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【2023年】国道418号八百津〜恵那区間(八百津ダート)と深沢峡五月橋の現状

【2023年】国道418号八百津〜恵那区間(八百津ダート)と深沢峡五月橋の現状

国道418号八百津〜恵那区間、いわゆる「八百津ダート」。

日本3大酷道の1つとして名高い道ですが、個人的にはかれこれ10年間ほぼ毎年通い続けてきた思い入れの深い道でもあります。

木曽川沿いに伸びるこの道は、2028年完成予定の新丸山ダム湖に水没することが決まっており、沿道の風景は毎週のように目まぐるしく変化しています。

以前noteで紹介した場所にも大きな変化が現れているので、約3年ぶりに八

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酷道ウォーキング

酷道ウォーキング

天下の「酷道」として有名な国道418号八百津~恵那区間を歩いてきました。

ここに初めて来たのは6年ぐらい前、高校に上がってすぐの時だったような記憶があるので随分長い付き合いになります。

この青看板も初めてきた時にはまだ左折側に県道の表示があったんですが、いつの間にか消されてしまいました。

国道側にバッテンが打たれてるのは当時から全く変わってませんけどね。

右手を流れる木曽川(丸山ダム湖)沿

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国道418号 通行止め区間を歩いてきた(2020/3/22)

国道418号 通行止め区間を歩いてきた(2020/3/22)

例大祭が延期になって暇なので、国道418号の町道分岐から先の区間を歩いてきました。

左の坂道が八百津町道、右の通行止めゲートの奥が恵那市の笠置ダム付近へと続く国道418号です。

こちらは県道352号との交点です。
左の坂道を下ると秘境・深沢峡に架かる五月橋を渡って瑞浪市へと抜けられますが、今回はスルーします。

名場居川に架かる橋を渡って恵那市へ入ります。

名場居川付近にある川平集落跡の名物

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酷道“掃”行記

酷道“掃”行記

以前の記事で少しだけ触れた国道418号八百津~恵那区間のゴミ問題。

あれを放置しておくのはさすがに見苦しいので4月下旬と5月上旬の2回に分けて湯谷橋~二股トンネル間でゴミ拾いを実施しました。

食事してそのままポイ捨てする人が多いようで、ペットボトルやコンビニ弁当がビニール袋に入れられた状態で捨ててあるのを何度も見ました。

大量の空き缶が埋まってるような場所もありました。

あっという間に空き

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「二股トンネルは、かつて内部で道が分岐していた」は誤り。

「二股トンネルは、かつて内部で道が分岐していた」は誤り。

岐阜県加茂郡八百津町の国道418号にある「二股トンネル」は東海地方では超がつくほど有名な心霊スポットです。

それゆえにネット上では、このトンネルが心霊スポットと呼ばれるようになったきっかけである人柱伝説はもちろん、現地を訪れた人の体験談も含めて数多くの「真偽不明の噂」が飛び交っています。

現地での心霊体験談については酷道走破のついでにトンネルを10回近く通ったのにいまだに火の玉一つ見ていない人

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東美濃ナンバーはナゼ失敗したのか?前編「東美濃が抱える諸問題」

東美濃ナンバーはナゼ失敗したのか?前編「東美濃が抱える諸問題」

2006年から導入が始まり、2021年4月現在では25都道府県46地域にまで広まったご当地ナンバー。

地域おこしへの利用や現行の地名表示への不満等を背景に全国各地で新規導入を目指す動きがある一方で、中には地元住民から強い反発を受けた事例も複数存在します。

導入決定に至るまでのプロセスや個人情報保護の観点から計画を問題視する声が高まり、訴訟問題にまで発展した東京都の世田谷ナンバー騒動はご存知の方

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東美濃ナンバーはナゼ失敗したのか?後編「民意軽視と悪あがき」

東美濃ナンバーはナゼ失敗したのか?後編「民意軽視と悪あがき」

後編では東美濃ナンバー推進派の代表組織「東美濃ナンバー実現協議会(以下、協議会と表記)」の問題点を中心に取り上げていきます。

前編はこちら

1.第1回住民アンケートは反対多数に

2018年1月18~31日にかけて、協議会は東美濃ナンバー導入の是非を問う住民アンケートを実施しました。

対象となったのは7市町に住む18歳以上の住民の中からランダムに選ばれた1万人で、対象者にはアンケート用紙が送

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