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広告嫌いな私が広告を作っている理由(わけ)

はじめまして。
アイモバイルに入社して3年目のアドプロダクト事業部の小野です。
この度はnote projectのメンバーに選出されたことを光栄に思いつつ、緊張しながら書いています。

簡単な自己紹介

名前:小野琢磨
年齢:34歳
趣味:アクアリウム、ゲーム
ヒドジョウ、金魚、ベタ、ヤモリを飼っています!

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今まで経験してきたこと

・店内販促ツールのデザイン制作
・看板デザイン制作
・WEBデザイン制作
・デジタルサイネージの導入、販促、動画制作
・名ばかりの責任者

入社の経緯

アイモバイルには転職サイトを通じて中途入社しました。
面接は思ったより淡々とした雰囲気で終わり、人生で初めて時間ピッタリで終わった面接だったことを今でもハッキリ覚えています。笑
他社にも内定をもらっていましたがアイモバイルを選んだ理由は、配属予定だったmaio事業部のロゴが格好良かったからです。
え、そこ?と思われるかもしれませんが「良いと思うデザインの感性が近い」というのはデザイナーにとって重要な部分です。
実際入社してみて、その自分の直感は正しかったと思っています。

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※maioのロゴ

入社してから今まで

当時の新規事業であるmaio事業部に配属され、動画制作を担当しました。
アプリのリワード広告用の30秒動画で、モーショングラフィックスを制作しています。基本的にはユーザーがアプリ内でその動画を見て、アクションを起こしたら成果が上がる、というヤツです。

入社直後は新規事業にありがちな「いい感じに作ってくれたらオッケー☆」な丸投げ案件が多発。
構成?何それおいしいの?みたいな。
「はいはい、そういうノリね…」と思いながら時には強めの言い合いもしつつ、日々の依頼をこなしました。

プラットフォームの会社なので、制作する案件は多種多様で、求められるデザインの幅がとても広いです。
自分が今まで経験していないジャンルも多いので迷いもあるけれど、新鮮で楽しく、得られるスキルも大きいです。

悲しいのは動画の効果が悪いとすぐに配信が止まってしまうところ。
自分が「これは良くできた!」と感じても実際のユーザーに届いておらず、初日で配信停止になってしまったり…。
紙媒体と違い「効果が数字となって見える」というのは、楽しい分リスクも大きいです。
また事業部が大きくなるにつれて、一人一人の認識や知識の差によって生じるすれ違いも起きるようになりました。

・配信停止を減らすために何が必要なのか?
・ユーザーに何をどのようにアプローチするのが最適なのか?

そういった事を常に全員が考え、結果の考察を繰り返して共有し、足並みを揃えることが大切だと考えています。
そのため制作ワークフローの改善を行い、営業の方達に向けて初歩的な内容のディレクションセミナーを開催したりもしました。

大事にしていることや基本的な考え方

「ユーザー視点で見ること」を一番大切にしています。

誤解を恐れずに言うと、僕は広告が好きではありません。
誤クリック誘導もうざいです。
ポストに投函されるDMもうちには入れないでくれ!と思っています。笑

ですが、そんな性格の自分の視点も立派な「ユーザー視点」です。
「広告が邪魔」「できる限り見たくない」そんなユーザーも引き込める広告が作れたら最強じゃないですか。

とても主観的ですが自分が参考資料です。
なるべく客観的に見ようとしていた時期もありましたが、
人間ですから、物事を完全に客観視することはできません。
だったら超主観的に見てやろうと思うようになりました。
もちろん客観的なデータを基に組み上げた理論ありきですが。

某うどん店の案件があり、行ったことがない店だったので実際に食べに行きました。
行く前に疑問に思ったこと、店内で感じたことを後でじっくりと考えました。
例えば会計は席なのか、レジなのか…。とても細かい部分ですが、意外と気になったりしますよね?
それらの実体験を、動画の中で解決できるような内容で制作しました。

人を何かを勧める時は、自分の経験談が一番上手く伝わるんですよね。
客観性とかそういうのはどうでもよくて。
だからみんなレビューとか口コミが好きなんです。
何かを表現する時も同様だと思うんですよね。
知らないままを表現する人と、経験した人が表現するのは深みが違います。
だから知らないことがあったら調べて勉強するわけですし。

そのうどん店の動画の効果は非常に良くて、売上も向上し、断続的にではありますが配信も継続になりました。
弊社の売上も上がり、ユーザーも疑問点が解消し快適にうどんライフを満喫できて、結果として皆が笑顔になったんじゃないかなと思います。

オーダー以上のクオリティで制作をする

・小野くんからあがってきた動画はオーダー以上のクオリティ
・頼んだもの+αで提案してくれる

というありがたい言葉を時々いただきます。

言われたとおりに作るだけではなく、

・もっとこうしたら面白いんじゃないか?
・もっとこうしたら効果がよくなるんじゃないか?

と常に考えてユーザー視点で制作しています。
その結果を評価してもらえるのはとても光栄です。
ちょっと恥ずかしいですが、大体こんな風に動画を制作しています。

ベストプロフェッショナル賞を受賞して

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ベストプロフェッショナル賞とは...
エンジニア・デザイナー・バックオフィスなどプロフェッショナルな領域で、
個人として最も成長が認められたメンバーに送られる賞となっています。

昨年、自分がこれを受賞した時は単純に嬉しかったです。
授賞式でも言いましたが、動画は1人で制作しているわけではないので、
僕の意見を受け入れて調整してくれたり、皆で練って作り上げた結果なので、自分一人の功績ではないと思っています。
ただこうやって認めてもらえると更に頑張っちゃおうって思うあたり、自分ちょろいな!って思います。笑

アイモバイルで働く魅力

以前勤めていた会社では急な案件の対応や時間外労働、その結果家に帰れない事も多々ありましたが、アイモバイルではそういったこともなく非常に快適に仕事が出来ます。夕方に家に帰れているおかげで、新たにアクアリウムという趣味もできました。笑

また、何か新しいことをしたい時、上の人がきちんと話を聞いてくれます。
頭ごなしに否定されたり、理不尽なことも言われません。
そういった方達がいることが魅力だと感じますね。
以前作ってみたいアプリのアイディアを思いつき、取締役に話をしました。
その際も真摯に話を聞いていただき、経営者目線でのアドバイスをもらいました。
そんな距離感で自分の意見を言える環境はなかなかないと思っています!

今後やりたいことや目標

前述した内容と被る部分もありますが、自分もユーザーも日々変わっていきます。
その流れに常にアンテナを張り、自分の制作スキルもアップデートしていきたいと思います。
「広告はこうであるべき」という固定概念にとらわれず、チャレンジしていきたいです。
そしてそんな仲間をもっと増やしていきたいと思っています!

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