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学歴における「親ガチャ」とはなんなのか Part1  親ガチャとは


「親ガチャ」は、子供たちの未来をゲームのように偶然に左右される考え方。そんな言葉を聞いて我々はどうすべきなのでしょうか?



導入 親ガチャとは

親ガチャとは、スマートフォンアプリやスマートフォンゲーム等(以下スマホゲーム)でよく使われる「ガチャ」というシステムから来たスラング(造語)のようなものです。

スマホゲームに限った話ではありませんが、基本プレイ無料のスマホゲームは
無料で遊べる変わりに、「ガチャ」を引いて、そこから出てきたキャラクターやカード、アイテムなどを使って遊ぶゲームとなっております。

このガチャを引くためにお金を多く払うことで、強いキャラクターやアイテムを手に入れることができるわけです。

しかし、お金をかけなくても少しならガチャを引くことができ、
運がいいと、1回でとても強力なアイテムを引くこともあれば、
いくらお金をかけても求めていたアイテムが手に入らないこともあります。

非常に運要素に富んだシステムであります。

そして、子どもたちは恐ろしいことに

「どんな親から生まれてくるのかという運」
「親がどれくらいお金を持っているのか」

というところをガチャに例えて親ガチャと読んでいます。


自分の生まれてくる家庭環境がよいのか悪いのかを子供たちは
このような言葉で表しているのです。


昔だったら「お金持ちのボンボン」とか言っていたかもしれませんが、
今の時代は「親ガチャ」で買った負けた、レアな親を引いた引かなかったという言葉になっています。


コレ自体は親からしたら非常に悲しい言葉ではありますが、
昔だったら
「なんで〇〇くんのお父さんお母さんは買ってるのに、うちだけ買ってくれないの?」
とか
「なんで〇〇ちゃんはいろんな習い事ができるのに、私は習い事ができないの?私は□□したい!」
という具体的な言葉や要望でした。

今はそれを「親ガチャ」の一言で片付けるようになったわけですね。

なんならガチャのシステムにおいて
C コモン 
UC アンコモン
R レア
SR スーパーレア(通称エスアール)
SSR シークレットスーパーレア(通称エスエスアール)
UR ウルトラレア(通称ユーアール)

といったようにレアリティで評価するようになっています。

ただ、そんな言葉があろうがなかろうが決まっていることが一つあります。


この言葉で幸せになる人はいない


ということです。
与えられた環境で子どもたちは自分の力で考えて頑張るしかないのです。

それに不満を言っているうちは子供は子供のままですが、
どこかでそれに気づかせること、
与えられた環境で力を出す。あるいは自分の求める環境を作るために努力をする、そんな経験をさせてあげたいものですね。

そのために、子どもたちは嫌な環境があったなら
自分が輝ける場所を探しに行くしかないわけです。

それがオンラインだったり、別のフリースクールやオルタナティブスクールだったり、学校では習わない分野の勉強だったり、スポーツだったりするわけですね。


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