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結局、コドク。

起業5年目。事業継続は「創業」と「廃業」を高速回転させることだ。
起業とは、結局コドク。だから愛おしい。

独立して5年目になる。

色々なデータはあるけれど、中小企業庁のデータを参照すると、創業した中小企業は平均して1年で約3割、3~5年で4~6割が廃業に追い込まれているらしい。
個人事業とは多少違うとはいえ、まぁ似たようなものだと思う。

そう考えると、5年目の後半を迎えた自分に
「よくやってるな725」と褒めたりする。

とはいえ…とはいえだ。

5年前の創業時と、やってることは大きく異なる。
結局は、時代や自分の生活スタイルに合わせて、どんどん変化していっている。

そう考えると、創業時に始めた「仕事」という視点だけを見ると、それはもう廃業しているのと同じだ。

つまり私の仕事は、「創業」と「廃業」を高速回転させているだけなのかもしれないな、とも思える。

起業ってかっこいい?
とんでもない。
起業は、コドクだ。
泥臭いものだな、と思う。
みっともないものだな、とも思う。

「創業」と「廃業」を高速回転させる。
それはもう正気の沙汰ではない

それを自分で常に判断して、決定する。

この「仕事」はどうする?
創業する?見送る?
この「仕事」はどうする?
廃業する?継続する?

その決して気楽ではないような決断を
毎日毎日繰り返すのが起業だ。

決められる喜びと
決めなければならない苦しみと

1人でできることの喜びと
1人でしかできない苦しみと

結局、コドク。

だからこそ思うのが、
応援してくれる人
伴走してくれる人
追いかけてきてくれる人
見守ってくれる人
休ませてくれる人
ハッパかけてくれる人
そして
同じコドクを知る人

そういう人との関わりが
コドクな道を
支えてくれたりするのだ。

でもきっと
起業しようがしなかろうが

人は誰もが
結局、コドク。

だからいいのだ。
だから頑張れるのだ。
だから人の温かさがわかるのだ
だから愛の価値がわかるのだ。


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