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豊かな暮らしや旅のヒントを探る、『Retreat Magazine』スタートします。

はじめまして。(株)温故知新が運営するホテル、仙石原の森の中にある箱根リトリートでは、この度、公式 noteにて『Retreat Magazine』を立ち上げました。

Retreat Magazine』では、豊かな暮らしや旅のヒントを探っていく、そんな情報をお届けいたします。

第一回目は、”リトリートアンバサダー”の方のインタビュー。
なぜMagazineをはじめたのか?という私たちの思いも、少しだけお話しさせてください。

箱根の宿から考える、それぞれの”リトリート”。

私たちのホテル名でもある、”リトリート”という言葉。もともと、「隠れ家」という意味をもちますが、近頃では「日常生活から離れ、自分だけの時間を持つこと」という言葉として使われるようになりました。

みなさんは、自分だけの時間を持つこと、”リトリート”、できていますか?
仕事やプライベートに忙しく、時間に追われていると、なかなかそういった機会を持てていない方も多いのではないでしょうか。

私たちはゲストの皆様が、宿にいる時間だけでなく、日頃から心がほっとゆるむような”リトリート”の時間を過ごせるお手伝いができればと考えています。そんな思いをお伝えするために、自分時間を大切にしている方々をアンバサダーとしてホテルにお越しいただき、リトリートについて一緒に考えることで、豊かな暮らしや旅のヒントを探っていければと思います。

この企画を通じて、多くの皆さんに私たちの宿のことを知っていただくだけでなく、自分にとっての心豊かな暮らしとは何か、自分が求めている生き方とは何か、そんなことに思いを馳せるきっかけを作れたら、本当にうれしく思います。

【リトリートアンバサダー インタビュー vol.1】トラベルフォトグラファー ちょりんたさん

トラベルフォトグラファーの@chorinta(ちょりんた)さんは、平日はIT企業でOLとして働きながら、 週末は、大好きなカメラを片手に様々な場所に旅をしているそうです。

ちょりんたさんのInstagramは、どれも柔らかく優しい写真ばかり。ひとつひとつのシーンをていねいに切り取っていることが、画面越しに伝わってきます。

そんなちょりんたさんに箱根リトリートföreにお越し頂き、”リトリート”にまつわるエピソードをインタビューしました。

■箱根はこれまでにいらっしゃったことはありますか?
― 昔から結構来ています。大学が神奈川県の方だったので、研究室の仲間たちで、「疲れた!温泉でも行こうか」と、車で箱根を訪れることもありました。

■具体的にどこへ訪れていましたか?お気に入りのスポットなどありますか?
― 写真をはじめてからは、彫刻の森美術館や、星の王子さまミュージアムなどの、アートのスポットに行くことが多かったです。あとは有名どころですが、箱根神社。秋には、ここから近い、仙石原のすすき平原にも写真を撮りに行ったことがあります。

「良い意味で箱根っぽくない宿」

■箱根リトリートföreは、はじめての宿泊だったと思うのですが、滞在はいかがでしたか?ゆったりとお過ごしいただけましたでしょうか。

― とてもゆっくり過ごせました。もともと、自然がある場所へ行くのが好きなので、森の中でのんびり過ごすことができてよかったです。
また、いい意味で“箱根っぽくない宿”だなあと。箱根って、どうしても温泉のイメージが強いので、宿もthe温泉旅館のようなイメージが強くて。こんなおしゃれなホテルがあったんだ、と驚きました。しかも温泉もある。インテリアもおしゃれで素敵でした。

あと、朝ごはん!とっても感動しました。1つ1つ丁寧に作られていて、朝ごはんだけでもまた食べにきたいくらい。ヨーグルトのトッピングのはちみつナッツとか、ちょっとしたメニューにも工夫があって。自家製のウインナーとか、1つ1つの料理がちゃんとクオリティが高かったです。

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(ちょりんたさん撮影)

「離島」で過ごす、リトリート。

■ちょりんたさんは、普段から意識して、自分だけの時間をもつこと、”リトリート”していますか?
― そうですね。なるべくしています。

■いつ、そういった時間を作っていますか?
― 週に1回程は、仕事から離れて旅行にいくことが多いです。旅行って移動時間が長いので、その時間でぼーっとしながら、自分を見つめ直したり。そういう時間が自分にとってはリトリートかなと。

■どこで、どんなことをしてリトリートを過ごしていますか?
― 人混みが苦手なので、東京を離れて、旅行に行くようにしています。特にお気に入りの場所は「離島」。東京からもぱっといけるところだと、伊豆諸島の新島や式根島とか。他には、沖縄の離島の竹富島などが好きです。

あえて誰もいない冬に行って、写真を撮ったりしています。海と山と空しかないけど、とっても気持ちがいい。何もしないをしにいくという感じですかね(笑)

■最近訪れた離島で、ちょりんたさんが気に入ったリトリートのスポットはありましたか?
― 最近行ってよかったのは、瀬戸内の男木島。瀬戸内国際芸術祭も開催されているアートの島なんですけど、のんびり過ごしたかったのであえて開催時期を外していきました(笑)
男木島の中でも、古民家を改装して作った「男木島図書館」がとてもよかったです。

壁一面本が並んでいて、2階は屋根裏部屋みたいになっていてちょっとわくわくしちゃうような空間で。インテリアも小学校で使われるような椅子とテーブルが並んでいたり。なんだか落ち着く、温かい場所なんですよね。本を読みながらゆっくり過ごしました。

あと、その時に宿泊した岡山県の宇野港にある「HYM Hostel」も、とてもよかった。

古いビルを改装したホテルなので、外観は結構年季が入っているんですけど、シンプルで本当に味があるホステルで。

瀬戸内海が目の前に広がっていて、海がすごい近いんですよね。屋上からの景色が素晴らしかったです。海外の方が屋上で本を読んでいて。すごく絵になっていたので、思わずシャッターを切っちゃいました。

男木島図書館も、このホテルもぜひ訪れてみてほしいおすすめの場所です。

あなたにとっての、”リトリート”とは?


■ちょりんたさんにとって、リトリート(日常生活から離れ、自分だけの時間を持つこと)は、なぜ大切だと思いますか?リトリートってどんな存在でしょうか。
ー 私にとっては、「自分の方向性や進んでいる道を、確認できる時間」かもしれません。

最近、よくやっていることがあって、この1年何回旅行に行ったかを数えたり、5年前のこの時期に自分がSNSに何を投稿していたか、とか過去の投稿を振り返ったりしていて。

例えば、写真だったら、5年前はまずカメラをはじめて、まずはうまく撮れるように頑張ろうって思っていたなあ。次の年、写真を機にコミュニティを増やしていこうとしていたんだな、とか。

他にも、友人と旅行に行くことも多いんですけど、旅の移動時間って暇ですよね。そういう時間を上手くつかって、考えがまとまっていないことを友達に話したり、過去を振り返ったり、自分の思考の整理をするようにしています。

そうすることで、自分がちょっとずつだけど前に進めているんだなと確認できる。「じゃあ次は何しようかな?」というのを、落ち着いて考える時間になっています。

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明日への活力となる、リトリート。


少し立ち止まって考える時間があるからこそ、心や考えに余白が生まれ、「じゃあ次は何をしよう?」と、未来へと思いを巡らせることができる。

旅の移動時間などを上手に使って、気軽に過去を振り返ることからはじめられる、ちょりんたさんのリトリート。日々忙しく過ごしている人でも、真似できそうな気がしますよね。

ちょりんたさんおすすめの、人があまりいない離島にも、足を運んでみたくなりました。

リラックスした自分の時間を過ごしながら、明日への活力となるような、そんな時間を楽しむのも、1つのリトリートかもしれませんね。

ちょりんたさん、素敵な暮らしと旅のヒントをありがとうございました。

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<Retreat Magazineは公式Instagramでもお届けしています!>

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