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わがままのすすめ

わがままとは?

自身で「やりたい!」と思ったことをほかの人の意見に耳を貸さずに独り突っ走ってやってしまうこと、たぶんこんなイメージだと思うんだけど、ふつうこのような行動はイケナイという

しかし内向きな心で一人静に自分の内心を探っていくと
もし周囲のみんなに配慮しながら生きる自分になってしまったら、やりたいことなのにいつも誰かの意見を聞き、せっかくの自身の期待は「わりとつまらない」姿に化けてしまう・・・だから意気消沈と、こうなる

一方会社なんかでバイタリティーに溢れ、積極的に元気よく強気でみんなの行動をリードする「親分肌」の人間がいることは、ままある

実際彼ら親分肌はわがままなんだ

社会では業績スバラシイ会社のワンマン社長とか、剛腕な政治家に「あ!この人!」とそんな人物が思い当たりさそかし嫌われ者かと思いきや、周囲から嫌われ者の風でもなくて、逆に持ち上げられ賞賛されてもいる

まあsnsやリアル飲み会での陰口の対象者なんだろうけど

実は、わがままは、ライフスタイルだった

わがままはできない事だから、みんなと強調して一緒にやっていこう!とする志は世渡り上手のための鉄板なんだけど、これではじぶんのやりたい事がそのまんま直球では実行し難い

でも実は、いつもこんなでもないんだ
ときおりふつうの人でもわがままを通せる「スキマ」みたいな期間限定、相手限定のわがままチャンスが巡ってくることがある
冷静によく見ているとそれが分かることがある

そのチャンスに気づくため『もしチャンス到来ときたら自分のやりたい事をやりたいようにやってしまおう』といつも心のどこかで考えて機会を掴む、こんなスタイルがわがままライフスタイル

どのように「わがままライフスタイル」を会得できる?

卑近な例ではsnsを本名でエントリーしたら、心にブレーキが働いて自由勝手に好きなことを書き込むのはハードルが高くなるのがふつうだけど、匿名なら言いたい放題書き込むことも容易になる
隠れているからわがまま放題しても誰だか分からないからね

しかしこれは良い例だと思わない
自分を隠してわがままするのは実社会ではすぐに限界が来てしまうからほどほどにしないとね

では実社会でどんなときに自分のわがままで突っ走れるチャンスになるのか?

ひとつの例は他の人たちに、良くも悪くも自分が頼られた場合
割とあるのは、他の誰もが引き受けたがらない仕事のお鉢は自分に降ってきたというシチュエーション

みんなその仕事から逃げていくから自分ひとりで何とかしなきゃならないと、一見辛い目に遭わされる!な悲惨な気分になるかもしれないけど、うまく運べばこれわがままライフスタイルを遺憾なく発揮できる最大のチャンス

こういう仕事はそれまで考えていた「自分のやりたいこと」ではないまったく別モノかもしれないけど、仕事の中身うんぬんよりも自分のやりたい方法で勝手にすすめられそうだ!という期待が思うよりデカイという魅力が内在されている
ここに気づくのがわがままライフスタイルの鍵となる

もちろんそのまんま周囲と相談しながら合意を取って方式をみんなは期待するんだろうけど、そうは気前よくない
こんな従来方式ではせっかくのわがままチャンスを掴むことはできなくて、元の木阿弥のようにみんなに言われっぱなしの「まとめ役」になって自分的にみじめ
だから自分で自分の仕事での働き方改革をするという流れになって行きたい

具体的には他人に相談せず、ほぼほぼ自分でやりたいように行動を決める

いちばんわがままになれない方法は、分からないからゼロから広く教えてくださいませ!と誰か同じオフィスにいる身近なベテランにお願いしてしまうクセ

この方法では、完全に自身の自由をお願いした相手に乗っ取られてしまう
決してこんなお願いはやらない方がいい

その代わりにピンポイントで知りたいことだけ狭く狭く尋ねる
そしてなるべく社外の人を活用して知識を得るようにする

その上で、一部の小さいことでいいから成功を収めてしまうことが秘訣

だからド真剣にここを考えた方がいい

補足すると多くの人がやりたがる仕事方式は、まず今後の仕事の基礎を固めて、その上で次をやって、それが済んだらその上の仕事をやり・・・次第に土台から頂上までピラミッドを積み上げるみたいな方式
「ピラミッド方式」とでも言おうか

しかしピラミッド方式では全部いっぺんに進めるため、全部終わらないと終われない
終わらないと全部が中途半端になってしまうから予想外に時間かかって期限に手遅れになりそうになり、誰からも苦情言われてパニクり易い

そうじゃなくて、一番簡単に片付きそうな、たとえば試作品を一個でっち上げて見てもらうとか、一番小さな部署だけ選んでIT化し、その部署の人達が喜んだところを他に見せびらかすなどの作戦をしながら、だんだん他に完成品を広げていくことが良い感じ

人は不思議なもので、まだ見ぬ事はいくら説明しても分かってくれず、批判的になって反対意見いっぱい言ってくるけど、ひとつ成功例を見せて「こんな感じで」となるだけで批判は止まり前向きモードになる、と思ったことが何度もあった

さらにこの段階でひとつ、わがままライフスタイルを続けるために罠を仕掛けておくのがおすすめ

他の人にはとても難しいような仕組みを仕事に仕込んでおく

「他の人にはとても難しい」はホントに難しいことでもなくて、それまでの自分流の人脈とか経験とか、できれば知識と発想力とか説得力とか

そんな仕組みは他者に引継ぎがどだい無理
なので自分のわがままを最後まで突き通すことができる

たぶん罠づくりには人脈が一番狙い目だと思う

なぜなら会社生活が長ければ社内の他に取引先や関係省庁の人脈は自然と自分で持っているだろうし、これらは意外と他の人とカブっていない

転職したてなら同僚がまったく知らない人脈あるいはメーカー、サービス業者を知っているから、そういうのを巻き込んだ仕事を編成してしまったらいい、これで「余人をもって代えがたい」人になれるから誰も意見言えなくなり、自分のわがまま放題の仕事が進められる

どうでもいい仕事をわがままにできる方が幸せじゃん

将来こんな仕事に就きたい!と思ったら一度はその仕事に就けるように上司に相談したりして無理やりでも実現させたらいいと思う
一生に一度は就きたかった仕事をやってみるべきだ
それが「夢を叶える」ことになるんだから、こういうのもわがままライフスタイルに必要なんだ

しかし『思っていたこととは違っていた』と夢を叶えたことを後悔することはあまり珍しくない、そんなもんだ

だけどこれで気落ちすることはない、なぜなら夢の仕事を一度やって終わったからだ、それで十分だったと考えるのが秘訣
一度夢が叶ったら、二度叶えなくってもいい

その代わりに、会社の仕事はお金のため!と割り切れる心を持つ

最初からそう考える人はあまりないだろう
調べたわけではないけど、そう思う

持論だけど、会社に限っては夢を追うよりこっちの方が大事

お金のためなら、何でもとは言わないけど、結構いろんなことやるぜ
こう考える方がビジネスマンマインドとしてふさわしい

そして夢でもない仕事に就けばいいんだけど、この時点でわがままライフスタイルを忘れてはいけない

決して滅私奉公で従事するんじゃなくて、自分に降って来た仕事を、わがまま化アレンジし、お給料のために仕事にまい進したらいい

お給料目的の他に、出張だらけで楽しいとか、海外赴任で良い目にあうとか、お金以外のわがまま幸せ目的もアリ

もしも嫌いで不得意な仕事が自分に舞い込む気配を感じたら、先回りして転職するわがまま精神を備えておくことも大事

このようにして会社生活はわがままに進む

そうこうするうちに歳も歳になって退職してリタイアする歳になる

そうすると今度は家庭内でわがままライフスタイルをどう展開するかという課題に直面する

正直言って家庭内でわがままは会社内より難易度が高い高い!

でも心配することはなく、それまで培ったわがままライフスタイルの腕前も上がっているので、家庭内でのわがままが可能になる「スキマ」はすぐ発見できるだろうと思う

家庭内わがままライフスタイルもnoteしたいと思っていたけど、なんだか長くなってしまったので今日はここで終わりにし、様子みてまた書けたら書こうかなと思っています


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