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三県境、割と身近だった

 三県境、その名の通り3つの県が接している地点、またそれは地理ヲタクたちの憧れである(偏見)。実は東京の近くでも埼玉・群馬・栃木の3県が隣接する非常に治安の悪そうな場所が存在します。

 ここは東武日光線の柳生。JR宇都宮線と接続する栗橋駅から北へ2駅目です。普通列車しか停まりません。

 地図上でも位置を確認します。利根川を渡って明らかに群馬か栃木という感じを醸し出していますが、ここは埼玉県加須市です。何ならすぐ横まで茨城も攻め込んできていますが、埼玉県加須市です。意味がわからん。

 駅を出るとすぐにこのような親切な看板があります。道中に何個も設置されているので、地図を見なくても迷うことはありません。もしこれで迷うなら人間向いてないと思います。

 歩くこと5分程、広場のような場所に来ました。どうやらここが三県境のようです。やけにきちんと整備されています。ですが屋根がありませんね。そんな中途半端な設備ではこのウンコを満足させることはできません。出直してきてください。

 このように県境は水路によって示されています。知らないうちに栃木県に入っていたようですね。

 あ、カエル。

 すばしっこいカエルを捕まえるにあたり、必然的に三県境を飛び越えまくることになります。ほほぅ、ここではそういう楽しみ方を提供しているのか(してません)。

 三県境からしばらく歩くと「道の駅かぞわたらせ」があります。佐野古河線(道路)の傍にありますが、徒歩でも普通に行けます。休憩所や売店があり、加須をアピールしている割には群馬・栃木要素がかなり高いです。

 休憩所の屋上からは渡良瀬遊水地を一望できます。遊水池の形がハートに似ているという浅はかな思考回路によりリア充の溜まり場となりつつあります。

 まあ確かに似てるんですけどね。おや、こんなところにティーダが……(行ったことありますが普通に美味しいお店です)。

 カエルと格闘しているうちに汗をかいてしまったので、売店でアイスを買いました。栃木に来たらやっぱりこのレモン牛乳ですよね!(ここは埼玉県加須市です)。

 思っていたよりちゃんと三県境していて楽しかったので、県境依存症のみなさんには行ってみることをお勧めします!!!


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