みょうがみたいな犬見てん

2021年、最高の幕開けだ。

まだ1月だが、このフレーズを超える"つかみ"に出会えるのだろうか。そんな私の期待に応えようと、私の中の残りの11ヶ月が震え上がっている。寒。

最近、私は誰がどう見てもお笑いにハマっている。
旦那にも「かまいたちかと思えば霜降り、かと思えば今はAマッソですか」と敬語を使われる始末。
そう、もうお気付きの方もいるかもしれないが、私は熱し易く冷めやすいアレだ。ミーハーではない。

ハマったきっかけは、まさかのラーメンズ。
不思議な世界観、非日常的な会話で、お客さんに心のなかで「なんでやねん」とつっこませるコント、何より誰も傷つけないネタが大好きだ。
いや、こんな薄っぺらいもんじゃない。もっと凄いんだラーメンズは！小林賢太郎は！！演出家としても演者としても以下略！！とにかくすっごくチャーミングで可愛以下略！！！！！！！

取り乱した。

取り乱す大人ほど見ていられないものはない と、両親の修羅場を見た年長の時の私は悟った。
何はともあれ、ラーメンズから時を経てなぜかAマッソにハマっている2021年。YouTubeで動画を漁り、「Aマッソ好きな人はこのコンビも好きやろ」というコメント欄から行き着き出会ったつかみが、
Dr.ハインリッヒの「みょうが」より

みょうがみたいな犬見てん　

で、あった。意味が分からない、ことはない。そんな犬おらんやろ！とはいいきれない、いや見たことないけど、どっかにいそう、いやおらんか。
私はこのフレーズが1週間経っても脳内再生し続けている。芸人さんは、私の知っている言葉達を、聞いたことのない組み合わせで、今！？という瞬間に発するから面白い。(例：眼球に入るサイズのテレビ)

特に良い話ではないが、趣味の1つも無かった私はラーメンズにハマり世界が少し変わった。
・動画を見る楽しみが出来た。
・何していいか分からない時間が無くなった。
・舞台を初めて観に行った。
・好きな人は？の質問に答えられるようになった。
・推しに貢ぐの意味が分かるようになった。
・小林賢太郎さんの本に感銘を受けた。
・そして1から調べてステッカー作ってみたりした。
・ステッカー友達に褒められて嬉しかった。

何かにハマっている時の自分は嫌いじゃない。
Aマッソにハマり、
・加納さんの本に衝撃を受けた。
・脚本や企画の仕事に興味を持った。
・そしてnoteを書いてみたりした。
という具合に、箇条書きで表現するほど私は単純だと思い知らされる。本を読み終えずにnoteを書き始めているあたりがもう。

初めて文章を書いたが、書くことはなかなか面白い。しかし、これを書き終えるまで2時間はかかっている。私がスマホと向き合っている間、旦那はゲームに負けて発狂し、タバコを5本吸った。旦那の寿命は確実に縮まっている。旦那曰く「俺生命線長いから、一緒に死ぬ為に寿命縮めてんねん」とのこと。今野、そこに愛はあるんか。


まあ、こんな中身のありそうでない文章を書くことは自己満足以外の何者でもない。それは承知。
でもこれからも自分の為に続けていこうと思う。

最後にひとつ言わせてほしい。
もうお気付きの方もいるかもしれないが、私は三日坊主と言われるアレだ。申し訳ないが、多めに見てほしい。