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ジャンケンに勝つ秘訣と健康になる秘訣の、意外な共通点

「グー、チョキ、パー」

で平等に勝ち負けが決まる、
シンプルにして究極の勝負。


「その人が持つ
 生命エネルギーや想いの強さ、
 運や徳分で勝ち負けが決まる」

と語る人もいるジャンケンで、

「絶対に負けない奴」

と噂される男がいます。


先月、私は彼の噂を聞き…

面白そうなので、知り合い経由で
彼に会ってきました。


そして、出会っていきなり
5回連続でジャンケン勝負に挑み…

「あいこ」

すら許されず、5回連続で
アッサリ負けました。


「この勝負、私はグーで行くっ!」

と勝負前に宣言して
揺さぶりをかけてみましたが、
まるで効果なし。

まるで、天気のいい日に
散歩をするかのような自然さで、
サクサクと負け続けたのです。


では、彼がジャンケンで
勝ち続ける秘訣はなんなのか…?

尋ねてみると、

「リラックスして動じないこと」

という答えが返ってきました。


ただ、これだけでは
ジャンケンの勝ちにつながる理由が
イマイチ理解できません。

ですから、

「リラックスして
 こうなってこうなるから、
 ジャンケンに勝つんだ」

という、その間にある要素を
もう少し突っ込んで聞いてみました。


そして、その仕組みを聞いた時。

「健康にも人間関係にも、
 なんにでも応用できるな」

と確信したのです。


事実、目の前にいる彼は
我が身でその法則を30年近く
証明し続けています。

知っておく価値は
十分にあると判断したので、
忘れないうちにこの話を
共有しておくことにしました。

あなたも参考にして
ジャンケンに強くなったり、
健康や人間関係に応用して
人生をグレードアップしてください。

●勝つ奴と負ける奴は、勝負前に分かる。



「そばで見ていたら、勝負の前に
 どっちが勝つかわかる」
 
彼はそう言いました。


彼がジャンケンで勝つことを
本気で追求し始めたのは、
小学6年生の秋のこと。

それまでの彼は、

「席を決める時」

「給食のおかわりをする
 優先順位を決める時」

「クラスの係を決める時」

など…

ジャンケン勝負にことごとく
負けてしまう少年でした。


だから彼は、小学6年生までは

「自分はジャンケンに弱いから、
 もう仕方がないんだ」

と完全に諦めていたそうです。


けれども、そんな彼にも…

絶対に負けられない、
一生に一度の機会が訪れたのです。


彼が3年生の時から、
ずーっと大好きだった女の子。

4年間、いいなと思いつつも
話しかけるきっかけがなかった、
大好きな子の隣の席を巡って…

「女子に人気がある、カッコいい奴」

とジャンケン勝負になったのです。


勝てば大好きな女の子の隣。

負ければ一番前の真ん中の席。

まさに、天国と地獄。

グー、チョキ、パーの選択で
その後の人生が決定するのを
彼は全身で感じ取ったのです。


見ればどうやら相手も、
女の子の隣を狙っている様子です。

「負けられないッ…!」

彼は生まれて初めて真剣に、
神様に祈りました。

「ここで勝つッ!

 今までのボクの人生を
 乗り越えて進んでやるッ!」


全身全霊を込めた、グーでいく。

彼は想いをぶつけるように、
右手を振り下ろしたのです。


。。。

けれども彼は、一撃で負けました。

「あまりにも緊張しすぎて
 グーが握れなくて」

「ふわっとしたパーで
 負けてしまったんですよ」

そう言った彼の顔は、
少し、寂しそうに見えました。

「悔しいッ!」

彼はその夜、自分の部屋で
大声をあげて泣いたそうです。

もしドラえもんがいたら、
タイムマシンであの勝負の前に
もう一度戻りたい。

そして、今度こそ
全力のグーで勝負をしたい。

そんな事を願いつつも、
その願いが実現しないことを
彼はわかって泣き続けたそうです。


そして彼は、卒業までの間…

教室の一番前の中心の席から、

「大好きな女の子と
 人気者のカッコいい奴が
 楽しそうに喋っている光景」

を見て、悔しい気持ちで過ごしました。


子供時代のジャンケンは、
人生に大きな格差をもたらす。

私が小学生の頃を振り返ると、
子供時代のジャンケン勝負は

「生きるか、死ぬか?」

ぐらい重要だったような
記憶があります。


グー、チョキ、パーの
選択を間違っただけで、

「絶対にこれはやりたくない!」

という係を押し付けられ…

「絶対にこれは欲しい!」

というおかずを取り逃がし、

「絶対にこの役をしたい!」

という学芸会の役決めで、
望まない脇役に回される。


彼はジャンケンの度に、
そんな挫折を経験し…

最も大事なチャンスを
失ってしまったことで、
ついに覚醒に至ったのです。


彼は断言しました。

「負ける奴は、
 本人が負ける予感をしている」

…と。

●ジャンケンで負ける人の特徴とは?


彼はパッと見ただけで、

「あぁ、この人は負けるな」

が分かるそうです。


その判断の基準になる要素を、
いくつか挙げると…

ジャンケンをすると決まった時に、
雰囲気が弱気になる人。

困った顔になる人。

緊張が顔に出てしまう人。

いやそうに、”えーっ”と声を出す人。


その人たちの後ろ向きな表情や
声のトーン、姿勢。

彼はその全身から

「これからジャンケンに
 負けると予感している」

というエネルギーがダダ漏れした人が
確実に負けることに気づいたのです。


「心の中で一瞬でも

 負けるかもと思って挑んだ人は、
 確実に負けていた」

彼はその確信を深めるために、
人のジャンケン勝負をひたすら
観察し続けました。

そして、2年と少し経った頃。

「負けそうだと思っている人は、
 全身から負けのオーラがダダ漏れして、
 ほぼ100%確実に負ける」

という確信に至ったのです。


しかし、

「負ける人はこうだ」

が分かった事と、
ジャンケンが強くなって
勝てるのはまるで別物です。

ですから彼は、

「じゃあ、どうしたら勝てる?」

を考え続け…

負ける人が共通してやっていることの
真逆をやることにしたのです。


「負ける人と逆のことをやれば、

 勝てる人になるのではないか?」

こう考えた彼は、
ジャンケンをする前に必ず
体の力を抜いてリラックスし、
微笑むことに決めました。

「ジャンケンに勝つ人って、
 周りから見たらどんな感じだろう?」

と考えて、ジャンケンに勝つ人の
理想像を演じたのです。

それが、彼が最初に言った

「リラックスして動じないこと」

です。


その状態でジャンケンをすると…

不思議なことに彼は、
ほぼ負けなくなったそうです。


「へー、すごいですねー…

 ジャンケン、ほい!」

不意を突いて再び挑みましたが、
6回目も一撃で負けました。


確かに、彼は動じません。

「無駄です…

 なぜなら今のボクは、
 ジャンケンに勝つ人の
 立ち振る舞いが身について、
 我がものになっているからです…」

格闘技マンガに出てくる
強いやつみたいな事を言いつつ、
彼は続けました。


ジャンケンに必ず勝つ人は、
どんな表情で生きているのか。

どんな服装をして、
どんな雰囲気なのか。

どんな言葉を発し、
どんなボディランゲージか。

彼は数十年、ひたすら
考え続けてきたそうです。


その結果が、ジャンケン不敗。

面白いことに彼は、
ジャンケンで勝ち初めてから

「仕事」

「人間関係」

「お金」

「健康」

の全てが、“いい感じ”に
回り始めたそうです。


では、この話をどうやって
健康や人間関係に応用するのか…?

簡単にまとめると、

「形から入って、本物を目指せ」

です。


彼はジャンケンに
勝ちそうな人を演じ続けて、
本当に勝ち続ける人になった。

健康も人間関係も、これの応用です。

理想の自分を演じつつ、
本物を目指せばいいのです。


もちろん最初は、
ハリボテの偽物かもしれません。

が…

演じ続ける中で、
小さな成功体験を重ねるうちに…

人は、

「あっ、自分いけるかも」

という自信の根拠を積み重ねて、
どこかのタイミングで一気に
飛躍することがあるのです。


その覚醒のタイミングが、
いつ来るのか…?

それは、本人の努力や
環境やテーマによって、
個人差があります。


ただ断言できるのは、
滑走路を走る航空機がいきなり、
ふわっと離陸するように…

結果が出るアプローチを
コツコツ続けていさえすれば、
誰もがいつか飛び立てるという事です。


例えばあなたが、
今よりも健康に生きたい場合。

健康そうな人は、
どんな表情で生きているのか…?

善き人間関係に囲まれている人は、
どんな表情をしているのか…?

どんな発言をして、
どんなことを考えて、
どんな立ち振る舞いをするのか…?

これを追求していけば、
意外なタイミングで…

予想の斜め上を行くような
すごい結果が手に入る可能性も、
ゼロではありません。


何を以って成功と考えるか、
何を幸せと感じるのか。

答えは人それぞれ違いますが、

「こういうアプローチも、
 ハマるとかなり強力だな」

と思ったので、
忘れないうちに共有しておきます。


今年はコミュニティメンバーに

「客観視の重要性」

を繰り返し伝えてきましたが、
これもまた、客観視の究極系。

自分らしさを見失ったり
損ねることなく、理想の自分に
成長できるアプローチです。

何か1つでも、参考になれば幸いです。


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