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ニートが家に住むことになった話。

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#ビジネス

ニートが家に住むことになった。#07

どうも、この度ニートが家に住むことになりました。 (ソ)大晦日寅女のエネルギーが大爆発したMTGの翌日、会議の内容を踏まえて今後どうしていくのか話をしなければいけないと思いニートを誘う。思えば前日の夜、寅女はいつの日かの渋谷のクラブで出会った知らないお兄さんと遊んでいたのであるが、なんだかつまらなく感じたと同時に思い出したのはニートと初めて2人で遊んだあの日のことであった。あの時は本当に何も知らなくて楽しかったな〜。そんなことをぼやぼや考えながら連絡を取っていると、今後の話

ニートが家に住むことになった。#06

どうも、この度ニートが家に住むことになりました。 (ス)会議③兎にも角にも、寅女としては「ニートが成長するまで諦めたくないこと」「3人には色々ここで諦められると困る」「社長とマッシュ男に見切らせないこと」この3点である。なぜこんなに熱量が高いのかはさておいて、それだけは自分の中で揺るぎない事実だと確信した。 そこで、前日明け方5時までかけて思考を巡らし準備した以下資料を元に、翌日のMTGにて社長とマッシュ男に淡々と話出す寅女。 そもそもなぜこの「寅女の家にマッチョニート

ニートが家に住むことになった。#05

どうも、この度ニートが家に住むことになりました。 (サ)会議ニートがやばい。想定以上にやばい。ということで社長とマッシュ男と話し合い。議題は以下「1週間のご報告」「今後どうしていくのか」まずは寅女から1週間の報告と、思った以上に根深い問題であること・タスク管理を寅女がし続けるのには限界がある(それ以前の問題が多すぎてそれどころではないこと)を伝える。すると社長とマッシュ男は「進捗はどうなの?」「タスク管理できてる?」と打ち手ベースな話をしてくる印象大。 <寅女の主張> ・

ニートが家に住むことになった。#04

どうも、この度ニートが家に住むことになりました。 (ケ)4日目どんなに悲しい気持ちに苛まれても、朝は来る。寅女かなり疲労が溜まっており、8時半に起床。ついでにいびきをかいて寝ているニートを叩き起こす。眠い目をこすって寅女は自分の仕事を開始した。 とにかく生活できないレベルでお金がないのであれば、「自分で事業をする」なんて到底先の話だ。ただニート、8月に退職した後約4か月間、倉庫内夜勤の仕事でしか金を稼いでいないらしい。まずは日々呼吸をできるだけのお金を稼ぎ、自立して生活し

ニートが家に住むことになった。#03

どうも、この度ニートが家に住むことになりました。 (キ)2日目翌日。10時半までいびきをかいて爆睡。寅女の仕事の電話の声で起きる。とりあえず12時までにお風呂と洗濯をしてもらい、寅女の昼休みに昨日書いたTODOを見ながらタスクを整理。「やりたいことリスト」の優先順位付けと不明点の洗い出し、期限設定、所要時間とやるべきことを伝えた。また、やるべきことは何となくわかるが当事者であるニートも部外者である寅女もよくわかっていないことが多い。これじゃ何にも進まない、と考えた寅女はニー

ニートが家に住むことになった。#02

どうも、この度ニートが家に住むことになりました。 (オ)大掃除寅女の部屋は汚い。「玄人のみぞ、足を踏み入れられる」で巷では有名である。そんな部屋にもう1人、マッチョなニートが住むとなると完全にキャパオーバー。早速社長に手伝ってもらい部屋を掃除することにした。 社長「この部屋は収納機能が死んでいる」とのことだったので近くのホームセンターで新たな棚を購入。組立が終了したところでタイムオーバー。次の日、同期の女がたまたま家にやってきたので掃除を徹底的に手伝ってもらうことに。何か

ニートが家に住むことになった。

どうも、この度ニートが家に住むことになりました。 (ア)寅女のこれまでとはいえ突然「ニートが家に住むことになった」と言われても、寅女がどんな人間なのかがわからないまま読み進めていくと一生脳みそには「?」がこびりついたまま、何がなんだかよくわからないことになってくることでしょう。このnoteを存分に心から楽しんでいただくためにも、簡単に自己紹介をかねて寅女がどんな人間なのか、記していきたいと思います。 25歳女。大学生までは地元大阪で生まれ育ち、就職とともにキラキラTOKY