そこが私の欠点なのか
私は離婚の経験から、もう人を傷つけるのも傷つけられるのも嫌、と思っている でも気付いた それは人と深く関わるのが嫌だ、ということと同義だ、と つまり、私は「閉じている」
人と関わるのが好きだ 他者と話すのは楽しい でもそれは、きっと私にとって「外向きの顔を作る相手」だから それほど深い間柄ではない場合、人はたいてい外向きの笑顔を作って接してくれるし、私もそうするから それはそんなに難しいことではない
夫婦はどうなんだろう? 私は夫婦は自分の半身のようなものだと思うし、だからこそ別れることになると、体を裂くように辛い でも、私にとって元夫も他者でしかなかった 私はいつ彼から逃げられるか、それしか考えていなかったから
今の彼は、夫婦は受容によってうまくいく、と言った 元夫はいつも依存してきていた 依存は一方的に相手に求める行為で、受容はお互いの我儘を少しずつ認め合う行為 そして、結婚に逃げることを、人に人生を丸投げする行為だと思っていたけど、彼は結婚は、半分自分の人生を相手に与え、半分相手の人生を貰うこと、だと言う
私は結婚しても孤独だったし、人は皆孤独なのが当たり前だと思っていた つまり、私はいつも「閉じていた」 そして夫を警戒するべき相手だと思っていた それは彼の性格によるものではなく、私の男性観なのだろう きっと裏切る、常に逃げる用意をしておかなくちゃ、と
そしてこれは営業職あるあるなんだけど 人の懐に入るのがうまい、人の笑顔を引き出すのがうまい
近寄りたい、と思わせることが出来る けれど、本当はなかなか本心を見せないし、その人の本当に大切な人になることは至難の業だ まあ私はそんな出来る営業ではないけど
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