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53MM その15  53歳のおじさんが「もの書き」になる物語

社会人編 ラジオ体操の思い出

携帯電話会社の故障修理部門を担当する子会社の勤務時間は9:30~18:00だった。

9:30になると、どこからともなくラジオ体操が流れる。朝礼の前にラジオ体操第一をする会社だった。(ラジオ体操第二は時間の都合でやらなかった。)
入社したての頃は、ラジオ体操なんて、小っ恥ずかしい感じがして、正直言ってあまりやりたくなかった。みんながやるから仕方なくやるかぁ、という気持ちで体操をした。
しかし、習慣というものは恐ろしいもので、毎日やっていると次第に体の動きが良くなってきて、仕事もテキパキ出来るような感じがしてきた。

入社してから26年。
今は転職して、他の会社で働いているけれど、気がつけば、体調が悪い時以外、毎朝6:30になると、部屋にあるラジオのスイッチを入れて、ラジオ体操をしている。

ラジオ体操が、おじさんの毎日の習慣になり、健康法の一つとなっている。


ラタ坊という名前だそうです

(注釈)
おじさんが小学生だった頃、夏休みの朝、お寺に集まりラジオ体操をしていました。体操が終わると、スタンプカードにハンコを押してもらいました。
皆勤賞だった年には、文房具をもらった記憶があります。
著者:オニワ晃秀(電子もの書き屋オニワ)


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