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【オンライン秘書で経済的自立】ガイド②


オンライン秘書を始めて、離婚に至るまでの経済的自立の経験を書いています。どこかで不安を抱えているオンライン秘書さんの何かの参考になるととっても嬉しいです!

part1:専業主婦〜離婚の決意まではこちら


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ステージ3: 初案件

「秘書部」というコミュニティに入部してからは、とにかく過去講座を2週間くらいで2倍速で何度も何度も見返しました。
(※私は3期生だったので、当時はまだ2週間くらいでめちゃくちゃ頑張れば全講座が何度か見返せる量だったのですけど、最近入られた方は講座数が多くなっているので難しいかもしれないですね・・!)

この時期は講座内容の詳細を理解するというよりも
この仕事で求められる

・人物像
・スキルセット
・文化

こういったものをインストールするために何度も何度も見返したというイメージです。
※全くの別業界から参入される方にはオススメの方法です。

そして、講座の中で話題にあがったツールをとにかく触ってみるということを同時に始めました。

・・というのも、私は音楽業界という超絶アナログ業界(なんせ400年前に書かれた楽譜を笛で吹くのが仕事っていうくらいなので)にいたので、クラウドツールどころか普通の社会人なら知っているはずのエクセルの関数やワードもほぼ触ったことがない、Googleスプレッドシートという言葉を聞いたことがないという状態でした。


初心者にしてはハードなところでいうと、ワードプレスで自分のサービスページを作るようなことも試したし、 同時に、職務経歴書や履歴書の準備をして「オンライン秘書サービス会社」のスポットアシスタントの試験準備も始めました。

さらに、たまたま見つけたクラウドワークスでの案件に応募してみることにも挑戦しました。

時給1400円で当時にしては条件も悪くない「女性のための企業塾/社長の右腕ポジション」のお仕事でした。

そして後に、これがオンライン秘書としての私の初案件、記念すべき初の秘書業となります。

この案件、クラウドワークスのコメント欄で「先方からのいくつかの質問(稼働時間や過去歴など)に回答する指示」がありました。もちろんコメント欄で回答することもできたのですけど、本当に働きたいならしっかり訴求するべきだと考えた私は、覚えたてのGoogleドキュメントに作り込んだ提案文を作成しました。

特に海外に住んでいることで「時差がある」といったハンディをどうマイナスに見せないか?などはかなり丁寧に書き込みました。

今から思うとこの一番最初の案件から、のちに秘書部というコミュニティ内で私の代名詞となってくれる『愛のロックオン作戦(*)』は始まっていて、この時も20倍の倍率でしたが「ダントツの1人採用」と言われました。

*『愛のロックオン作戦』:応募先のクライアントの事業状況ごとにフィットさせた熱い提案文によって受注率100%を誇る鈴木独自の手法


ステージ4: 最初の案件の失敗あるある


オンライン秘書の最初の仕事であるあるの失敗ですが、「きちんとお仕事をしたい」「 期待に応えたい」と思うあまり 

  • 「プライベートと仕事の時間の境がなくなる」

  • 「脅迫観念的に 常にスマホか PC を気にしている」

  • 「 求められてもいないレベルで即レス対応をして 疲弊する」

 こういった失敗を犯した時期が実は私にもありました。

もし今、心あたりのある秘書さんが読んでくださっていたら声を大にしてお伝えしたいのですけど、無理しちゃダメです!

こういった働き方は、私達秘書サイドが疲弊するだけでなく、 長期的に見て クライアント様に良いサービスを提供し続けられないと思います(そしてこれは最も避けるべき状況だと思うのです)。

事業のサポーターが短距離走の選手になってはいけません。
私たちは何十年という単位の長距離走を笑顔でいつも変わらぬサポートをし続ける必要があります。

この働き方、「私のためじゃなく、クライアント様のために見直さなければいけない」と強く感じた、非常に勉強になった案件でした。


ステージ5:より自分のスキルを活かした仕事へ

この頃から、オンライン秘書としての案件を何社か平行して持たせてもらうようになりました。
「こういう業務内容でなら自分でもお役に立てそう」「こういうクライアント様とお仕事すると自分が活きる」といった感覚もなんとなく掴んできた頃です。

次に考えたのは、私の背景やこれまでの経験をより活かした業務に絞って「バリューを持たせよう」 ということでした。 具体的に言うと、私の場合であれば フランスに住んでいたので 「フランス在住の社長様のサポート」はバリューを持たせやすいといえます。

日本にいらっしゃる オンライン秘書さんよりも時差の意味で対応時間がフィットしやすい、 またフランス語の業務も可能なので差別化できるというイメージです。
※「差別化」と濁しましたけど、まぁ、言ってしまえば「報酬額を上げて成約しやすい」と捉えてください(笑)

実際に フランス企業の社長さんのサポートもさせていただいて、 これまで仕事にありつくには不利だと思っていた「フランス在住」を逆にバリューにできるということも学びました。

フランスやドイツに関わりのある企業様とのご縁をいただき始めたのもこの時期です。
また、一人のリソースでは回らなくなってきたので、アシストして下さる秘書さん達に助けてもらい始めたのもこの時期でした。
アシスタントさん達には、この頃から今日まで一貫して感謝しかありません。


ステージ6:どんな分野に行きたいかを考える

これまでのステージを経て
・ 「在宅で働く」というのはどうやら出来そう
・どんなクライアント様と働きたいかも見えてきた
・自分のバリューを出せるフィールドの探し方も見えてきた
こんな感覚を掴んできたので、次のステージに上がることを考えはじめました。

次に考えたのは、「自分がどういった分野に強いオンライン秘書として覚えてもらいたいか?」でした。
「経理に強い」とか「CSに強い」とかそういう感じですね。

私は「世の中が求める 物やサービスを、市場にフィットさせながら届ける力がある人間」つまり「モノやコトを売る力がある人間」になりたいと常々思っていて、それをビジネス的な言葉でいうと「マーケティング」ということになるので、結果マーケティング 界隈の方のサポートができるように分野を寄せていきました。

私がご一緒させていただいたマーケティング業界の方々は、クレバーで論理的で素敵な方が多いので、この界隈で生息させていただけるのは本当にありがたいクールな経験です。


Part3:「いよいよ離婚へ!」も読んでみる





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