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最近気づいたゼロ円断捨離2種

近所を散歩中に何気ない風景の中で発見したお金をかけない断捨離2つ。これ今日noteします。

一つめ ものバラシ断捨離

人気が高いDIYはいわずもがなの「ものづくり」。その反対「ものバラシ」でほぼゼロ円断捨離するというアイデア。

自身は以前からものバラシも自分でやっていたので今まで気づきませんでしたが、そうしない人は多いみたいなので、ものバラシDIYの宣伝したいと思い立ちました。

先日のこと、散歩に出たらすぐ近所で、古くて朽ち果てたウッドデッキを解体作業している職人さんの姿を目にしました。

大きくない朽ちたウッドデッキの解体作業に職人さん一人で二日(10時間ぐらい?)かけていましたから、時賃3千円だったら人件費が3万円。これに廃棄費用や交通費が2万円かかったとして合計5万円。さらに職人さんの儲けを入れたら8万円ぐらいが廃棄物処理にかかるお金かな?と勝手な想像しながら解体作業をときどき眺めていました。

このような自分の手に負えるものなら、自前でバラして捨てれば費用はほぼタダで済むから「ゼロ円断捨離」が可能になります。

最初の難関は、バラシのテクニック

難関といってもバラシのテクニックは難易度低め。DIYでものを作るときの逆をやればいいのです。

ネジで組み立ててあるならネジを外すだけ。クギで打ち付けてあるならクギを抜くだけ、なのですが時間が経ってネジやクギが錆びていたり、接着剤を使ってある場合は少し難易度が高くなります。

そんな場合は「バール」と「大型ハンマー」でバラします。
バールとはこんなものです↓↓↓

ニュースでよく耳にする「バールのようなもの」はこんなものなのでしょうか。とにかくこのバールの先端を木材などのつなぎ目に食い込ませてこじれば錆びたネジクギや接着剤でもバラせます。少し大きめのバールがバラすときに楽です。
もし木材のつなぎ目になかなか食い込まない場合は、大型ハンマーを使ってバールを無理やり食い込ませます。この方法で木製で組み立ててあるものはほとんどバラせます。

組み立てていないものを小さくバラすには、電動丸ノコで切断するのがおすすめ。丸ノコの刃は木材も金属も切断できる多材料用が売られているので、それに交換したら木材でも金属でもプラでも袋に入るぐらい材質を気にせず小さく切断できます。

不用品切断に特化した電動カッターならこのようなものもあります。ものづくりにどの程度役立つかは不明ですが、不用品をバラして捨てる断捨離が多くありそうだ!という方々には1台あるといいと思います。

次に立ちふさがる難関は どうやって捨てるの?

基本的なゴミ捨て手段は市町村のゴミ回収を利用する方法です
ゴミ回収は自治体によってずいぶん事情が違いますので、捨てる前に自分の住む市町村のゴミ回収方法を調べましょう。

手軽に依頼できる自治体のゴミ回収に「粗大ごみの有料引き取り」があります。これは手軽である反面、お値段高めだからお金の節約としては効果半減になってしまいます。ここは時間と手間をかけてバラせるところまでトコトンバラして分別して指定の資源ゴミや不燃・可燃ゴミに分けるのが安くておすすめです。

バラして木材になるものは可燃ゴミとして市町村指定の袋に入れたら粗大ゴミで出すよりだいぶ安くはなります。しかしもし市町村に「ゴミの持ち込み廃却」という制度があれば、そこに車で持ち込んで捨てる方がもっと安いでしょう。たとえば百キロ千円とか。

さらに、木材ゴミは捨てないで焚火にする手があります

焚火の燃料にしてしまえばタダで灰にして庭木の肥料にできます。焚火は大量にゴミを燃やす「野焼き」ではなくて、アウトドアでやるような飯盒でご飯炊いたり焼き芋焼いたりするあの焚火です。毎週末になったら家族みんなで庭で焚火したらいいんです。

解体で出てくる釘やボルトなどは金毒資源ゴミとして無料で回収している市町村も多いと思います。こうした金属は集めて売却できるから市町村も集めたいわけです。

電子ゴミ!たとえばテレビやパソコンは・・・

テレビやパソコンは電子ゴミとして捨てられませんが、分解したら内部の電子基板などは電子ゴミとして捨てられるとする自治体は多いと思います。ただこれも自治体のサイトで確認しましょう。

合わせてテレビやパソコンの筐体という箱はプラスチックなので、バラしたら筐体などのプラ部品はズタ袋に入れて大型ハンマーで粉砕したら不燃ゴミとして出せると思います。

こんな具合にテレビやパソコンはゴミで捨てられないという常識も、それをバラバラに分解したら分別されたゴミにできるという裏技あります(それぞれの市町村サイトなどで確認は必要です)。

定年後のみなさん、自由な時間はたくさんあるので、こうした解体DIYと賢いゴミ捨てで断捨離してみませんか!

二つめ お庭から植木を撤去「庭木断捨離」

庭付きの持ち家に発生するのが「庭木」という普段は心癒すもの。

庭木はそれを植えた頃は「早く大きくなーれ」「早く花を満開にさせておくれ」と毎年樹木の生長を願う子どものように可愛い存在なのですが、時が経って大きく育った庭木は、ある日「こりゃあもう俺にはどうすることもできんぞ!」と気づかされることになります。

太く育って高くもなって、しかも自身の歳も嵩み、もはや切ることもできない怪物になっているわけなのです。

こういうとき、助けになるのが植木屋さん。しかしお金をかけたくない私のような一部特殊な方々は、なんとかこれも自分でやってしまおうとします。

でもよく木を見てください。何とか自分の手に負えますか?

齢とってから高いところにハシゴかけて登るのは危険です。だったら高枝ノコギリを二階ベランダから伸ばして切るとか、なんかよい方法考えられませんか?

こうして庭の樹木は自分で切り、更に電動ノコなどで細かく切り刻み、一年庭で干せば焚火の薪になります。

指ぐらいの太さの枝はそのまま庭の隅の1年放置したら半分朽ちて乾燥して、手でポキポキ折れるようになりますから焚火の火付け材として立派な燃料になります。

それでも薪にするには量が大きすぎる場合は、やっぱり市町村サイトを眺めて持ち込めるところに自家用車で持って行って捨てるのが安くつく方法。だから庭木の断捨離を自前でやる場合は、自家用車を断捨離してしまう前に全部庭木を撤去してしまうのが良さそうですね。

後期高齢ぐらいになると自力での庭木撤去も難しいです

高齢になると体力も落ちますから朽ちたウッドデッキでも壊すのはたいへん。自家用車も手放すときが来ますからゴミを運べません。庭いじりもなかなかお尻が重くなることでしょう。

だからできれば60歳代でこういう手間がかかる庭木は全部撤去して、せいぜい野菜や草花ぐらいの手に負える植物を植え、あとは白い砂利を敷いた広い庭に椅子やテーブルなんか出して日暮れになったら野外で晩餐するとか、そんな暮らししたいなと思います。

そのために我が家の立派な桜の木や、毎年実をつける柿の木は、名残惜しいけど今後5年かけて69歳までに全部自力で断捨離しようと思うんです。

こんな解体DIYと庭木の断捨離の計画たててみました。これ実行するために我が家で持ち出すお金は1万円という感じでしょう。

こんな断捨離、どうですか!

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