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【オンライン大学院】初めての対面講義

ランカスター大学の博士課程では、年に1回学生が3日間集まり、研究成果の共有やセミナーの受講、指導教官との面談を行います。この催しはオンラインでも参加できるのですが、ネットワーク作りをしたいと思い、今回初めて現地に赴きました。

大学に放たれた羊たち

行くメリット①:友達ができる

WhatsApp だけの繋がりと異なり、同期の顔と名前、研究テーマが一致する点が、対面で参加することの最大のメリットでした。これは博士課程を乗り換える際の精神的絆を強化することに繋がったと思います。同じ釜の飯を食う関係は、世界共通のようです。

行くメリット②:世界情勢に目がいく

現地で初めて知ったこととして、アラブ(特にレバノン)からの留学生がとても多いことが挙げられます。対面セミナー後、イスラエルによるレバノン爆撃で大学院どころではない同期が、現場で懸命に働いています。情報拡散と寄付など、できることは限られていますが、以前よりさらにアクティブに動くようになった気がしています。

注意点:経済的負担に対する効果は人それぞれ

学費をJALクレジットで支払っているので、今回マイルを利用して渡航したため、宿や食費を入れると20万円ほどかかりました。ロシアの上を通れないため渡航時間がかなりかかりますし、時差ボケの身体的負担から帰国後風邪をひいてしまいました。

費用や仕事の関係から、現地訪問を諦めた学生は、全体の半分ほどいる印象でした。行かなかったことが理由で留年はしないので、行くかどうかは丁寧に検討して良いと思います。


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