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【オンライン秘書で経済的自立】ガイド③

オンライン秘書を始めて、離婚に至るまでの経済的自立の経験を書いています。どこかで不安を抱えているオンライン秘書さんの何かの参考になると嬉しいです!

Part1:「専業主婦」〜「離婚の決意」まではこちら
Part2:「初案件」〜「強みを生かす」まではこちら


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ステージ7:企業案件のみにフォーカス、そして離婚。

ここまでは「 株式会社の形態であり、一人社長様」のサポートも受けていたのですが、 この頃から「社員を抱えていらっしゃる 企業の社長様」の秘書案件に絞るようになってきました。 

企業案件は、社長さんの要望を聞くことも大切ですが、同時に抱えていらっしゃる社員様達との関係性も大切です。一人社長さんのサポートとは、関わり方や立ち居振る舞い、バランス感覚が異なると思っています。

特に、この頃はフリーの業務委託としての契約のみだったので、言ってしまえば「外注」でしかも「オンラインのみ」 というところに独特の難しさと 面白さがありました。

その会社の入社試験を経て何十年も働いている社員様たちが、出社して毎日顔を合わせていらっしゃる一方で、 完全アウェイの自分は社内の空気感を肌で感じられないまま 「皆さんの背景や要望」を汲み取らなければいけません。
こういう微妙な匙加減の中で泳ぐことにやりがいを感じられる方は、企業案件のみに振ってみるのもオススメです。

さらに言うと、企業にとっての私たち業務委託の報酬というのは経理処理としては「売上原価」、社員の給与は「販売管理費」となるのですけど、実はこれら2つの税金のかかりどころが違うといった「大人の事情」もあるので、企業案件は比較的報酬額を高めに設定してくださる傾向にあると思います。

ちなみに、私が離婚に向けてアクセルを踏み始めたのはこの時期です。
右も左も分からないまま、オンライン秘書育成コミュニティ『秘書部』に入部してから2年半を迎えようとしていました。


ステージ8:アシスタントさん

平均で8社くらいは常に平行してサポートに入っていたので、この頃から「何かの作業を自分がやってしまうと別のところが回らない」という状況になってきました。
そこで「アシスタントさんにも入っていただく」という了承を得られる案件のみ受注するルールにさせていただいて、自分は「全体を見渡す」ことに集中する方法を取り入れ始めました。 

仕事を拡大していこうと考えていらっしゃる方は、遅かれ早かれチーム戦には参戦していくことになるかと思います。
特に経済的自立を考えるくらいの規模感をイメージされている場合は、最初からその構想を視野に入れておいて良いのかなと思います。

そして、繰り返しますが、アシスタントさんには本当に日々感謝しています・・!


ステージ9:「職業=社長のやりたいことを実現する人」

最近、言っていただいて嬉しい言葉は「本当に秘書ですか?」です。

私の中での秘書とは、ショムニでいうところの杉田美園さん(演:戸田菜穂さん)なので、もちろんまだまだ遠く及ばずなのですが・・・
「オンライン秘書」というイメージから考えると、ポジティブに「あれこれやり過ぎでは?」と捉えていただくことが多いようです。

そして、これからは今まで以上に「 社長のやりたいことを一緒に実現する人」という上手く一言で言い表せないこのポジションを職業にしていく所存です。

例えば「100億規模の企業にしたい」と社長に言われると私は非常にワクワクします。
そこにたどり着くまでの現実的なロードマップを引ける人、そしてそのロードマップを進む社長をサポートできる人、そして何よりも、その未来を誰よりも(当の社長以上に)本気で信じられる人でありたいと考えています。 
もはや職業名が秘書かどうか?は「どうでもいいか」という気持ちです。

そんな風に 自然に考えるようになって、仕事が楽しいので全力でやっていて、気がついたら会社の中枢部分になるようなお仕事をする機会をくださる 社長と出会いました。
私にこんな機会を与えてくださった今の私の勤務先である『 株式会社理学ボディ』に心から感謝しています。


そして「本当の本当の背水の陣」にならなければ、自分がこんなに仕事が好きなことも、自分の可能性に気づくこともできなかったと思います。
これも、泣いて謝罪してはまた繰り返すFXで一千万円近く失った夫がいてくれたからこそ。


最後となりましたが、こんな自分に気づかせてくれた元夫にも、今となっては心から感謝を伝・・・うん。
まぁ、感謝っていう境地に至るのはまだ無理だね。

普通にムカつく(笑)


最後に:経済的自立を考えている方へ

あなたはいま、どういった理由で経済的自立を考えていますか?
夫婦喧嘩で「出て行ってやる!」と思っても、子供を連れて経済的に支えることができない悔しさから?
もしくは働いているママ友がなんだか自分より偉い気がしてしまう?

どの気持ちも分かります。
なによりも私がそう思っていたので・・。

この記事を書こうと思ったきっかけは、どんな理由であれ経済的に自立したいと考えながら、特にお子さんがいらっしゃる状況の女性が、将来やご自身の状況に不安を抱えていらっしゃるのではないかと考えたことです。

不安もあるし悔しさもあるし、許せないことがあるかもしれない。どれも良くわかるのだけど、「凛とした態度で強く」頑張りましょうとお伝えしたいと思っています。

オンライン秘書という働き方は可能性の塊ですので、是非、ご自身の「働きかた」の操縦席に座って活躍してください。
私もそんな皆さんから刺激をいただいて、さらなるステージを駆け上がる姿をお見せできるように頑張ることをここにお約束します。

長文にお付き合いくださってありがとうございました。


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