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野菜スープは氷にして保存すると便利! そして羊羹は元々スープだった?【12月22日はスープの日】


12月22日はスープの日

毎年12月22日は「スープの日」です。
これは、味の素などのスープ製造会社からなる、日本スープ協会が1980年に制定したもので、
1222「いつ(12)もフーフー(22)とスープをいただく」という語呂合わせから12月22日に制定されたそうです。

ちなみにスープは古くの日本や中国では「羹(あつもの)」ともいい、この漢字は見覚えもある方も多いのではないでしょうか?

そう、「羊羹」の羹です。

このことからわかるように、羊羹とはもともとお菓子ではなく、羊肉スープのことだったのです。

しかし、かつての日本では仏教的な理由から畜肉を食べることが禁じられており(鶏肉を「かしわ」、猪肉を「山くじら」などと呼ぶのも、元は当時の隠語でした)、羊肉を大豆の粉などを練ったもので代用したことが「羊羹」の始まりだったそうです。

歌川広重の浮世絵「名所江戸百景 びくにはし雪中」には、
山くじらの名で猪肉を宣伝する看板が見られる。
(ART FACTORY城南島にて)

しかし、羊肉の代用品だったそれは、次第に甘く煮詰めた豆を使った菓子へと姿を変えていきました。

つまり羊羹は、今流行の代用肉の元祖ともいえる訳ですね。

いまでも中国などでは「セイタン」と呼ばれる代用肉の一種が、よく食べられています。

自分で買うことがあまりなくとも、水羊羹をお中元で貰えると嬉しいという方は多いのではないでしょう?

水羊羹は氷で直接冷やすと、見た目にも味にも非常に涼やかです。

ちなみに羊肉のスープは今の日本でも、東京の上野アメ横などの店舗で提供しているお店があります。

【一人暮らし必見!】野菜スープは氷にして保存すると便利!

ところで皆様は野菜不足を感じたりすることはありますでしょうか?

野菜がなかなか摂りづらいという方、特に一人暮らしの方には多いのではないでしょうか?

野菜は加工済みのものをコンビニなどで買うと以外と値が張り、かといって野菜そのままで買うと、加工が面倒な上に、量が多くなりすぎて結局食べきれず捨ててしまい、結局鮮度の落ちたスーパーの見切り品のサラダを仕方なく買っている方も結構おられるのではないでしょうか?

そんな方におすすめなのが、野菜スープを「氷にして保存」することです。

フードプロセッサーがあればタマネギ、キャベツ、カボチャ、ニンジンなどの緑黄色野菜を粉砕し(そんなオシャレなものないという方は頑張ってコマ切れにしましょう)、お好みのダシで味を整えて、できれば熱湯消毒した、電子レンジOKな保存容器に入れてしばらく常温で冷まし、そのまま冷凍しましょう。

この状態であれば2週間ほど風味を保って保存しておけるため、休日などに作って保存しておき、飲みたいときにレンジや常温で解凍して召し上がると手軽に野菜が摂れます。
解凍したスープは衛生上すぐに飲みましょう。(※衛生管理は自己責任でお願いします!)

野菜スープを氷にすることは、単に保存性を高めるだけでなく、植物細胞内の水分が凍って細胞壁が破裂することにより、細胞質基質に含まれる諸々の成分が多くスープ中に流れ出し、食味が向上するだけでなく栄養価も高まります。

是非あなたの冷蔵庫の製氷機は、野菜スープの氷(もしくは小野田の超純氷®!)で満たしておくのはいかがでしょうか?


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