を伝えることができるため、積極的に活用する価値が高そうです。

今回の勉強会の中身を端的にまとめると、noteは深く狭い情報として、既に会社に興味を持っていただいた方に情報を伝えるツールとして最適ということです。

一方でまだ会社のことを知らない人に広く浅く情報を伝えていくには、他のSNSなどとの連携が不可欠ということです。

小野田商店では、今回の勉強会を受けて今までよりも、noteとnote以外のSNSなどのツール、メディアとの連携を強めていきたいと考えました。

広報担当としては、小野田商店、そして氷についてこのnoteでは引き続きディープに書いていきたいと思います…今後とも何卒宜しくお願い致します!


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